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「後者2割勢」の生存方法一例

このnoteは私と同じ「後者2割勢」のうち、社会に出て間もない子たちに読んでほしい。
私の会社生活における「ハック」を紹介したい。討ち死には既定路線としても、少しでも死期を延ばす一助になれば嬉しい。

ここでは、「仕事術」なるものについては一切書かない。まったく出てこない。それはエリートの皆様に譲る。本もいっぱいある。
それらの本を読んでも現実に生かすことが苦手な、われら「後者2割勢」が会社組織においてどう生き抜くか。それを記している。

エリートは回れ右をして、どうか残り少ないGWを満喫してほしい。時間は有限だ。

「君は文学部卒なのに国語がよかったわけではない。かといって、数学がよかったわけではない。君はいったい、何がいいんだ?」
新聞記者時代の上司とお酒を酌み交わしていた時、心の底から不思議そうに投げかけられた質問だ。
この(元)上司からは「辞めるなら早い方がいいぞ」など、さんざん、さんざん、言われたが、最後の最後まで私を見捨てずにいてくれた。

私は昔から、社会と足並みをそろえるのが難しい。
どこに何を置いたのか、いつまでに何をやるべきかをすぐに忘れ、「やるべきこと」より「やりたいこと」を優先し、適応・不適応のばらつきが大きく、人との距離を間違え、思いどおりに進まないと拗ねてしまう。
せっかく取り入れたタスク管理ツールなんかも3日続けばよい方だ。

このツイートを拝見したとき、「まさに自分のことだ!」と思った。

https://twitter.com/BlackSheep8270/status/1786183194242683272

そんな私ではあるが、一応、約10年にわたり、会社組織に所属して、毎月お賃金をもらいながら生活することができている。
上を見ればキリがないが、それなりの企業でそれなりの役職を任せていただいている。今のところ「ヒトの仮面」の下がばれずに過ごせている。

私が会社生活をするうえで心がけていることは、たった一つ。
「いつ誰の部下になってもいいようにする」
どうだ!!文字面だけで情けなさが伝わってくるだろう??

「いつ誰の部下になってもいいようにする」
自分より入社年次が上、同期は当たり前。もちろん、後輩に対してもそう。書くまでもない。

かといって、やっていることは大したことではない。
私が日々心掛けているのは、この三つだ。

✔️ 声をかけられたら、必ず手を止める。立ち上がる。体勢を向けて話を聞く。
✔️ 「ありがとう」は0円で使えて費用対効果最強。すぐ言う。いつでも言う。どこでも言う。
✔️ 話は最後まで聞く。途中で遮らない。相手が一通り話し終わったのを確認して、質問をしてお互いの課題認識をそろえて、具体的なアドバイスをする。

どうだろう?具体的な仕事術は何一つない。
とにかく、どうすれば「一緒に働きやすい人」に思ってもらえるかを意識している。私の思う「一緒に働きやすい人」というのは、「とりあえず助けてくれそうな人」だ。
「誰に聞けばいいのかわからない。何が分からないのかが分からない」。
そんなときに、「とりあえず助けてくれそうな人」として、真っ先に私の存在が思い浮かべば嬉しい。

声をかけたらいつでも嫌がらずに対応してくれる人、だと認識してもらいたい。私の存在にも価値があることを無意識の下に植え込んでいきたい。

つまり、我ら社会の「後者2割勢」が、会社組織で生き抜くには「いい人」になるしかない。という結論に私は達した。
人間は習慣に支配される生き物だ。すぐに慣れた。意識せずともできるようになった。続ければ周りも少しずつ変わってくる。いい人ばかりの世の中ではないが、悪い人ばかりでもない。

これが私の「ハック」だ。

こうしておくと、なめられることもあるし、馬鹿にされることもあるが、それでいいと思っている。プライドなんて何の役にも立たない。
むしろ、「油断した相手」が「こいつは敵ではない」と攻撃してこないので、か弱き我らは余計なストレスにさらされることもない。
ただでさえ、「ヒトの仮面」をかぶって、常人以上の汗をダラダラ流しているのに、敵の目に留まったらおおごとだ。処理能力はすぐにオーバーヒートしてしまう。

「会社組織で働けない」と言って、起業したり、資格を取って独立したりする人もいるが、まあ、それができる時点で上澄みだ。
現状維持のままが一番いい。でも、茹でガエルにはなりたくない。
分かる分かる。俺もそうだ。

じゃあ、どうするか?「いい人」になるしかない。
これはあくまでも一例、私の例でしかないが、参考になれば嬉しい。

誰でもできるし、お金もかからない。
他にやることもないなら、GW明けからやってみよう!

✔️ 声をかけられたら、必ず手を止める。立ち上がる。体勢を向けて話を聞く。
✔️ 「ありがとう」は0円で使えて費用対効果最強。すぐ言う。いつでも言う。どこでも言う。
✔️ 話は最後まで聞く。途中で遮らない。相手が一通り話し終わったのを確認して、質問をしてお互いの課題認識をそろえて、具体的なアドバイスをする。


ここまで読んでくださってありがとうございました!
誰かの何かになったらうれしいです!

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