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【第19回】自由研究駆け込み寺

(書き手 たかちお おさむ)

こんにちは。たかちおです。少し間が空いてしまいましたが、自由研究駆け込み寺は毎週引き続き開催しています。
今日は、1月18日の様子をご紹介します。

この日、テーマになったは「関係人口」。関係人口とは、その街に住む「定住人口」と観光に来る「交流人口」の間に位置する、その地域と多様な形で関わる人々のことです。

飛騨市で関係人口の増加、多様化を目指して行われているアプローチのひとつが「ヒダスケ」という地域のお困りごとを解決するプログラムです。この日は、ヒダスケ事務局で活躍されている永石さんが遊びに来てくれました。

ヒダスケは、農業や街のイベント、ちょっとしたアイデアなどなど、「ヌシ」と呼ばれる主催者のお困りごとや課題から生まれたプロジェクトに、誰でも気軽に参加できる仕組みです。普段は、接することがない人同士が接することで新たな気づきや関係性、企画などが生まれたりもすることもあるそうです。

こうした取り組みを神岡町でも盛り上げるにはどうしたらよいか。いくつかのアイデアが出ました。例えば、神岡町には伝統的に行われているお祭りがあります。街の人口減少の中、お祭りを今まで通りに続けることは難しくなってきています。一方で、祭礼行列で旗を持ったり踊ったりという地域に根ざした独自の文化は、それらが日常ではない人にとって非常に価値あるものの可能性があります。また、これまで関わることのなかった多様な人たちが関わることで、新たな価値が生まれることだってもあるかもしれません。

ポジティブな可能性を想像できる、とても刺激を受けた日となりました。

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