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視聴感想「竜とそばかすの姫」

細田守さんの作品は「サマーウォーズ」、「時をかける少女」だけ観てました。

どちらも面白かったし、今回の作品も個人的には面白かったです。

ただ、ネットの評判を見ると賛否両論ですね。

最後のシーンが問題あるのでは?とかいろいろ書かれていました。

でも、あの場面で大人が解決しては、作品としてそれはそれで違う気もするので、現実とは違えども、ああいう終わり方で良かったような気もします。

実際に子供だけで行動しては危険なので、現実では大人の力を借りる、ということも必要かもしれないですね。

何かで知った言葉で、「自立とは助けを求める場所が多数あること」なんていうようなものがあります。

それはそうですよね。今現在の生活ができているのは、知らない技術や知恵などを利用できているからで、自分一人で生活できているわけではないのですから。

祖母が言っていた言葉も思い出されます。

「仕事に偉い、偉くないはない」

何の仕事でも少なからず社会に役立っている。それなのに役立ちの大きさや給与などで序列をつけるのは間違っているのかもしれませんね。

その役立ち度合いの大きい仕事をできるのは、小さな仕事をこつこつやっている無数の人がいるから、ですしね。

自分も病気を持って、できることと言えば、創作くらいです。他の仕事でもできることなら頑張りたいのですけど、やると脂汗が出てきて、体調が崩れます。

それでも、自分は生きてて良いんだ、と思いたいです。

話はそれましたけど、今回の映画は歌も素敵でした。
また新しい作品を待ってますし、他の観ていない作品を観るのも良いかもしれませんね。