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会社が思わず納得してしまう「退職理由」3つ


ご覧いただきありがとうございます。
私は100人程度のスタートアップ企業で人事・労務管理を担当しています。
事業の社会への浸透を目指す方のバックオフィスをアシストするのが自身の目標です。(会社HPはこちら🌸)
そのためにこのnoteでは少しでも役立つ情報の発信を目指します!


この記事の目的

人事労務担当として働いていると全社の社員の退職届を回収することになります。
回収する際には、各部門の上長より受領理由が添えられていたり、退職で会社と相談が必要なケースには立ち会うことも多いので、理由によって、スムーズに会社が納得してしまうものとそうでないものがあります。

今回は、会社がスムーズに納得してしまう理由についてまとめました。

記事の目的としては、会社の担当者の方に、こういう退職理由はよくあるのかな、と客観的に知ってもらうことで次回の対策ができる点であり、どうしても辞めたい方へこの理由を使ってくださいというお勧めのためではありません(念のため笑)

納得される退職理由

当社で直近で直近あった退職理由を紹介します。
結婚や介護などの家庭の事情は避けられないところもあるので、当記事では扱っていません。

①会社のBtoBの仕事が自分には合わない。
前職でBtoCを担当されていた方からの退職理由です。
人によっては、多少戸惑うことはあっても、BtoCからBtoBに切り替えられる人はいらっしゃるかと思います。そのため、そのつもりで入社したが、しばらく業務をやっていて、その形式が自分に合わないと感じたとのことです。

BtoBもBtoCもどちらも大切で、どちらがよいというものでもありません。
それが合わないといわれると、やめてもらうのが会社にも本人にもいいのかな、と思ってしまいます。

②希望の職種を専任でやりたい
小さい会社では、業務を複数担当することが多いと思います。
私自身もそうですが、労務担当として入社しましたが、PCのセットアップや管理など、情シスの部分も担当しています。
エンジニアとして入社しても、採用業務に関わったり、出社したら発送業務を手伝ったりなど、いろいろな業務を担当する必要があります。

入社当初はいろいろ経験できることに魅力も感じますが、慣れてくると、自身のキャリアに関する業務に集中して取り組みたいと思うようになります。
それを叶えるために、現職では難しいので転職を希望される方がいます。

会社側では、人手不足でその人の業務を専任にすることができないため、調整できず、退職を認めざるを得ない状況になってしまいます。

③年収をあげる必要ができた
スタートアップやベンチャー企業の方の理由となりますが、それらの会社に入る際には、社会的な意義や事業目的に共感して入社する方も多いため、年収を気にしない方も多くいらっしゃいます。
ただ、入社後にしばらくたって、家族と落ち着いて暮らしたい、子供の受験がある等、やりがいよりもお金の優先度が高まると、年収アップの希望が高まります。
しかし、会社内で急きょ年収をあげるわけにはいかないので、転職を行い、会社側も認めざるを得ない状況になってしまいます。

まとめ

会社側が思わず認めてしまう退職理由としては、本人の希望に沿いたい気持ちはあるが、会社の体制や制度を変える必要があるため、急な対応は難しい点にあると思います。
会社としても、対応できないまま無理にいてもらうことは避けたいと考えてしまうため、本人の転職希望を受け入れてしまいます。

会社にとって一番避けたいのは、突然の転職です。代わりの人を採用するには、求人票の作成や入社手続きなど、少なくとも1カ月はかかってしまうかと思います。
たとえ転職が避けられないとしても、普段から1人1人の社員とコミュニケーションをとり、早めに転職意向をヒアリングできるとよいです!


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