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絵本大好き、児童文学大好きから、ストーリーテリング(語り)や読書ボランティアを始めて、…

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絵本大好き、児童文学大好きから、ストーリーテリング(語り)や読書ボランティアを始めて、早30年。縁あって昨年より小学校の学校司書。日々の仕事や、子ども達との関わりを記録に留めておきたい。幸田文のような文章を書きたい。

最近の記事

眠れない時

Eテレの「理想的本箱」。主催・司書・ブックディレクターの三人の会話が良く、映像の帯という紹介が魅力で、忘れがちになるが、出来るだけ視聴している。 昨日のテーマは、「眠れない時に読む本」 紹介された3冊のうち1冊が、 「ムー、なるほど」 トムが眠れない夜、時計の音が13回なる。それから物語が動き出す。 あの不思議な感覚・・・を。再読したくなる。

    • 映画図書館

      日本中を探せば、こういった私設の専門図書館もいろいろあるだろう。 さて本日は、休日を利用して、都会の映画館に行く。こちらは、市内でも老舗の映画館で、シネコンではない。座席の方もゆったりしてる。 映画館によくある、喫茶ルームを併設していて、お茶やお弁当なとがいだだける。明るい喫茶ルームの奥に本が棚いっぱいに並べられている。知ってはいたのだが、いつも素通り。 本日、上映時間の関係で、時間がたっぷりあるので、奥まで入ってみる。そこの本は、映画関連の本ばかりだった。こちらの映画

      • おむすびころりん

        朝一番に先生がやってきて、「『おむすびころりん』ありますか?」絵本は、蔵書していない。紙芝居はある。いくつかある、簡約日本昔話集の中には、『おむすびころりん』が収録されている。 それらを並べると、先生が「本によって、文章が違うのですね」と。「昔話ですから、再話した人によって文章が違うのですよ。」と説明する。しかし、朝の短い時間なので、ゆっくり読み比べの時間はない。とりあえず、先生は、紙芝居を借りて行かれた。紙芝居は、子どもたちの目を引くので、興味を持ちやすい。 さて、学校

        • うかつだった!体勢が悪かった。斜めから重い図鑑を2冊持ち上げた。そのの瞬間にギック!!思わず「あっ!」腰が痛い。動けるが、軽くギックリ腰か?腰が少しおもい。気をつけなくてはと思う。年齢にはあらがえない。実感する。

        眠れない時

        • 映画図書館

        • おむすびころりん

        • うかつだった!体勢が悪かった。斜めから重い図鑑を2冊持ち上げた。そのの瞬間にギック!!思わず「あっ!」腰が痛い。動けるが、軽くギックリ腰か?腰が少しおもい。気をつけなくてはと思う。年齢にはあらがえない。実感する。

          歳時記

          学校図書館内の掲示板は、この1ヶ月は、"ブックツリー""絵本を読んで創作した作品展示"というわけで、児童・生徒たちに助けてもらって展示していた。 これはこれで、それぞれが参加した意識があって、楽しんで見てくれる。先生方も、「良い作品ですね」と声を掛けてくださる。 さて、今回は、学びのある展示にしたいと考えた。つまり、学校司書の手によるものにしたい。そこで選んだテーマが「歳時記」りっぱな「歳時記事典」も蔵書している。 「歳時記」というと、俳句をよむ時や、手紙を出す時の時候

          マルチメディアDAISY

          昨年、伊藤忠より寄贈していただき、令和5年版を蔵書している。作品リストも掲示して、いつでも貸し出しできるようにしている。だか、知名度が低いせいか?貸し出しされない。 さて、本日一年生がひとりと担任が来館。DAISYの本一覧をみていてある一冊に興味を示した。 そこで、他に誰もいないので、パソコンで再生して興味を示した一冊を映像で見せた。 その児童は、とても熱心に見入って、著者紹介の最後までみて満足した。 その時、担任に今は、パソコンで再生したけれど、クラスのモニターに接

          マルチメディアDAISY

          チョウ

          少し前に幼稚部さんが、「さんしょうを摘みに行こう」といいながら学校図書館を出て行かれた。ハテ?(ある番組での主人公の口癖) その後、「さなぎになったね。」と幼稚部さんが来館した時に、会話していた。そこで私は、確信して(私にはわかる)、「やはり、アゲハの幼虫🐛を飼っていたのね。」と、声をかけた。「チョウになるの楽しみね。教えてね。」とお願いした。 すると本日、幼稚部さんが、アゲハになったチョウをみせてくれた。それが、こちらのトップの写真だ。見事なチョウに変身している。私は、

          ブックカフェ

          繁華街に出かける。普段は、ウグイスの声がきこえる山あいに住んでいる。前日からややウキウキしている。せっかくだからランチはどこで?と、検索なとしている。そこで見つけたのが、目的地の近くにあったブックカフェだ。 いまさらだが、決して知らないわけではない。書店に併設のカフェを何度か利用したこともある。また、有名大型書店が全国的に手広く展開しているのも見聞きしている。 伺ったブックカフェは、書籍と雑貨販売を併設していて、販売とカフェエリアは、区別されていた。書籍と雑貨は、独自のセ

          ブックカフェ

          課題図書・・・2

          読み終えて、面白く夢中で読んだので、紹介したい。2024年課題図書高等学校の部。 ネットで検索すると好評価で、いまさらと思うが、やはり私にとっては、読んで良かったと思う作品なので、書かずにはおれない。 ネタバレになるので、詳しくは避ける。読みながら、モデルはあるのか?描かれている科学実験はどうなのか?と想像しながら読みすすむ。あとがきを読み、やはりモデルがあった。この事実は私を嬉しくさせた。 物語は、登場人物ひとりひとりにスポットを当てた短編連作になっている。それぞれの

          課題図書・・・2

          6月4日は「虫歯予防デー」歯の健康についての本を揃える。歯磨きや歯の衛生については、常に心掛けなくてはならないので、今までテーマ展示にしなかった。だがいざ展示すると、多くの人が関心を示す。図書館より、保健室に展示した方が良いのでは?と思ったりする。

          6月4日は「虫歯予防デー」歯の健康についての本を揃える。歯磨きや歯の衛生については、常に心掛けなくてはならないので、今までテーマ展示にしなかった。だがいざ展示すると、多くの人が関心を示す。図書館より、保健室に展示した方が良いのでは?と思ったりする。

          手話の本

          手話の本を充実させたいと、こちらの学校図書館に配属された時から思っていた。今回、手話の本を充実させるべき予算があてられた。 そこで、本の選定の案を依頼される。 さて、カタログやらインターネット検索で、数種類をリストアップした。さらに、聴覚部の先生におすすめがあれば、専門家の目でこれ!という本があるれば、教えて欲しいとお願いする。 聴覚部先生からお返事をいただき、リストに追加しながら、在庫状況を調べると、在庫切れと出てくる。 それで思い出したのが、昨年学校図書館用のカタ

          手話の本

          読み方

          児童ひとりと、担任で来館がある。担任が、児童に向けて本を読み聞かせている。 こちらの絵本だ。 担任は、シンプルに読んでいる。決して悪くない。 だか、聞いていて面白味がない、というか、ワクワクしない。読み聞かせの読み方に決まりはない。読み聞かせのテキストでは、シンプルに読みましょうとか、あまり感情を込めないようになどとアドバイスされている。 こちらの絵、だるまさんが、右に左にコロコロしている。つい、担任に「だ・る・ま・さ・ん・が」とよんでみては?と言ってしまった。 次

          名作

          絵本の名作は、数々ある。紹介する方によっても違うと思う。 でも、本日やはり、これは名作と実感した絵本がある。 それはこちら いまさら、言うこともなく、どなたもが知っている名作絵本だ。そのことは、十分に知っている。何度読んでも、不思議で面白い絵本だと思っているし認識している。 本日、昼休みの"読み聞かせ会"で読む。 低学年と高学年が混在した"読み聞かせ会" プログラムは、後半。まず、わらべうた「ももや ももや」で発散したあと、『もこ もこもこ』の絵本をだすと、一瞬で会

          分解

          廊下に子どもたちの作品が、展示されている。立ち止まって、見せていただく。自画像が掲示されている。 数ある作品の中に、ひときわ目についた作品がある。自画像もだが、手に持っている列車の模型(イギリスの有名なキャラクター)も、空いているところに描かれている列車模型も、とてもよく描かれている。 さて、作品を書いた児童の担任が来館する。描かれている絵が素晴らしいと、伝える。 すると、担任がおっしゃるには、列車の模型は何も見なくて描いたとのこと。家でも分解したりして楽しんでいるらし

          課題図書

          毎日、課題図書を少しづつ読んでいる。あい間には、私自身の好みの作品を読んだりしているので、思った以上に課題図書の方がすすまない。7月までには、全制覇したいと思っているのだが。 今まで読んだ中では、やはりこちらを紹介したい。信頼する友人のブログにも、こちらが紹介してあり、気になっていた一冊だ。 舞台は、広島。祖父の兄やひいおばあちゃんを通して、原爆について知ろうとする。身近な人の悲しみ・苦しみを知ることで、戦争の悲惨さや虚しさ無益さを表した作品だ。そして表題の意味と著者の意

          課題図書

          あてっこ

          月刊こどものとも(福音館書店)には、折り込みふろくがついていて、読み聞かせのみならず、子育て等にとても参考になる。現在は、「こどものとも」「こどものとも年中向き」「こどものとも年少版」「こどものとも0.1.2.」共通連載で、東京子ども図書館の護得久えみ子さんが書いていらっしゃる。 さて、今月号のこちらの本を読む。 当然ながら、子どもたちは、「だれのながぐつかな?」と読むと、「○○のながぐつ」と声に出して答えてくれる。すると、違う答えを探して「△△の」などという子もいる。「

          あてっこ