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週2更新10年目の僕が考える技術ブログの続け方、書き方、広め方

いわゆる技術記事を書き続けると、勉強になる、実績になる、仕事に繋がる、人の役にたてる、アウトプット欲求を満たせるなどなど、色々良いことがあるという話はよく聞きますよね。

しかし、実際に始めてみても「やる気がない」「書く事がない」「全然読んでもらえない」といった具合に続かない事が多いのではないでしょうか。

という事で今回は、kanのメモ帳という技術ブログの週2更新を9年間連続達成し、10年目に突入した僕が、

実際に技術ブログをどう続けたか、書いているか、広めているかをまとめてみました!



目的と手段

何でもそうですが目的によって手段(やり方)は変わるので、まずは続け方や書き方という前に「何のために技術ブログを書く(続ける)のか」という自分自身の目的を明確にしておくのが大事です。

そして目的は一定である必要はなく、自分の状況に合わせて変えてもいいですし、複数の目的があっても良いのです。
(もちろん最優先の目的は決めといた方が良い)

ただし、技術ブログにおいてお金を稼ぐ事を目的にするのはあまりオススメ出来ません。なぜなら単純に稼げないからです。

とは言え、ブログを通じた講演や執筆、開発などの仕事で間接的に稼く事は可能かもしれません。
実際に僕にも結構仕事の話は来てますし。(現状ほぼ全て断っていますが)

ちなみに僕が技術ブログを続けてる目的は以下のような感じです。
(上の方が優先度が高い)

  • 他の人の役に立つことで自信(自己肯定感)を得るため

  • 継続的に学んで発信する事で、自分自身を広めて知名度を上げていくため

  • 技術力や執筆力などの能力(価値)を高めるため

  • 使わないかもしれないけど記事に出来ると新しい事を試す理由付けのため

また、手段にも絶対の正解はないと思うので、色んな方法を試し、自分にあったやり方を見つけるのをオススメします。
そのためには自分をより理解する必要もあります。自分を変えるより、やり方を変える方が楽ですからね。

ここら辺を考慮した上でこの記事を読んで頂くと、より良い成果に繋がると思います。


続け方 - 習慣化

では本題の技術ブログをどうやって続けてきたかという話です。

やる気だけに頼って続けられれば最高ですが、大抵の場合はそう上手くはいきません。なので大事なのは習慣化し、やる気とは関係なく出来るようにする事です。

ちなみに僕も「やる気がある時に書く」というスタイルでやったら更新が途絶え、その後に習慣化する事によって9年間更新し続ける事が出来ました。

低過ぎるくらい低い目標を立てる

習慣化するにあたって重要なのは「いかに記事を書くか」というより「いかに記事を書き始められるか」という事、つまりスタート部分だと思っています。(意外と始めてしまえば集中出来たりする)

なので、とにかく目標を低すぎるぐらい低く設定する事をオススメします。ただし、頻度は出来るだけ多くし内容を軽くします。

例えば、毎日(頻度)1分以上(内容)は記事を書く、もしくは10文字以上(内容)は書くなどです。
ここで重要なのは「いかに記事を書き始められるか」という点なので、本当に1分でやめてしまっても問題なく、とにかく「高頻度(出来れば毎日)でやる」というのが大事です。

こうする事で、とにかく毎日記事を書く事を当たり前にし、習慣化を目指します。

もちろん公開する記事自体も最初はボリュームを少なくした方が無難です。
もしくは一つの内容をいくつかの記事に分けるという手も良いかもしれません。


記事を書くタイミングや時間を決める

「筋トレしたら風呂に入る」「ご飯を食べたら歯を磨く」のように記事を書くタイミングや時間を決めてしまうのも習慣化には有効です。例えば夕食を食べた後、風呂からあがった後などです。

また、このタイミング自分が1番集中出来る時にすればより効果的です。
ちなみに僕の場合は朝起きてすぐです。

さらにイレギュラーが起きにくいタイミングにするのも重要です。
「朝起きてすぐ書く予定が寝坊した!」みたいな事が起こるようだと習慣化に支障が出るので、自分がほぼ確実に時間を取れるタイミングを模索してみましょう。(もしくは作りましょう)


テンプレ化で効率化

習慣化には労力を減らし、書くことを楽にするという事も大事になります。そこで使えるのがテンプレです。

ここで言うテンプレとは「同じような記事を量産しろ」という事ではなく、記事の流れや、言い回しなど「よく使う部分を形式化しておく」という事です。

例えば「はじめに→目次→内容→おわりに」という流れで毎回書く、画像でイメージを示す時は「イメージとしては以下のような感じです。」という文章を使うなどです。

僕の場合は記事のテンプレを作って、それをコピーして記事を書き始めてたりもしてます。

これはいわゆる癖みたいなものですが、その癖を意識して作り、残す事で「どういう文で書こう?」という労力を減らし、効率化する事が出来ます。


すぐに投稿せず、定期更新にする

記事を書く事を定期で行うように、記事の投稿も定期にした方が習慣化に繋がると思います。

なぜなら仮に執筆が毎日行えるようになったとしても、投稿が不定期だと習慣化出来てる実感が半減してしまうからです。

なので記事が完成してもすぐには投稿せず、曜日や時間などをあらかじめ決めておいて、定期更新にする事をオススメします。

もちろん、毎日更新かそれとほぼ同じぐらいで記事が書けるのなら気にする必要はありませんが、おそらく最初は週1更新ぐらいでも結構厳しいと思います。


続け方 - やる気の向上と維持

「やる気とは関係なく出来るようにする」とは言ったものの、やる気があるに越したことはないですし、なさ過ぎると習慣化自体も難しいので、ここからはやる気を向上させたり、維持したりするにはどうしたら良いかという話です。

連続達成日数を数える

やる気に繋がる事で1番分かりやすいのは、数字の増加だと思います。
そして続ければ確実に増えるのが日数です。

そこで「10日連続で記事書けたぞ!」という具合に執筆が行えた日数を数えるのをオススメします。

「低過ぎるくらい低い目標を立てる」でスタート部分のハードルは下げたのできっと日数は順調に増えていき、達成感とやる気に繋がるはずです。

ただ、続いてるうちは「こんなに続けたのだから途切れさせたくない」とプラスに働きますが、いざ途切れてしまうと、途端にどうでもよくなります。(まるでログインボーナスのように)

なので「体調悪い時はノーカン」「やらなかった次の日に倍やればセーフ」のようにある程度、緩めに考えた方が良いです。
この場合、後からルールを追加していくとグズグズになるので、先に設定しおくと良いでしょう。

なお、PVも更新を続けていれば徐々に増えるので対象として悪くはないですが変化が少なく、下がる事もあるのでちょっと微妙です。

また、言うまでもなく広告収益は論外です。こういう数字は基本見ないぐらいにしといた方が精神衛生上良いかもしれません。


快適な作業環境を構築する

作業する環境がやる気や集中度合いを左右するのは言うまでもない事ですが、これは個人差がかなり大きいので、とにかく自分にとって快適な作業環境を模索するのが大事です。

人や雑音の有無、時間、場所、音楽、空調、匂い、明るさ、空腹度、眠気、酔い、精神状態、自分の格好や姿勢、飲み物や食べ物、PCのスペックやOS、ディスプレイの数やサイズ、椅子、キーボードやマウスなどなど、本当に色々な要素が考えられます。

これらの事を他(お金、体重、etc)を多少犠牲にしてでも整えるとやる気も出ると思います。


目標を公言する、達成も公言する

「これから週2でブログを更新する!」といった目標をTwitterなどで公言する事で、やれなければいけない(カッコ悪い)状態に自分を追い込むのも一つの手です。

また「1年間、連続更新達成!」と達成した事を公言する事も満足感に繋がるのでオススメです。(まさしくこの記事のように)

優しい方から反応(イイネとかお祝いの言葉とか)を貰えたりもするので、「続けてよかった、これからも続けよう」というその後のやる気にも繋がります。

ただし、やり過ぎると見ている人にウザがられる危険性もあるので、節度を守って公言しましょう。


やる気の消費を抑える

僕はやる気も体力と同じように色々な事で消費するモノと考えています。

ようは記事を書くためのやる気」が単独で存在してるのではなく、「めんどくさい事をするためのエネルギー」みたいなものが存在しているというイメージで、余計な事でやる気を消費してしまうとブログの更新の妨げになるという事です。

この消費には「何かをして消費」するのはもちろんのこと、「ストレスを感じる事でダメージを受ける(やる気が減る)」パターンもあると思います。

なので、自分にとってめんどくさい事やストレスを感じる事を減らす努力が必要になります。
例えば
「掃除がめんどうだからルンバを買う」
「食器洗いが嫌いだから食器を全て使い捨ての物にする」
「ストレスを感じるから炎上案件の情報にはアクセスしない」
などが考えられます。(全て僕がやった事がある事ですが)

同様に時間の消費を少なくする努力もすると、俄然他の事がやりやすく>なります。


書き方 - 何を書けばいいのか

次は記事をどう書いているかという話です。

技術ブログを始めると言っても、最初は何を書いて良いか分からないかもしれません。

結論から言えば何を書いても良いのですが(NDAとか書いていけない事は別)、ヒントとしてネタの出し方みたいなのをご紹介したいと思います。

なお、日頃からネタを貯めるのが大事なので、何か思い付いたら(実際に書くかどうか分からなくとも)メモをする癖を付けましょう。

また、どんな内容を書きたいかもある程度箇条書きしておくと、実際に執筆する時に楽になります。


新しく知った事を列挙する

いきなり解説記事みたいなのを書くのはハードルが高いので、最初にオススメなのが新しく知った事を列挙するというものです。

最近は書かなくなりましたが、僕も前は知ったことを複数列挙するだけの記事を書いてました。

https://kan-kikuchi.hatenablog.com/entry/C%23Tip3

この際、ただプログラムやリンクを貼るだけでなく、ちょっとした説明や思ったこと、疑問なども一緒に書くと執筆の練習にもなると思います。

知らない事、分からない事を調べる

いわば技術記事の王道、何か知らない事、分からない事を調べて書くという手法です。

これもただ検索して出てきた記事を貼るだけではなく、実際に使ってみたり、さらに調べたりしてより理解を深める努力をしましょう。
もちろん自分の言葉で説明するというのも大事です。


詰まった事や困った事を書く

これまた技術記事の王道、自分が詰まった事や困った事を書くという手法です。

自分が困った事は高確率で他の誰かも困る事なので、一部の人(困った人)に大変有用な記事になりえます。

さらにより正しい解決策を教えてもらえるチャンスにもなるので、自分にとっても有用です。

また、この手の記事は解決策があればベストですが、なくても大丈夫です。

なぜなら解決策がなくとも何かしらのヒントになるかもしれませんし、あわよくば誰かが解決策を教えてくれるかもしれないからです。



情報をまとめる

本や講演などの情報をまとめるのも、記事の形式としてはよくあるタイプです。その中でも特にオススメなのが講演の動画をまとめる事です。

動画は音を聞かなければいけないですし、飛ばし飛ばし見るというのも難しく、結構見る側のハードルが高いコンテンツだったりします。

なので、音もいらず、流し読みしやすい記事にまとめる事はそれだけで有用なはずです。

また、まとめるには内容をきちんと理解し、場合によっては追加で調べたり試してみたりする必要もあるので、書く側としてもかなり勉強になります。


他の人の記事から着想を得る

他の人の記事をヒントに自分も記事を書いてみるというのもよくあるパターンです。

例えばオススメされてる技術を試してみる、別の事に使ってみる、さらに詳しく調べてみる、みたいな感じです。

記事を読むだけど、なんとなくでしか理解出来ない事が多いですし、実際に手を動かしてみて始めて気付く事もあるので、これまた勉強になります。

もちろん、人の記事を丸々コピペするなんて事は無意味ですし、ご法度です。


自分が当たり前だと思っている事を書いてみる

自分が当たり前だと思っていても、知らない人は必ずいる、そういう事もどんどん記事にしていきましょう。

また「知っていて当たり前 → 知らないとマズい(不便)」という風にも考えられるので、意外と知らない人にとっては重要な情報だったりもします。

ただ問題なのは「自分が何を当たり前だと思っているか」を探す事です。
多分、意識して探すのは困難なので、「これってもしかして?」みたいな感じに気付いて、記事にする形になると思います。


既に同じような記事があっても気にしない

何かのネタが出来て、試しにそれについて検索してみたら、既に似たような記事があったから書くのをやめるというはブログあるあるだと思います。

しかし書く人によって視点や情報、まとめ方が変わってくるので、気にする必要はありません。

その証拠に「この記事の〇〇が分からなかったけど、別の記事で分かった」的な事もよくありますし、実際に何かを調べる時は複数の記事を見る事が多いのではないでしょうか。

そもそも、全くどこにもない新しい情報なんてのは中々ありませんし、そういう記事は書くハードルがめちゃくちゃ高い(難しい)です。
なので、最初のうちはそんな記事は書けないと割り切るぐらいがちょうど良いかもしれません。


書き方 - より良い記事を書くために

ブログを続けていくうちに記事をより良いものにしたいと思うのは当然だと思います。(むしろブログを続ける目的によっては必須の場合も)

という事で僕が記事をより良くするために気を付けている事をご紹介します。ただし、手間が増える事がほとんどなので、記事を書くハードルを上げるかもしれません。

まずは執筆を習慣化し、次により良い記事を目指す、みたいに段階を踏んでいく方が良いでしょう。


先に記事の内容や結論を端的に伝える

まず記事の最初のほうで、内容や結論を端的に伝えておくと分かりやすさが段違いに上がります。

逆にそれがないと、どういう記事なのか読みながら考える必要が出てくるうえに、求めてる情報があるかも読み進めないと分からないので読者の負担が増します。

また、イメージを載せたり、記事が長い場合は目次を付けるのも効果的です。


読者を想定して説明の範囲を変える

技術記事を書く際によくある悩みとして「どこまで説明したらいいんだろう?」というものがあります。

自分が分かっている事を書くためか、説明は疎かになりがちなので、基本的には「ちょっと細かく説明し過ぎかな?」と思うぐらい、説明した方が良いです。

ただし、場合によってはかえって逆効果、つまり細かく説明したせいで逆に分かりにくくなるという事もあります。
例えばプログラムを始めたばかりの人に、全てのコードを細かく説明してしまうと、混乱して大事な部分も理解出来なくなってしまうような場合です。

なのでエンジニアじゃない人や初学者向け、もしくはプログラムが本筋じゃない記事の場合はプログラムについては詳しい事を書かない方が良いと思います。


画像をふんだんに使う

記事に「○○にある△△を押す」みたいな説明がある場合、読んでいる側は「そもそも〇〇がどこにあるの?」と困惑してしまう事がよくあります。

なので画像を付けて説明出来る場合はなるべく画像を付けた方が親切です。さらに動きがある場合はアニメGIFを使うとより分かりやすくなります。

個人的には前述の説明と同じく、画像も使い過ぎかと思うぐらいでちょうど良いと思っています。

また、画像を付けておくとシステムやサービスのUIが変わった時にも便利です。具体的には「記事にある画像と今のUIが違うから〇〇はなくなったのかもしれない」みたいな場合で、こんな時に画像がないと、UIが変わったと気付くのはかなり困難になります。

ただし、よくあるフリー素材の人や動物、風景といった記事とは全く無関係な画像を貼るのはページが重くなるだけなのでやめましょう。

https://www.pakutaso.com/


無駄に文章を捻らない

技術記事を読む人の大半は情報を得る事が目的なので、基本的に読者を楽しませるは必要はないと思います。

なので、無駄に文章を捻ったり、回りくどい表現をするのは分かりにくくなるばかりか、読者にストレスを与える事になりかねません。
(多少のユーモアはアクセントになって良いとは思いますが、塩梅が難しい)

なお、前述の説明や画像のように「情報量としてどこまでが無駄か分からない」場合は少なすぎるより多すぎる方が良いと思うので、省きすぎにも注意が必要です。


見やすさと読みやすさ

情報の量や正しさといった内容の質が技術記事として大事なのはもちろんですが、記事の見やすさや読みやすさといった、見た目の質も大事になってきます。

推敲して、誤字や脱字を出来るだけ減らすのは当然として、文章が変な所で途切れないように改行位置や文章を調整する、行間を開ける、強調したい所に太字にするなどの工夫もするとなお良いです。

これらの工夫は統一がされている事が重要なので、行間は常に一定、文と文の間は1行開ける、章の前も1行開けるといったルールをしっかり決める必要があります。

同様に文章の統一感も重要です。
具体的には文末(ですます調とか、だである調とか)や用語(AssetBundleなのかアセットバンドルなのか)を統一するという感じです。
特に用語は「AssetBundleとアセットバンドルで違うモノなの?」と混乱の原因にもなるので、より気を付けた方が良いでしょう。

ただし「また〜」や「〜と思います」といった言い回し部分は、同じものが連続し過ぎると逆に違和感が出るので、適宜変えていったほうが読みやすくなります。

さらに細かい事を言えば、順番も統一すると良いかもしれません。
例えばこの記事のようにタイトル(続け方、書き方、広め方)と内容の順番を同じにしたり、比較結果の項目を同じ順番に並べたりという感じです。


広め方

ブログを始めたは良いが「せっかく記事を書いたのにあんまり読んでもらえてない!」とお困りの方も多いと思います。

と言う事で最後は技術ブログをどうやって広めているかという話です。

ただし、技術ブログは検索から来る人がほとんどだと思うので、そもそも一番大事なのは続ける事で、次に大事なのがよりよい記事を書く事だという事をお忘れなく。
(詳しくは知りませんがSEO的にもそんな感じだったはず)

なので、あくまでも書いた記事を少しでも広める工夫という話で、バズる記事の書き方みたいな話ではありませんので、あしからず。


タイトルの付け方

前述の通り、技術ブログは検索から来る人が多いので、検索されやすいタイトルにした方が良いです。

具体的には「その記事の内容の事を知りたい時にどういう単語で検索するか」と考えると分かりやすいかと思います。
(以下の例だと「Unity 乱数 再現」みたいな感じ)

また、エラー文をそのままタイトルにするというのも検索されやすいです。

後はこの記事のように具体的な数字を含めるというのもインパクトがあって良いと思います。もちろん、インパクト重視で内容が予測しづらくなってしまっては本末転倒ですが……。


シェアをする時のひと工夫

記事を投稿したら、TwitterなどでURLをシェアすると思いますが、ただ「投稿しました」とだけ言うのはちょっともったいないです。

読んでもらうために色々工夫の仕方はありますが、基本的には「どんな内容か分かりやすくする」という考え方で良いと思います。
(技術記事は内容に興味がない人が読んでも意味がないので)

例えば僕の場合は以下のような感じでシェアをしています。

まず画像やアニメGIFを付けて、目に止まりやすい&パッと見でイメージが付きやすいようにしてますし、記事の補足を付けてより内容を明確にもしています。
さらにタグで記事の属性の説明とタグ検索してる人へのアプローチを狙っています。

特にTwitterはサッと見てる人も多いので、目に止まりやすいというのは大事ですし、記事を読まなくても概要が分かればRTもしやすいのでこれも大事です。

また、シェアが1度だけだと気付かない人もいるので後から自分でRTもしていますが、その時もただRTするのではなく、さらに記事の補足を付け足し、より内容を分かりやすくする事もあります。


他の人のシェアを拡散する

技術記事以外でもそうですが、本人がオススメするより他の人がオススメする方が信憑性があります。

なのでブログを始めたら、他の人が自分の記事シェアをしていないかチェックをして、他の人のシェアを見つけたら自分でそれをRTし、さらなる拡散を狙うと良いでしょう。
(いわゆるエゴサーチ。ブログ名やURLを使って検索する)

ただし、RTをし過ぎると見ている人鬱陶しく思われる危険性があるので、ある程度の配慮は必要です。

ちなみに僕が優先してRTするようにしているのは古めの記事のシェア(知らない人が多いので)と、コメントが付いてるシェア(自分がシェアする時と同様に内容が分かりやすいので)だったりします。


イベントに参加する

これはいつでもやれる事ではないですが、ブログ関連のイベントも宣伝のチャンスで、オススメなのが毎年12月が開催されるAdvent Calendarです。

Advent Calendarというのは同じテーマで1人1記事づつ、毎日リレー形式で書いていこうという企画(空きがあれば1人で何個か書く場合もあるし、全部1人で書く猛者もいる)で、テーマごとに記事がまとめられるので、色んな人に見てもらえる可能性が増えます。


きちんと広めてほしいと言う

最後に1番シンプルだけど意外と難しい、「広めてほしい」という事をきちんと言うという話です。(フォローや読者登録して欲しいなどの話も同様)

わざわざ自分で言うことじゃないと思う方もいるかもしれませんが、これが結構重要で、僕もちゃんと言うにしてからは明らかに反応が増えました

という事でnoteやTwitterのフォロー、この記事のシェアをして頂けると大変嬉しいです!!

Twitter : @Kan_Kikuchi

とは言え、これもやり過ぎると鬱陶しいタイプのやつだと思うので、頻度は調整しましょう。


おわりに

技術記事は調査や理解も必要になるので時間がかかりますし、最初のうちは反応もほとんどないため、書き続けるのは非常に困難だと思います。

しかし、間違いなくやる価値はあるので、本記事に書いた通りまずは「習慣化して続ける」を目標にし、徐々に書き方を工夫したり、広めた方を工夫したりして、スキルを上げていきましょう。

また、習慣化は何にでも応用が効く便利スキルなので、人生全般を捗らせるためにも、是非習得する事をオススメします。

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