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マンション住まいの大人ふたりが防災グッズを備えるなら【リスト付き】

正月早々、大地震に見舞われた2024年。その後も震度5以上の地震が日本中で頻発していて、来たるべき「その日」に向けて備えなければという思いが高まりまして。

せっかく時間のあるゴールデンウイーク。我が家の防災グッズを見直そうではないかと。あくまで自分用メモですが、同じような生活スタイルを送っている方の参考になるなら嬉しいなと。

まずは前提条件から。

  • 分譲マンションで、大人ふたり住まい

  • 避難所へは行かず自宅避難

  • 電気・ガスは3日間、水道は7日間使えないと想定

防災グッズを考えるときに、避難所生活がベースとなることが多いと思うのですが、おそらく避難所には入れないと思うのです。人が多すぎて。それに自宅で過ごせるなら、自宅で過ごしたいですしね。

そこで自宅に留まり、ライフラインが止まっていても1週間は過ごせるグッズということでリストアップしました。


参考にしたのは以下のサイトになります。

食べ物・飲み物

少し多めに買い置きして、消費と補充を繰り返すことで一定量を保つ「ローリングストック」が推奨されていますが、なかなか難しいのですよね。気づいたら期限切れになるので、なるべく期限が長いモノを選ぶのがポイントかと。

ミネラルウォーター

飲料用・調理用で1人あたり約3リットルとのこと。となると、2人で1日6リットル。7日分だと42リットル。2リットルのペットボトルで21本。そんなに置ける場所あるかな…。

ご飯

1日1食はお米を食べるとして、7日分×2人で14食分。1日2回食べる日もあるとすると、少し多めでもよいかも。尾西食品のご飯を購入済みですが、食べたことがないので味が分からず。非常時を迎える前に一度食べてみないと。

乾麺(そうめん、パスタなど)

1日1食がお米なら、残りは麺。こちらもお米と同様に14食分プラスαを用意しておければと。もともと乾麺は色々と常備してあるので、これは余裕。ただ、お湯で戻すのが結構ハードルになる気も。

缶詰(肉・魚)

定番の鯖缶もですが、吉野家の缶詰も備蓄済み。これも買っただけで味が分からず。かといって結構いいお値段なので気軽に食べることもできず。

レトルト食品(丼の素やカレー、パスタソースなど)

お米や麺のおかずやソースとして色々あると安心。ただ、下手に備蓄用として別の場所に保管すると消費期限を過ぎることが多いのでご注意を(経験者は語る)。

即席スープや野菜ジュースなど

非常時に不足しがちな野菜を採れるように。汁物があると食も進むし、気持ちも落ち着きますしね。ただ、これもお湯が必要になるので躊躇しそう。

果物缶やチョコなどのお菓子

お菓子は常に何かしら家にあるので、これは余裕。果物缶は正直なかなか買うことがないのだけど、どうせ買うならちょっと良いモノを。期限を迎えて食べないといけなくなったときに、楽しみにもなるかなと。

停電に備えて

カセットコンロ・ボンベ

夏なら1週間で6本、冬なら9本が目安とのこと。1人あたりの数なので、2人なら2倍必要になのかどうか分からず。正直そこまで必要なのかと思うものの、なんやかんやでお湯を使うことを考えると10~12本あたりが妥当かも。

大容量バッテリー

電気なしでは生きていけない私たち。特にスマホのバッテリーだけは何とか確保したい。モバイルバッテリーでも良いけど、何日も続くとなると心もとないので、大容量バッテリーは欲しいところ。

という訳で、こちらを購入。停電になっても探しやすいように赤を選びました。

ソーラーパネル

大容量バッテリーを買ったら次はソーラーパネル。ここまで揃えれば一安心。モノによっては結構大きい&重いので、収納場所が悩むところ。

乾電池

バッテリーを用意しつつも、電池で動くモノも多いのでこちらも備蓄。単3の場合33本が目安とのことですが、普段も使うモノなので、多めに確保しておくのがよいかと。

LEDランタン

灯りがあると安心です。1人に1つ、1部屋に1つが目安とのこと。パナソニックのラインナップが良さそう(球ランタンがデザイン的にひかれる)。

ヘッドランプ

家の中だけなら要らないかもと思いつつ。例えばトイレに行ったり、調理をしたりというときに両手が空くと助かるかと。外出用としても(ずっと家にいるというのも考えづらいので)。

ラジオ

災害時のメディアといえばラジオ。スマホでradikoを使うのも手ですが、結構バッテリーを消費してしまうので、ラジオは別途あるに越したことはないかと。手回しタイプより乾電池タイプがおススメです。

カセット式のストーブ

寒い季節の防災として。電気ストーブを持っているものの、ポータブル電源では容量が足りず。そこでカセットボンベを燃料にして、ストーブで暖まるという手も有りかと(その場合、もう10本ぐらいボンベがほしいところ)。

そこまで用意するのが厳しければ、アルミシートで寒さをしのぐか。もっと簡易にホッカイロでしのぐか。家の中なら毛布にくるまる手も有りか。

電池式の扇風機

暑い季節の防災として。ここ数年の暑さは異常なので、寒さ以上に対策が必要。昼夜問わず必要になるので、ポータブル電源に頼らない形で電源を確保した方が良いかと。うちわもあると良いですね。

汗拭きシート

いくら扇風機を用意したとしても、汗は防げず。もともと汗っかきということもあり、個人的に必須アイテム。停電時以外も使いますから。

現金

停電になって困るのは家の中だけでなく、外も同じ。万が一、お店が空いていてもキャッシュレス決済が一切出来ない可能性も。公衆電話を利用するといった場面も想定して、小銭を中心にいくらか用意しておきたいところ。

断水に備えて

簡易トイレ

断水になって一番困るのはトイレ。ガマンして体調を崩すのも避けたいので、ある程度の量は確保しておきたい。ということで、100回分を購入。2人なら50回ずつ。1日7回計算なら間に合うかなと。

この動画を参考にして選びました。このチャンネル結構面白いです。

トイレットペーパー・ティッシュペーパー

普段の生活で使うモノなので、あえて防災用として揃える必要はなく少し多めに確保しておけばよいかと。容量もあって、使う幅も調整しやすいので、ティッシュよりもトイレットペーパーの方がよいかもですね。

ウエットティッシュ

普段の生活の中で、意外と手を洗う機会は多いもの。ただ一度封を開けると、気づいたらカサカサになっていたパターンもあるので、未開封の詰め替えパックも用意しておきたいところ。

体拭きシート

手やピンポイントで拭きたいときはウエットティッシュで済むものの、カラダ全体となると、もう少し大きいシートもほしいところ。こちらもカサカサ防止のために個包装タイプが良いかと。

ドライシャンプー

体ほど頻繁に洗わなくとも、さすがに2~3日洗わないと(特に夏場は)厳しいので、水を使わずに済むシャンプーも用意したいところ。普段使うものではないので、まずは少量をお試しで買いましょうか。

デンタルリンス

非常時では優先度が低くなるであろう歯磨き。ただ、手や口を通して細菌が入ることを考えると、ケアしておきたいところ。水を使わない歯磨きシートもありますが、デンタルリンスの方がとっつきやすいかなと。

紙皿・紙コップ

家の中なら食器はあるものの、洗えないということを考えると紙皿や紙コップもある程度用意しておきたいところ。紙皿は深さがあるタイプ、紙コップは断熱タイプだと、熱いモノや汁物にも対応できるかと。

サランラップ

紙皿がなくてもサランラップがあれば、普段使っている食器に敷いて節水も可能。普段使う分に加えて、2本ほどストックしておきましょう。それ以外に色々利用方法があるので、よかったらこちらも参考に。

割りばし・スプーン

箸やスプーンにラップを巻いてもよいですが、食べづらい可能性もあるので、別途用意しておくと良いかなと。

ポリ袋

水が使えないので使い捨てできるモノを多用するということは、それだけゴミが出る訳で。それらを処分するうえで必要なのがポリ袋。簡易トイレやポリバケツなどにも代用できるので、多めに用意しておきましょう。

調理にも役立つらしく、動画も色々ありました。調理を視野に入れるなら大きいポリ袋とは別に、アイラップとか別途用意するのが良いですね。

給水タンク

電気・ガスに比べて、水道は復旧に時間がかかるもの。ミネラルウォーターも底をつく可能性が高いので、給水タンクも用意しておきたいところ。水は重いのでキャスター付きが良さそうですね。

タンクが無ければ、スーツケースやリュックにポリ袋を敷いて代用するのも有りかと。

バケツ

避難からある程度時間が経って、簡易トイレを使い切ったり、給水所から水をもらえるようになった段階で必要になるかなと。タンクがなくても、バケツにポリ袋を敷いて水を運べるし、何かしら使い道はあるので。

ケガや病気に備えて

常備薬・絆創膏・包帯

普段から救急箱に入れておくモノなので、あえて準備は不要かと。ただ、気持ち多めに備えておくと安心ですね。買えなくなる可能性もあるので。

使い捨てマスク

コロナも落ち着いたので、我が家には洗って使うタイプしか手持ちがなく。基本、自宅避難といえども外に出る場面を考えると、使い捨てのマスクも用意しておいた方がよいかなと。

軍手

外に出るようになったときに、安全のために。切れにくいモノを選ぶとなお安心。

踏み抜き防止インソール

軍手と同じく念のため。軽いスニーカーを愛用しているので、万が一の際を考えるとこうしたモノを一つでも用意しておくと安心かと。

以上になります。

今回リストアップするにあたって経験者のブログや記事を参考にしましたが、自分自身が大きな災害を経験していないので、実際どうなるか・何が必要なのか、定かではありません。

ましてや東京で起きた場合、これまでの震災と同じようにライフラインが復旧するのか、水や食料が配給されるのか。あまり希望的観測が持てないのが正直なところです。

調べれば調べるほど色々なグッズがあるし、どれだけ揃えたら安心できるのかも分かりません。保管する場所だって限られてますし、そもそも家の外で被害にあう可能性だってありますし。

そうなると、面倒になってしまう気持ちも良く分かります。でも、すべて揃えなくても、他のモノで代用できる場合も結構あります。まずは最低限必要だと思うモノから揃えてみてはいかがでしょうか。

私なら「ミネラルウォーター」「ポリ袋」「乾電池(+電池式のモバイルバッテリー)」かなあ。

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