かもめの研究

関心を持った議論の論点整理を行っています。 文章は、できるだけ短くなるように心がけてい…

かもめの研究

関心を持った議論の論点整理を行っています。 文章は、できるだけ短くなるように心がけています。 読みづらくなりますが、ご了承ください。

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物語に仕組まれた謎

どう形容すればいいか分からない作品のタイトルというのは、よくよく考えた末に決められる。 テレビ番組なら内容を一言で表しつつ、語感のよい言葉が選ばれるようだ。 不思議な話なら「アンビリバボー」とか、珍しい光景なら「ナニコレ」とか、奇妙な物を紹介する「世界の何だコレ」といった表現になっている。 「不思議だな」と感じることは、何事か理解できていなかったり、正体不明だったりという状態なので、それを表す言葉が少ない。要するに、 不思議なことは大体が「不思議」という言葉に収まってしまう。

    • AIとの葛藤|2001年宇宙の旅【独自解釈】

      ChatGPTにHALのことを質問してはいけない 映画「2001年宇宙の旅」について記事を書こうと調べている途中で、 ChatGPTは、HAL 9000のことをどのように理解しているか気になった。 (HAL 9000とは、映画に登場する人工知能の名称) いくつかの平凡な質問と回答を経た後で、 「HAL 9000がシャットダウンされる際に語った内容は」と質問したら なんか怖い回答を返してきた。 死んだのか? ChatGPTが死んだのかと一瞬、思ったが、そんなはずはなく

      • SNSをやめたくなる理由

        結論から言えば、「嘘つきばかりで嫌になる」からだ。 正論を述べていても、嘘つきとデマの信奉者に対処しきれなくなり、 発信を継続できない状況に追い込まれる場合がある。 残念ながらSNSでは、嘘を付いた方が多くのフォロワーを獲得し、 より広く情報を拡散できてしまう。※1 X(twitter)は、認証バッジを設けるくらいなら、 公式の「嘘つき認定」バッジも作ってほしい。 コミュニティノートの添付回数など使えば、やり方はありそうだ。 そう考えてみたものの事態は複雑だ。 嘘つきばか

        • 『口喧嘩日本一』を自称しています

          「ワイは、日本一口喧嘩が強いんだー」 とても不思議だ。 どう勘違いすれば、こんな発想になるのだろうか。そこで、 「口喧嘩王」発言に至るまでをシミュレーションしてみることにした。 そもそも「だから何」という話なので、理解しがたい。 よほど、イキり散らかしすぎて自慢することがなくなって、言い出すなら、 まだ可愛げがあるが、いい大人が公に発信していることなので、 当人が本気で信じていると思うと、目も当てられない残念さがある。 それ加えて、ターゲットを一方的に侮辱して暴言を吐く

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        物語に仕組まれた謎

          「消える職業」「なくなる仕事」10年後どうなった|未来予測の結果

          未来予測の方法は確立されていない。未来を予測できたら、どんなに素晴らしいか。 できる人がいるとしたら、わざわざ公表せずに富を独占するだろう。 一般常識で考えれば、あり得ないことだと気づきそうなのに もはや確実な情報のように報じられている。 明日の天気予報ですら降雨予測の適中率が、平均83%なのに ※1 10年以上先の社会状況を予測して当たるわけない。 未来予測が信用できるなら、競争の激しい生成AIの開発など 全部やめて未来予測に資金をつぎ込んだ方がいい。 企業は、様々なリス

          「消える職業」「なくなる仕事」10年後どうなった|未来予測の結果

          反AIって何?|週刊かもめ研

          「面白くない議論だな」 以前から議論が起きていることは知っていたし、関心の範囲の話題でもあった。しかし、調べ始めた段階でも、あまり興味が湧かなかった。それは、あまりにも議論が単純すぎるからで、「合法」の一言で片付くことだと思っていたからだ。興味が湧きだしたのは、いくつかの資料を読んで、反AI派(正確にはAI自体に反対しているのではなく、主に生成AIの無断学習に反対する人達)の主張を読み、さらに、クリエイターのアンケートを読んだ辺りのことだった。「なんか酷いことになってる」と思

          反AIって何?|週刊かもめ研

          ネットリンチxネットユーザー|第三者は何ができるのか

          ネットリンチへの対策に関係する論点を整理します。 ※一般的情報からの総括であり、個別具体的な手続きを考慮していません。 インターネット上の交流でトラブルが発生して、 第三者が問題を認識しても、第三者が関与するには、当事者の双方と 直接的な関係を構築するための環境が必要となります。 SNS上で活動するオープンな相談窓口と実社会への影響力を持った 組織的な活動主体が必要とされているのではないでしょうか。 被害者が煩雑な作業を個人で処理するには、体力的、経済的負担が大きく、 そ

          ネットリンチxネットユーザー|第三者は何ができるのか

          「報道被害」が繰り返される仕組み|週刊鴎研

          「週刊誌は、訴訟リスクを負っても稼げるから嘘を書く」このような議論が起こった時に、 そのような「ビジネスモデルが存在しない」と反論する記事がでた。 反論記事の中で、SNSでは、ビジネスが成立することを認めている。 週刊誌の出版事業全体を成立させるほど、WEBからの収益が大きくないことを理由として、個別の記事によって、採算が成り立たないと反論しているのだろうか。何をもってビジネスが成立するのかが不明確である。 すべての記事が嘘で固められていた場合だけを想定して、 すべての

          「報道被害」が繰り返される仕組み|週刊鴎研

          作ったことない奴が語るな論|映画評論家の存在意義

          映画評論家に対して、よくある非難は、 「映画を作ったことない奴が語るな」といったもの。 このような非難は、自分の好きな作品をバカにされたと捉えて 反発するような動機以外に何か、論拠があるのだろうか。 映画について語るのは、必然的な行動である。 映画から受けた感動や体験を誰かと共有するのは、ごく自然なことで、 好意的なものであれば許され、否定的なものは許さない態度は、 「誰のための映画なのか」という疑問が生じる。 映画製作者とそのファンのためのものと限定するような姿勢は、 逆

          作ったことない奴が語るな論|映画評論家の存在意義

          【毒舌】屁理屈ビギナー講座|地獄の入り口

          SNSには、悪口を言うためにSNSを利用しているようなユーザーがいます。 彼らが論争では、論破されているのに、なぜか勝ち誇っていることに 疑問を持ったことはないでしょうか。 彼らは、獣の群れ(傍観者)に向かって遠吠えする獣です。 獣の群れで頭角を現すには、負け犬としての自覚が必要です。 負け犬の自覚とは「自分の発言に対する責任を一切認めない」ことです。 不屈の精神を持ち、傲慢で頑な姿勢で、論争に挑んでいきます。 群れの獣たちは、その堂々たる振る舞いに歓喜し褒めたたえるでしょう

          【毒舌】屁理屈ビギナー講座|地獄の入り口

          「嘘つき!」と気づく瞬間|認知バイアスからの解脱

          この記事では、デマ、噂話、風説によって、間違った認識、歪んだ考え方に陥らないようにするための心構えを共有したいと思います。 考え方としては、嘘を見抜く方法を覚えるよりも「嘘つき」との接し方を身に着ける方が手っ取り早く、危険を回避できるということです。 SNSには「嘘つき」が大勢いるので、珍しい存在ではありません。 上手く嘘をついて、有名になったインフルエンサーがたくさんいます。 しかし、嘘つきを信奉して、フォロワーになることは、不幸です。 嘘つきから聞いたことを他者に話して

          「嘘つき!」と気づく瞬間|認知バイアスからの解脱

          風説信奉者によるネットリンチ

          インフルエンサーが作ったデマの拡散やインフルエンサーが主導する 誹謗中傷に加担する信奉者について、分析します。 ■信奉者集団の形成 多くのユーザーに注目される「話題」は、様々な「意見」を喚起します。 1.同種の「意見」が集まると、小規模な「世論」が形成される。 2.加害者は、「世論」を根拠にして、誹謗中傷の加害行為に及ぶ。 3.加害者は、被害者に対して、非難したり非を認めさせようとする。 4.加害者は、「世論」が「真実」であると、認識している。 つまり、「多数派の意見は

          風説信奉者によるネットリンチ

          本当の天才|賢者の暇潰し

          どうも プロファイラーかもめ です。※1 暇ですね。ネットサーフィンでもしますか。 せっかくですから、「認知プロファイリング」の手法を学びながら、 探索してみたいと思います。 まず、「認知プロファイリング」について、おさらいしておきます。 この説明だけでは、やり方がよくわからないんですが、※2 ・文章を書いた人物の属性を仮定する。 ・その人物像に合わせて、発言内容を評価する。 ・評価を基に仮説ありきで、資料を集める。 ・資料を基に作文して、証明とする。 多分、このような手

          本当の天才|賢者の暇潰し

          100億チャレンジ|暇空みっけ

          どうも インターネット初心者 かもめです。 今回は、これまでとは趣向を変えて、楽しく遊びたいと思います。 暇空茜に関する話題は、尽きませんね。最近では、 大手メディアが報じた「書類送検」の記事が物議を醸していました。※1 そんな中、かもめが気になった点は、大手メディアは、 SNSの匿名アカウントについて、どの程度の情報を握っているのか。 例えば、暇空茜の顔写真は、すでに入手しているのか。 気になるところですよね。 助手のなる は、以下のような投稿をしています。 これっ

          100億チャレンジ|暇空みっけ

          【閲覧注意】ネットリンチを疑似体験する

          ※この記事では、ネットリンチ集団が、いかに人の心を破壊するのかを  知るために、実際の状況を基に、リンチを再構成しています。  被害者側の視点で、読まれることを想定しています。  悪質、不快な文言が含まれますので、耐性のない方は  ページを閉じることをお勧めします。 状況: あなたは、インフルエンサーが虚偽の情報を拡散したことで、 嘘つき扱いされ、苦しみのあまり、自殺をほのめかす投稿を しました。その投稿に対する、攻撃を再現します。 あなた「もう、死んでしまいたい」 ネ

          【閲覧注意】ネットリンチを疑似体験する

          反抗声明とパンクロック

          ■反抗声明1.ネットリンチに反抗する。 2.収益目的の誹謗中傷に反抗する。 3.ネットリンチ被害者を支持する。 ■表現の自由の危機THE BLUE HEARTS「爆弾が落っこちる時」の歌詞を思い出してほしい。 「爆弾」を「表現規制」や「言論統制」に置き換えてみれば、 今、起きている危機を理解してもらえるのではないか。 SNSユーザーの誹謗中傷の問題は、危険視される水準に達している。 すでに、司法の判断によって、表現の自由が制限された事例がある。 社会問題化すれば、より広い

          反抗声明とパンクロック