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より高みを目指すための十の指針

自分自身や人生の質の向上を目指し、常日頃から僕が大切にしている考え方の指針みたいなものをまとめてみました!


1.自分の知識すら疑うべし。

情報を鵜呑みにせず真偽を確かめたり、自分で理解した上で活用する事の重要性は言わずもがなですが、既に自分が持っている知識や情報を疑うように心掛けています。

もしこれが出来なければ、一度間違って付いてしまった知識を修正する機会を失います。

知識を得た時点では正しくても、時間や状況によって変わってしまうという事もありますし、重ねて検討する事で、理解が深まるという事もあります。

ただし、あくまで"疑う"のであって、"否定"するわけではない点も重要です。これは外部から得る情報にも言える事ですね。


2.誰にでも、どんな状況でも最適な方法なんてない。

世の中には色々な手法や考え方が存在しますが、大概の場合、誰にでも、どんな状況でも最適な方法なんてものはありません。

一番やりがちなのは理想の人や成功者のやり方をただ真似る事ですかね。

もちろん、知識として様々な方法や考え方を仕入れておく事は大切ですが、それ以上に自分の事(目的、性格、状況、etc)をより正しく理解する事が重要です。

自分の事とは言え、漠然と生きていると意外と把握しきれないものです。

例えば僕の場合だと、若い頃はお金大好き人間だと自負していたのですが、「お金は好きだし、稼ぎたいけど、お金を稼ぐ事を一番の目的にすると楽しくないし続かない」みたいな風に認識が変わっていきました。

場合によってはやり方に合わせて自分を変えるという必要になりますが、可能なら逆の方が圧倒的に楽ですからね。


3.才能を語る領域にあらず。

何の分野にしろ、少なからず才能やセンスといったものはあると思います。

ただ、その才能やセンスというモノをそんな簡単に見極められるとは思いませんし、才能やセンスが影響してくる以前に、それ相応の結果を出すには少なくない時間と労力をかける必要があるとも思っています。

なので、本気でやろうと思ったことは結果が出ずとも「才能がどうとか考える前にまだ何かが足りないていないはず」と考えるようにしています。

ある意味、自分を鼓舞するための自己暗示とも言えるかもしれません。


4.Bestが出ないなら、Betterを重ねればいいじゃない。

何かを決める時に「これしかない!」みたいなBestな答えがズバッと出せると最高ですが、中々そうはいきません。

そういう時はとりあえず複数の答えを出して、そこからより良い答えを出しておき、一旦保留。また頃合いを見て複数の答えを出し、さらにBetterなものを選び、また保留。

というようにひたすらBetterを重ねる事で、Bestに近付けていくみたいな考え方をするようにしています。

時間の許す限り、ひたすら繰り返していく感じ。どうしてもBestと思えるものが出ない時は、その段階でのBetterを使います。

一度に大量に出して一つに決めるのは難しいし、その時には考えが及ばなかった案もあったりするので、重ねていくのが大事かなと思ってます。


5.ストレスはモチベーションを殲滅しかねない。

僕はストレスや嫉妬など、いわゆる負の力をバネにできるタイプではありません。むしろストレスを感じる事であらゆるモチベーションを消され、さらには感じたストレスを発散した所でモチベーションが戻るわけではないとさえ思っています。

なので、極力避けられるストレスは避けるように心掛けています。

例えば、洗い物が嫌いなので食器を全て使い捨ての物にしたりだとか、目についてもストレスを感じそうなコンテンツにはアクセスしないだとか、嫌な事を先送りにするとストレスが続くので先に片付けてしまうだとか、とにかく他を多少犠牲にしてでもモチベーションを過保護にしています。

まぁ、モチベーションの話を抜きにしても、ストレスを減らすに越した事はないですからね。


6.怒るな危険。

僕は良く言えば感受性が高い方なので、すぐにイラっとしてまう質なのですが、だからと言って何かしらの行動(リアル、ネットを問わず)を通して怒ってみてもスッキリしない質だったりもします。

それどころか、怒るという行動を通じて自分が怒っているという事を再認識しているせいか、よりイライラが増していく上に、時間も無駄になるし、それを見た人からの印象も悪くなるし、不快にさせるかもしれないし、全く良い事がなく危険であるとすら思っています。

同様に汚い言葉や攻撃的な言葉を使う事も危険ではないかとも思います。
稚拙に見えるし、無意味に人を不快にするし、良い事ありませんよね。


7.言い訳の安心感に気を付けろ。

人は(もちろん僕も)意識的にしろ、無意識的にしろ言い訳をします。
そして、その安心感たるや中毒性があると言っても過言ではありません。

言い訳をするという事は責任の所在を自分ではない所に転嫁し、「自分は悪くない」と自身を否定せずに済むという事に他なりません。

ストレスを感じないという意味ではそれで問題ないかもしれませんが、それでは何も解決しないので、出来るかぎり言い訳をしないように気を付けています。


8.積極的に思考放棄をしよう。

これだけだとだいぶ聞こえが悪いですが、ようは考えても仕方がない事だったり、大した事でなければ、時間を節約するために思い切って思考放棄するという事です。

例えばホテルを予約する場合、都市部だと色々な所があって悩みますよね?なので僕は「ただ寝るだけ!」みたいな時は東横イン一択です。

最安でもなければ、最良でもないと思いますが、無難ではあると思います。

他にも安い日用品を買う時はAmazonで上の方から買うとか、持っている物が必要であると即決出来ず、かつ、それが買い直せる場合は捨てるとか、ルールや基準を定めておいて、それ以上は考えないようにしています。


9.自発的に突然変異を起こす。

まず、自発的にやったらそれは突然変異じゃないのでは?というのは点は置いときまして、僕は保守的でローリスクローリターンを好むタイプです。

なので、本能に従って生きているとひたすら危険を避け、安定を目指していってしまうのですが、残念ながらそれを面白いとは思えないタイプでもありますし、なによりそれだと、やりたい事を出来ずに生きていく結果になりそうなのが怖いです。

そこで、基本的には保守的に生きながらも、時折、自発的にいつもと違う選択(突然変異)をするようにしています。

分かりやすく言えば「深く考えるとNOなんだけど、直感でYESと思ったからいく」みたいな感じ。

もちろん、こういう行動によって失敗する可能性は多いにありますし、場合によっては大ダメージを被る事もあります。

そこから、次の項目へ続きます。


10.逃げる時に退路を確保しようとしても、もう遅い。

僕は保守的だという話をしましたが、それを象徴するのがこれです。

「攻める or 攻めないという選択以前にまずは退路を確保してから、話はそれからだ」みたいな考え方です。

そもそも退路とはなんぞや?という話になりますが、ようは失敗した時に頼れるモノです。

頼れるモノと言っても色々とあるとは思いますが、僕が退路として常々意識し、確保しているのは健康、能力、お金です。

十分に健康であれば、様々な修練が可能で、十分な能力が付けられる。
十分に能力があれば、好きな仕事に就け、十分なお金が稼げる。
十分にお金があれば生きていく分には困らない。
みたいな感じ。

まぁ有り余るお金さえあれば退路としては十分なんですけど、残念なからそこまで稼げてはいないので、健康にも気を使い、技術力の研磨を怠らないようにしています。

前の項目で「いつもはしない選択を選ぶ事でダメージを受ける事もある」という話をしましたが、十分な退路さえあれば、そのダメージを許容できるというもの。

また、想定していないダメージを不意に受ける事もあります。そんな時のためにも退路は必要です。

何かあってからでは遅いのです。何かある前に備えるべし。

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