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絶版の漫画本がメルカリで見つかる!!

メルカリ✕ note のキャンペーン企画です!

https://note.com/info/n/n9fe6888850a8



突然ですが、私は、青森県で生まれ育ちました。

執筆時点で40の私ですが、インターネットがない少年時代、テレビも自由に見れるような家庭環境ではなかった中で、擦り切れるほど繰り返し読んだのは、「少年ジャンプ」でした。


最初は、ドラゴンボール目当てで買い始めたジャンプですが、暇な時間に他の漫画も読むようになり、面白いと思ったものは、本棚から何週も前のジャンプを出してきて、「第一話」から読み直すというようなサイクルでした。

そんな当時読んでいたもので、「あれーあの、なんだったかなーあの、デジタルな設定で、RPGなやつ、もう一度読みたいなー」と思っても、本は絶版となっており、街の本屋にはもちろんなく。

古本屋さんに入った時に、チラ見しては、「ここにもないか」とため息をついたものでした。

そんな中、テレビのCMで、芸人の有吉さんが「ダメもとで探してみる」みたいなことを言ってるのが印象に残ってて、
メルカリというサービスを使ってみたら、そこには、お目当ての商品がありました。


当時のCMないかなーと検索したけど、公式サイトの情報が残ってるのみでした。残念。


ということで、そんな当時手に入れた本はこちら。

https://jp.mercari.com/item/m53335407003

藤崎竜先生と言えば、「封神演義」を思い出される方も多いかと思いますが、私にとっての藤崎竜先生の作品は、「PSYCO+」(サイコプラス)

「デジタルな設定でRPG」以外はタイトルも思い出せないので、彼の短編が入った単行本を全て買ったのですが、私が読みたかったのは、「PSYCO+」の2巻に収録されてる短編「DIGITALIAN」(デシタリアン)でした。

30年前の当時、まだ製品としても珍しかったであろうCDのようなものから読み込んで魔法を使ったり、敵が「バグ」だったりと、
「デジタル」に対して感じるスマートさと、かっこいい言葉の響きをうまく使った、今読んでも「続きが読みたい」と思わせる作品でした。

また会えてよかったです。
一生の宝物にします。
部屋の本棚に置いておいて、いつか息子が勝手に本棚から取り出して読み、
大人になったらインタビューに答えるんです。

◯◯になろうと思ったキッカケですか?

んーなんだろうなー

あああれかもです。

僕が子供の頃の話なんですけど、うちの父親が、あの当時でも、もう電子書籍でほとんどの本が買えるのに、本物の本を何冊か本棚に並べてたんですよ。

それを隠れて読んでたんですけど、その中の一冊がすごい好きで。
それですかね。
僕の中で、◯◯を中心に考えるようになったのは。

大人になった息子

みたいな。感じで。
◯◯の部分は「漫画家」でも「プログラマー」でも「映像作家」でも「旅人」でも何でもいいです。

何のお話でしたでしょうか。
すぐ話が脱線してしまうのは、歳をとって話し相手が減ったせいでしょうか。すみません。

そんなメルカリさんですが、なんと、昨年末からメルカリアンバサダーという機能が始まってるということで、

せっかくなので、私世代のお兄さんお姉さんの、お涙感涙、よだれ垂涎の、至極の絶版漫画本をご紹介したいと思います。



「原色超人PAINT MAN」

冴えない学校の先生が、ある日突然、ヒーローになるというお話。
3色のパレットが変身道具になっていて、塗った色によって、耐久力や得意技が変わるような設定だったと思う(うろ覚え)

と思いましたが、今の時代、Wikipediaがあるんですね!便利!

以下Wikipediaより

新米の小学校教師である一色彩人は、地球に逃亡してきた異星人の王子クィンに星宝「超人原色」という絵の具を託される。超人原色を顔に塗ることでペイントマンに変身することができ、様々な事件を解決したり侵略者たちと戦うことになる。

あらすじ

筋肉超増強の青(バーシャシュンズ・シアン)
高速飛行の赤(ブレシュディーン・マゼンタ)
五感超進化の黄(エスペディフォーズ・イエロー)
武装変形の緑(ベクタクカターズ・グリーン)
気術操作の紫(ハウルスターク・パープル)
超硬防御皮膜の橙(フェングストール・オレンジ)

能力

そうそう!
「原色」で、シアン、マゼンタ、イエローが基本の色で、それを混ぜ合わせることで、またさらに違う力を手にするという、なかなかに考えられた設定だったんですよね。
当時は何も分からず、学校の絵の具をとりだしては、顔に塗って、近所の山を駆け上がって(心の目で見える)敵と戦っていました。

「地獄戦士魔王」

Wikipediaより

500年後の世界征服を目論む悪魔・田中魔王はその征服の拠点をポンポコ市に定める。しかし、学校で勉強して、友達も作りたい彼は聖ポンポコ学園に入学。その上、500年後の世界を住みよくするため、今のうちは人のために奉仕することを誓う。今日も魔王は下僕の野獣たちを引き連れ世界征服を目指し、日夜奉仕活動に励むのだった。

ストーリー

設定は、世界征服やら魔王やら物々しいですが、ギャグ漫画でした。
フリはシリアスな劇画タッチ→オチでポップな2頭身タッチというようなもので、少年だった当時の私には年齢相応のピッタリな作品でした。

この漫画で覚えた言葉で「ファッキュー」と「ペソ」と「野獣」というものがあり、いまでもこれらを聞くとこの漫画を思い出します。

たぶん今読んだら、ちゃんとフリとオチを読めて、何気なく絵柄とポップなセリフだけで読んでた当時よりも、そのギャグの深みを感じられるのだろうなと思ってる。登場人物に「大麻ラリ太 」とか「得糞シス子 」とかいるし。

「くぴっと一杯」

最後にご紹介するのは、少年ジャンプからではなく、スーパージャンプからになるのですが。。。

その当時、少年ジャンプで「王様はロバ〜はったり帝国の逆襲〜」(略して王ロバ)を連載していた、なにわ小吉先生の、次の作品です。

王ロバは、おそらく、私のギャグ漫画の原点というか、「ある設定の中で、人間らしさとはどうなるのか」というような、何かこう、哲学じみたことを感じたのかどうかは知りませんが、

例えば、「無人島で1人きりになったら、一回はフルチンで走っちゃうよね」とか、「斧を池に落として女神様が出てきたら、金の斧とか願い事とかどうでもいいから、女神様が俺と結婚してくれるまで土下座するね」みたいなことを、大人気なく、子供相手に真剣に漫画で描いていた人がなにわ小吉先生だと思っており。

その先生の王ロバの次の作品が、この「くぴっと一杯」でして。
ギャグ漫画という色は薄れたものの、その、「人のサガ」とか、人生観みたいな、なんというか、そういうのが見える面白さがこの先生の作品にはあると思ってますので、Kindleでも読める王ロバを読んだら、こちらも合わせて揃えていただくのがオススメです。
ぜひ、メルカリで揃えてみてください。

おわり

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