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ヘルシンキの街を歩く

毎回、海外旅行をする度、行きたい観光スポットや名所はたくさんあるけれど、あと1日あれば無目的にのんびり街歩きがしたいなと思うわけです。ただ、毎回気づけば時間に追われるように、次から次へと行きたい場所へ移動する貧乏性・・

そんな想いをこの旅でも抱きながら、でもヘルシンキまで来たら見てみたい!と思う建物や行ってみたいスポットを巡りました。

カンピ教会

ヘルシンキ1日目。
早朝は凍えそうなほどの寒さが身にしみました。これが北欧の寒さなんだと実感。
ピリッとした空気を感じながら、まずはカンピ教会へ。

カンピ静寂の礼拝堂は、不思議な形をした木造建築であり、街中に違和感なくかつ存在感を増して佇んでいます。その迫力に圧倒されました。
間近で見ると、木の香りが仄かに漂い気持ちが和らいだことを覚えています。

街中の自然の祈りの場。

カンピ教会内部

次に訪れたのは、驚くほど真っ青な空の下に佇むヘルシンキ大聖堂。
大階段は想像以上に急斜面で、最上階からの眺めは最高でした。

ヘルシンキ大聖堂

白亜の外壁と5つのドームが美しい福音ルーテル派の総本山。
ドイツ人のカール・ルートヴィッヒ・エンゲル氏により設計され、1852年の完成当時はニコライ教会と呼ばれていましたが、1959年にヘルシンキ大聖堂と改称されたそうです。

5,614本のパイプを使ったパイプオルガン

シンプルな聖堂内部は自由に見学ができます。
また、毎週水曜&金曜の正午からはパイプオルガンの演奏も聞けるそうです。今回は残念ながら演奏は聞くことが出来なかったので、次は演奏時間に合わせて訪れ、パイプオルガンの音色聞いてみたい。

フィンランド国立図書館

大聖堂のすぐ向かいには、ヘルシンキ大学に隣接するフィンランド国立図書館があります。
レモンイエローカラーがかわいい図書館は誰でも自由に使用できるので、少し中を見学してきました。

フィンランド国立図書館のメインビルディングはフィンランドで最も有名な19世紀初めの帝国建築の1つだそうです。
歴史を感じられる重厚な雰囲気でありながら、市民に開かれた公共施設として利用され、またそれが街のシンボルとして機能していること、そして私たちのように海外からの旅行客が訪れる場所となり、素晴らしいに尽きると感じました。

極上の景色。
図書館最上階からの眺めは…完璧な美しさでした。

豪華なインテリアと反して、図書館の階段はこんなにシンプル。
シンプルだけど細部にこだわりあるこの階段を上り下りすると、興奮していた気持ちを少しだけ落ち着き取り戻せるような気がしました。



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