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Paw Stories

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我が家のヨーキー家族:りんご、まめ、大五郎の話。
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記事一覧

Happiness is a warm puppy

“Happiness is a warm puppy.” – Charles Shultz (cartoonist, Peanuts) しあわせはあたたかい子犬。 さすがなのだわ……世界一の愛され犬といっても良きスヌーピーさんの生みの親、シュルツさんの言うことは真実。犬愛。最近は犬莫迦が高じ過ぎて(何事も推しごとには拗らせる傾向)自分で使うだけにラインスタンプまで作ってしまった私。 と、いうことでただただ私が我が家の三匹への愛を語る記事。ちなみに他の犬記事まとめ。 ここ

大五郎、セラピードッグへの道【6】

【前回までのあらすじ】セラピードッグになるための第2トレーニングのトレーニングが始まった大五郎(ヨークシャーテリア、雄、1歳)だが紹介されたコースは問題犬コース。6頭の問題犬たちの中で唯一の小型犬である大五郎氏。いったいどうなる。セラピードッグへの道は遠い。かなり、遠い。 🐩🐶続きものの体で書いていますが、単話でもお楽しみいただけるよう、心がけて書いております!犬の訓練Tipsなども交えておりますよ。今回はよく吠える犬しつけTipがメインです🐶🐩 前回の話↓↓ 🐩🐩🐩🐩

スカンク屁被害事件簿

先日のNoteで呪詛を吐き散らかしたが、思い出したら、むかむかしてきたので詳細を書くことにいたした。スカンクの話。 我が家の隣人は野生の動物に餌付けをする。我が家は住宅街にあるがなんせ北米の田舎である。野良猫、野良犬などは存在しないが(本当にいない。在米歴も22年になるが見たことがない)リス、ウサギ、鳥(鳩・カラスを含む)などはもちろん、オポッサム(死ぬフリのうまいネズミを巨大化したようなもの)ラクーン(狸)、スカンクなどが我が物顔で闊歩している。もちろん、隣人のせいでうち

大五郎、セラピードッグへの道【5】

【前回までのあらすじ】セラピードッグになるための第1トレーニングをほぼ、お情けレベルで終了大五郎(ヨークシャーテリア、雄、1歳)ここで第2トレーニングに行く前に問題犬コースを薦められ、がっくり肩を落とした私なのであった。セラピードッグへの道は遠い。前回の話↓↓ 問題児コース。かろうじて最初の訓練をクリアしたものの、次に勧められたのは他の犬や人に吠える犬たちへの特別クラスでがっくり力を落とす私。いやだがしかし、大五郎の悪五郎ぶりを鑑みるに妥当な提案である。 何だって大五郎が

まめこさんへの愛を語る。

だいふくだるまさんは、穏やかで繊細なお話を綴られるNoterさんで、私は彼女の文章の大ファンであるのだけど。その方が「#愛について語ること」というテーマで自分の好きなものや大事なものについての愛を真摯に、丁寧に綴っておられ、その記事に触れ、私も愛について語りたい、と思ったわけなのです。 そして「何愛について語ろう」と思った時にまず浮かんだのがまめこさん🐶夫アルゴではなく、まめこさん。 というわけで、ただひたすらにまめこがかわいい、まめこを愛しているという単なる犬🐶馬鹿No

大五郎、セラピードッグへの道【4】

【前回までのあらすじ】セラピードッグになるべくトレーニングを開始した大五郎(ヨークシャーテリア、雄、1歳)宿題に出たコマンドは難なくこなし、夫からの説教も大人しく受けるものの相変わらず、他の犬に興奮することを止めないので、あれやこれやと作を考える私なのであった。 申し込んだトレーニングは週に一回、60分(宿題付き)それが6週にわたる。3週目に私がコロナにかかってしまい、1クラス行けなかったが、送られてくる宿題こなしつつ、4回のトレーニングに通った。週が進むにつれ、他のお犬た

Ringoがやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!(1)

 私がここで使っている名前、Ringoは愛犬の名前である。Ringoというとこちらの人からは、リンゴ・スター?ビートルズのファンなの?と聞かれる。というわけでタイトル。Ringoがやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ! 。  このタイトルは、ビートルズ主演映画の邦題タイトルパロ。「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」ちなみに原題はA Hard Day's Night。いつの時代も映画の邦題って謎のセンスが光っている。  とまぁ、そんなタイトルだが、Ringoはビートルズのドラ

Ringoがやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!(2)

 愛犬Ringoがやってきた時の話。(その1)  リンゴがやって来て、約1年後。その日、私は喘息の発作で休んでいた。発作の度合いにもよるけれど、この時はかなり大きい発作で、私は一週間ほど仕事も休んでいた。  そんなある日。ちょっと出かけてくると昼間に家を出たきりのアルゴが、夜にふらりと帰ってきた。「おみやげあるよ~」と流れるような日本語で言いながら、階段を上がってくる音がした。ベッドで体を起こすとアルゴは腕に黒いモコモコしたぬいぐるみを持って部屋に入ってきた。 「名前は

Ringoがやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!(3-Final)

 モールで恋に落ちたからと言って夫であるアルゴがペットショップから連れて帰ってきたのが、リンゴ(その1)。そして1年後、アルゴは再度、別のモールで恋をして、連れて帰ったのがマメ(その2)我が家は二人と二匹で楽しく、にぎやかに毎日を過ごしていた。↓このように、サンタコスさせて家族写真を撮ってカードにして送るくらいには溺愛している。で、その続き。  マメを連れ帰った折は、しおらしく、お店の劣悪な環境がかわいそうだ、というようなことを言っていたアルゴだったけど、マメを連れ帰ったの

Don't Jinx It お別れは突然に

 Don't Jinx It と言う言葉。言葉にしちゃったら悪いことが起こるというようなニュアンスで使う。例えば、仕事をしていて暇な日に「あ〜暇でいい感じの1日だよね😀。このまま1日が終わるといいよね〜」なんてことを言うと、Don't jinx it と言われたりする。「やめてよ〜、そういう事言う忙しくなるんだから」的な意味合い。言葉にすると悪いことがおこっちゃう的な。  と、言うわけで私は自分で自分に jinxしてしっまった。犬たちの話(その3)で、生まれた子犬のうちの1

Ringoがやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!で書いたですが、いとこ宅へ行った末の子と1ヶ月ぶりの再会♥溺愛されてました。いとこ宅での家族の集まりだったのですがお天気もよく、とても楽しくハッピーな土曜日でした🐕

Happy Halloween 🎃🎃

Crazy Yorkie Lady (1)

2022年の最初の記事は、犬の話。私のここでの名前は我が家の飼い犬、リンゴ(5歳)からとっている。私は、ご近所の人々に『クレイジー・ヨーキー・レディ』(ヨークシャーテリアに頭のイカれている女)と呼ばれるほどにこのやせっぽちの犬を溺愛している。普通より大きめサイズのヨーキーだけれど、それでも小型犬である。そんなリンゴに私は2度ほど、命を救われている。今回はそんなお話。 ちなみにこのCrazy Yorkie Ladyは、もともとはCrazy Cat Ladyからきている。Cra

Crazy Yorkie Lady (2-Final)

私が愛犬リンゴ(ヨークシャーテリア、5歳)に2度、命を救われた話の続き。(その1) 家の中、庭では💩のできないリンゴのために私は毎日、雨の日も雪の日も散歩に行かねばならない。このヘッダーの写真は、雨の日のお散歩。黄色いレインコートは、ホラー映画『IT』の冒頭で出てくる主人公弟のジョージのレインコートのようなので、着せるたびに毎回、「ジョぉぉぉぉジぃぃぃぃ」とあのピエロの姿をしたペニーワイズという怪物の物まねをすることにしている。 その1で書いたのは、喘息発作で倒れた私を救