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【読書感想】「琥珀色の空想汽譚」黒い森著

この本も前から存在は知っていたのですけど、今まで
手に取っていなかった本です。

表紙にも「ストーリーイラスト集」とあり、
マンガ部分もあったりイラストが描いてあったり。
イラストの中に文章があって絵本のようであったり。

読み始めて最初に感じたのは「嫉妬」でした。

「自分もこんな本を作りたい!」という嫉妬。

まだまだ未熟でできないのでしょうけど、手を伸ばして、
自分の物語を紡ぎたくなりました。

最後のあとがきに同人誌で描いたものが収録されていることが
書かれていて、自分も同人活動もできればがんばろうかな、と
感じました。

中身はSF、スチームパンク、ファンタジーが織り交ぜられたような
ものです。静かな物語ですかね。

「自分の小さな世界を描いている」ようなあとがきの文章も
見受けられました。

あまり手を広げなくても、こんなに豊かなイラスト、物語を
紡げるのだから、すごいな、と感じます。

自分も表現を続けておもしろいものを作りたい、と
思わせてくれる一冊でした。

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