かみや園+

島根県でかみや園+という小さいお茶屋をやっています。 野草と番茶のブレンド茶・野草番茶…

かみや園+

島根県でかみや園+という小さいお茶屋をやっています。 野草と番茶のブレンド茶・野草番茶や、ハーブ緑茶、手摘みのお茶などを作っています。 オルタナティブお茶屋。

マガジン

  • 烏龍茶づくり

    2023年よりどハマりした烏龍茶つくり。 それまでは手摘みで紅茶を作っていましたが、比重が烏龍茶に傾いています。 失敗もたくさんあり、どちらかというと凹んでいる様子や、壁を打ち破れない私の珍道中となります。 試行錯誤の末、納得いくものにたどり着くことができるのでしょうか…

  • 文章の練習

    先日短編小説を書いてみる会に参加して、文章を書いてみるということをもう少しやってみたいと思い、こちらに書いていこうかと思います。練習です。

ストア

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    薪火番茶

    自然豊かな砂子原茶業組合の茶畑の番茶を薪火で焙じをしました。少し浅めの焙煎です。香ばしく甘みのある番茶です。毎日のお茶に。原材料:茶原産地:島根県雲南市内容量:100g
    ¥500
    かみや園+
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    banchai(三年晩茶のスパイスチャイキット)

    三年晩茶のスパイスチャイキットです。4杯分作れます。尺の内農園の仲間で作業され作られた三年晩茶と、出雲のスパイス屋U-spiceさんが配合した10種のスパイスが入っています。紅茶のチャイとは一味違います。栄養分を蓄えると言われる冬に三年以上伸びた茶の木を幹ごと伐採。薪火で焙じた三年晩茶。枝7割葉3割のお茶です。長く煮出してもえぐみが出ず、ほのかに甘みもあり薪火焙じのスモーキーな風味もあるお茶と、10種のスパイス、10種も入っていながらとても飲みやすく、優しい味のチャイになりました。カフェインもほとんどありませんので、時間も選ばずに飲んでいただけます。鍋、牛乳500cc、砂糖、茶こしはご用意ください。(入れる際おたまを使われても○)原材料:茶、チャイミックススパイス(シナモン、カルダモン、クローブ、コリアンダー、ブラックペッパー、ピンクペッパー、ナツメグ、クミン、スターアニス、ジンジャー)内容量:25g賞味期限:製造日より一年保存方法:高温多湿を避け、開封後はお早めにお召し上がりください※パッケージ2種類あります。ご希望があればコメント欄にお書きください。
    ¥600
    かみや園+
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    ひふみシリーズ初めてセット(お試しサイズ)

    【オンライン限定】ひふみシリーズよりお試しセットをご用意しました◎1~2杯分をパックいたしました4種類のセットになります。(写真とはパッケージが異なります)おうち時間にほのかに香る野草番茶でほっと一息温まりませんか。ひふみシリーズそれぞれの内容についてはトップページより各お茶をご覧ください。身体にも心にも味も香りも優しい野草番茶です。おうち時間の安心材料になれば幸いです。※普通郵便でのお届けとなります。普通郵便は少しお時間が掛かります。※他の商品と一緒に注文される場合は送料が掛かりますのでご注意ください。
    ¥1,000
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    薪火番茶

    自然豊かな砂子原茶業組合の茶畑の番茶を薪火で焙じをしました。少し浅めの焙煎です。香ばしく甘みのある番茶です。毎日のお茶に。原材料:茶原産地:島根県雲南市内容量:100g
    ¥500
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    banchai(三年晩茶のスパイスチャイキット)

    三年晩茶のスパイスチャイキットです。4杯分作れます。尺の内農園の仲間で作業され作られた三年晩茶と、出雲のスパイス屋U-spiceさんが配合した10種のスパイスが入っています。紅茶のチャイとは一味違います。栄養分を蓄えると言われる冬に三年以上伸びた茶の木を幹ごと伐採。薪火で焙じた三年晩茶。枝7割葉3割のお茶です。長く煮出してもえぐみが出ず、ほのかに甘みもあり薪火焙じのスモーキーな風味もあるお茶と、10種のスパイス、10種も入っていながらとても飲みやすく、優しい味のチャイになりました。カフェインもほとんどありませんので、時間も選ばずに飲んでいただけます。鍋、牛乳500cc、砂糖、茶こしはご用意ください。(入れる際おたまを使われても○)原材料:茶、チャイミックススパイス(シナモン、カルダモン、クローブ、コリアンダー、ブラックペッパー、ピンクペッパー、ナツメグ、クミン、スターアニス、ジンジャー)内容量:25g賞味期限:製造日より一年保存方法:高温多湿を避け、開封後はお早めにお召し上がりください※パッケージ2種類あります。ご希望があればコメント欄にお書きください。
    ¥600
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    ひふみシリーズ初めてセット(お試しサイズ)

    【オンライン限定】ひふみシリーズよりお試しセットをご用意しました◎1~2杯分をパックいたしました4種類のセットになります。(写真とはパッケージが異なります)おうち時間にほのかに香る野草番茶でほっと一息温まりませんか。ひふみシリーズそれぞれの内容についてはトップページより各お茶をご覧ください。身体にも心にも味も香りも優しい野草番茶です。おうち時間の安心材料になれば幸いです。※普通郵便でのお届けとなります。普通郵便は少しお時間が掛かります。※他の商品と一緒に注文される場合は送料が掛かりますのでご注意ください。
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かみや園+について

お茶を作ることになった経緯 私は実家がお茶屋(問屋)という環境に生まれました。小さい頃から、朝10時と昼の3時は家族でお茶の時間。うちの合組(ブレンド)の煎茶を飲み、ごはんの時間はほうじ茶を飲む家でした。 当時は茶工場があり(私が中学生の頃道路になりました)仕上げや焙じなど祖父がやっていました。 洗濯物はいつもほうじ茶の香りがしていました。 ただ、私はお茶に全く興味がなく、絵を描くのが好きな子どもでした。 なので、高校卒業後は大阪の美術の学校(イラスト専攻)に進みます。

    • ミクロはマクロ

      外側を変えようと思ったら内側から。 自分が変化すると環境も変化する、と思う。 色々書こうかと思ったけど、書けばなんだか薄っぺらくなってしまう気がした。 自分の語彙力のなさで。 もっと表現力があって、適切な言葉を思いつきたい。 流れの中にいて、でも逆らうでもなく、でも絶対割れないあぶくでいたい。

      • お茶の日々

        まだもう少し続きます。 だいぶ芽も硬くなってきました。 私は最近は茶工場にて新茶や委託加工のお茶の詰め作業をしております。 休憩時間は工場作業のみなさんと新茶を飲んだりしながら和気藹々と。 私もこちらで出来た煎茶でハーブ緑茶を作っているので、もう少ししたらそちらも今年の煎茶になります。 私は学童のバイトもしています。 そちらの上司の方が以前野草番茶を買ってくださったのですが、なんとリピートしてくださいました! こういうのってなにげにとっても嬉しい! もちろん、おいし

        • 新茶とかスープとか

          今日は茶刈り後、砂子原茶業組合の皆さまと今年の新茶をいただきました。 新茶の水色ってやっぱりキレイ! 仕上がりは、もう少し揉みが綺麗だといいねぇなど色々な意見あり、 でもやっぱり新茶は美味しいです。 あと、みんなで飲むお茶っていうのはやはり美味しいものです。 1人でゆっくり飲むのももちろんいいけど、誰かとお喋りしながら飲むのは楽しいですよね。 組合の茶刈りでは、10時と15時にはお茶の時間があります。 お菓子食べながら、お茶飲んで喋って。 忙しくても必ずこの時間はお茶の

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        かみや園+について

        マガジン

        • 烏龍茶づくり
          8本
        • 文章の練習
          2本

        記事

          需要とは…

          もはやもう需要があるのかないのかわからないまま邁進しております。 烏龍茶も紅茶も手摘みの少量生産。 野草番茶も少量生産。 バイト(学童)もしてますともさ。 最近はSNS疲れもしてきました。 多分もっと売上を伸ばそう!とか思ったら、SNSの使い方私間違ってると思うのです。 いいねも以前より減りました(それについてはそこまでストレスには感じていませんが)。 なんとなく、わかっているのです。 多分、身体によさげなことを書いた方が反応がいいことも。 野草に興味を持った

          需要とは…

          ようやく…!

          ようやく納得のいく烏龍茶ができました。 ひとつは4月の終わり頃うちの在来で作ったやつ。 こちらは火入れを何度かして、甘さも感じる香りを引き出せたっぽいやつ。 そして、昨日のやつ。 こっちはグリニッシュというか、緑のフレッシュ感も感じつつ香りもいい感じに出せました。 あとはこのグリニッシュ感を残しつつの火入れが重要です。うまくやりたい。 先日同じ場所で摘んだものは火を入れすぎて、ちょっとほうじ茶気味になってしまい、ショック。 火入れ、まだまだです。試行錯誤あるのみ。

          ようやく…!

          発酵と半発酵

          発酵茶=紅茶 半発酵茶=烏龍茶 と、されてはいますが、紅茶の方が発酵が深い、烏龍茶は発酵が浅い、というわけでもないのです。 紅茶でも発酵が浅いものもあれば(ファーストフラッシュなど)、烏龍茶でも発酵が深いものもあります。 紅茶の発酵を早めに切り上げるから半発酵茶(烏龍茶)になるというわけではなく、作業工程が違います。 私の今回の紅茶も、発酵は浅めです。水色も薄いです。渋みもあまりありません。 春の芽は、カテキン類の含有量も少なく、気温もそこまで高くないため、発酵が進み

          発酵と半発酵

          在来茶

          今日は茶刈りのスタメンから外れたので、去年から摘ませていただいている在来の木から烏龍茶用に手摘みデー。 ここは摘ませていただくのは2回目。 またうちの在来とも違っていて、とても気になるのが、赤芽の木。 夏の二番茶(最初に摘んでから次に生えてきた芽)は赤芽ぽくなったりしますが、それではなくて、茎も赤い赤芽。 そして、葉脈の濃い葉もあったり。 本当は木ごとに分けて摘んで製茶したいところですが、量的にも作業量的(1人なので)にもなかなかできず。 場所ごと、日付には分けてい

          茶刈りと茶摘み

          お手伝いしている砂子原茶業組合の茶刈りも始まっています。 芽が立って風にそよそよしている茶畑はとても綺麗。 しばらく暑い日が続いていましたが、また天気が崩れて(午後から雨らしい)今日は少し肌寒い感じです。 今日は茶刈りはお休み(明日も雨なので多分休み)。 某氏が、整枝が下手でガタガタで機械刈りができなさそうという畑で手摘みさせてもらいました。 こちらはやぶきた。 紅茶にします。 だいぶ芽も伸びています。 あっという間です。 先日は別の方の在来の木から摘ませていただき

          茶刈りと茶摘み

          茶摘み日和

          お茶には品種というものがあります。 代表的なのはやぶきた。 日本で一番のシェア率を誇る煎茶品種です。 私がお手伝いする砂子原茶業組合のお茶もやぶきたです。 そして我が家にあるのは、在来種。 (裏山のは不明) 在来種は木によって芽の出るタイミング、葉の形、大きさ、色も異なります。 実生ともいいます。 種から育ったお茶です。 なので、一本一本異なるのですね。 品種茶は、なんといっても芽が揃います。 なので、茶刈りをする時にきちんと刈れます。 最近は品種茶が騒がれて久し

          ゲシュタルト崩壊

          うまく出来ているのかどうか、 飲み比べを毎日のようにやっていると、どんどんわからなくなってきます。 再度火入れをして、うまくいったものと、そうでないものがありました。 まずくはないけど、香りもないお茶も出来てしまい、一喜一憂。 そして、やはり香りの面では、大失敗と成功の差が激しすぎましたが去年の方がいいものができていました。 謎のバニラ香を出せたものもありました。 そう、"謎"なんです。これはお茶作りをするものとしてはよくないことです。 今年は大失敗はありません。

          ゲシュタルト崩壊

          今のところの最適解

          いくつかの茶葉を再度火入れをしました。 そして… かなりいい変化をしました! 元々今年作ったものは少し香りが弱め。 これで強いものが出来たら、もっとよくなるかもしれない。 少し酸化しそうな香りを感じていましたが、それがいい方にいきました。 気になる香りが消えて、よき感じに落ち着きました。 元々の香りを引き出すには、やはり萎凋と殺青のタイミングだと思います。(+気温などの環境によるところ) ここはもう少し私の感覚を鍛えていかなければいけないところです。 が、火入れ

          今のところの最適解

          凹んでいても進むしかないのです

          ひとつ前の記事ではとても前向きなことを書いておりましたが、現実は凹み続きです。 今朝、去年のものを飲みました。 昨年も春に試行錯誤を繰り返し、出来の差は激しかったですが、いくつかいいものが出来ていました。 よかったものは春にもうなくなってしまい(少し販売もしました)、そこそこの△を付けたものが秋頃残っていて、その中にあれ、悪くないぞ?というものを発見。 再度火入れを行いました。 火入れによって奥にある香りを引き出せるというようなことがあるからです。 すると、いい茶葉に

          凹んでいても進むしかないのです

          感覚を落とし込む

          雨の日、雨の後は本当はあまり摘まない方がいい。 わかってはいるけど、雨もたいしたことなかったので、降ってない間にほんの少し摘んだ。 昨日わかったことを確認したかった。 あと、自分の思うタイミングをズラしてみるということ。 香りが足りなかったが、自分の作りたいものに近づいてる感が…! 何より去年との違いは、去年より理解が深まっているということ。 確かに去年の方が素晴らしい香りのものが出来たけど、かなり偶然だった。 そして酸化しやすい茶葉(仕上げがあまい)だった。 もち

          感覚を落とし込む

          全部大事

          打ちのめされていました。 今年も烏龍茶作りにて。 去年もうまくいったり、失敗したりを繰り返し(というか半分以上失敗)めちゃくちゃ難しいけど、ハマりにハマった烏龍茶。 ただ去年はすごい香りのものができたんですよね…でもほぼまぐれ的に。 しかし、酸化しやすい茶葉になってしまい、時間が経つとちょっとよろしくなかった。 まぐれ的なので、正直何がどうなってそうなったのかわからず。全ての工程が奇跡的にベストタイミングだったんでしょう…仕上げ以外は。 今年は失敗が続き、正直相当凹ん

          わびさび

          先日、神楽で笛を吹いておられる林さんが、山桜が好きと仰っていた。 雲南市は桜を推していて、土手には広く桜が植えられている。 この時期は圧巻の風景になる。 特に木次の土手などはたくさんの花見客で大賑わい。 それはとても綺麗で桜の儚さも相成って素晴らしい景色である。 が、私も林さんの意見に一票。 山にぽつぽつと咲くそれは、なんとも控えめでありつつ上品に山を彩る。 長らく都会で暮らしてきて、都会も大好きなのだが、こちらに来てから人混みのストレスが凄かったんだなと感じている