かみこうじ / はたらく夫婦

東京から静岡に移住して5年。仕事は東京、暮らしは静岡の2拠点生活。最近は夫婦でフルリモ…

かみこうじ / はたらく夫婦

東京から静岡に移住して5年。仕事は東京、暮らしは静岡の2拠点生活。最近は夫婦でフルリモート勤務実行中。 仕事のこと、子育てのこと、生活のことを夫婦でnoteに綴っています。 夫はコンサルタント。妻は事業会社の人事。2児(5歳/1歳)の親。

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はじめまして! ~私たちの自己紹介~

このnoteを書いている私たち夫婦についてご紹介です。 ・年齢:       30代(夫が妻より年上) ・出会いのきっかけ: 職場 ・結婚歴:      8年 ・仕事:       共働き(夫:コンサルティング、妻:事業会社人事) ・子ども:      2人 ・家:        賃貸 ・車:        なし ・居住地:      静岡県(2016年に東京都から移住) 箇条書きにするとこんな感じです。この中で「おや?」と思われるのは、移住の部分かもしれません。コロナの

    • ご縁しかない、転職ものがたり

       これは、2021年12月〜2022年1月(2か月間)の、私(妻A)の転職レポートです。ずっと「下書き」状態で眠っていたものを、転職からちょうど2年経った今、仕事で中途採用担当になったこともあり、公開したいと思います。  「主体的なキャリア形成」という言葉が聞かれるようになって久しい。リスキリング(大人の学び直し)もそう。もう会社がすべて面倒を見てくれる時代は終わったのだから、自分でスキルを磨き、キャリアを作ってくださいねということ。経営環境の大きな変化の中、社員みんなのキ

      • 娘に伝えたい「女性がリーダーになること」

        私(妻A)はこの1年間、娘の保育園の保護者会の会長をしていました。役員経験があったわけでもなく、ただ大好きな保育園の運営の役に立つことができるなら、という気持ちで立候補しました。 保護者会の役員決めは、毎年難航すると聞きます。実際、娘の保育園でも会長以外の役職は「くじ引き」で決まり、役員というのは敬遠されると実感しました。みんな、できることなら関わりたくない(笑)。 今回、立候補・就任したことで「女性がリーダーになる」ということについて理解が深まりました。周囲の反応、周り

        • 「今、地震が起こったら?」で考える

          外気温がマイナス3度を記録したある寒い朝、わたしは我が家の防災の盲点に気がついてしまいました。それは【寒さ対策】。 夫もわたしも、防災にはかなり注力していると思います。ふだんから2人で話し合って、電気・ガス・水道のライフラインが絶たれた場合を想定して、家族4人(夫婦+未就学児2人)で、以下を備蓄しています。 -水 50ℓ -カセットガス 20本 -カセットコンロ -大型の蓄電池 -非常用トイレ 100回分 -食糧 缶詰やレトルト食品、パックご飯や長期保存のパンなど 備蓄品

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        はじめまして! ~私たちの自己紹介~

          5歳向けのお金の教育

          4歳半頃から数字やお金に興味を持ち始めた長女。経済学部で投資理論や行動経済学を専攻していた夫は、おもしろがって5歳にもわかるお金の教育を始めてみました。 夫:「チョコ1個あげるから、ガム10個ちょうだい」 娘:「いやだ」 夫:「じゃあ、チョコ1個はガム何個と交換できるの?」 娘:「1個」 夫:「うーん、それならチョコはあげたくないなぁ」 娘:「そしたらー、ガム2個あげるからチョコちょうだい」 夫:「いいよ」 最初はこんなやりとりでした。お金の教育では「増やし方」に目が行き

          5歳向けのお金の教育

          補聴器ユーザーになってわかった”あるある”

          夫(K)は2020年11月から補聴器を使っています。30代から補聴器を付け始めたという人はあまりお見かけすることがなく、ひょっとすると貴重な体験をしているかもと思い、毎日付けることで出会う"補聴器あるある"をご紹介したいと思います。 1. 突然、英語のスピーチが聞こえてくる!?私(夫K)がキッチンで夕飯の仕込みをしていると、英語の会話?が遠くの方で聞こえ始めました。補聴器は本当によく聞こえます。「家の前を外国人が歩いているのかな?」と思っていると、だんだんその声が大きくなり

          補聴器ユーザーになってわかった”あるある”

          子育てから学ぶ「分かりやすく伝える」極意

          伝えたこと≠伝わったこと。相手に何かを伝えるのは本当に難しいですよね。誰にでも分かるように話すことは、私たちの仕事や日常生活の中でたびたび求められるスキルです。夫(K)はコンサルタントとして様々な業種業界に合った言葉選びをし、妻(A)は長年人事の仕事を通じて多種多様な人たちとの対話を経験してきました。それでもやっぱり難しい…。 先日5歳になった娘は、4歳頃から「それってどういうこと?」「なんで?」の質問が止まりません。しかし彼女との会話によって、分かりやすく伝える技術を日々

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          保育園からの急な呼び出しのない子育て術

          「お熱があります」—― 朝は元気にしていたのだけれど、急な発熱や嘔吐などで保育園から電話がかかってきて、お迎えに行かなくてはならない。そんなシーンは子育て中の共働き夫婦の、代表的なあるあるだと思います。 ネットで検索をすると、急な呼び出しに備えるための工夫がたくさん紹介されています。夫婦で事前に予定を確認しておく、仕事中も緊急連絡が来ることを想定してこまめに連絡が来ていないかチェックする…等です。ただ、もっと根本的な「急な呼び出しをなくすことはできないか」という視点で工夫を

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          食洗機がやってきて、娘が言ったこと

          ロボット掃除機、全自動洗濯乾燥機、食洗機。令和時代の「新・三種の神器」と呼ばれるそうです。これといった不便(例:冬に冷たい水で食器や洗濯をしなくてはならない)がなくなった現代社会では、これまで人が行っていた作業を機械が担う、という点で神器と呼ばれるようです。 我が家を見てみると、確かに全自動洗濯機が稼働し(ずっとビートウォッシュを愛用しています。現在は2代目ビートウォッシュ。)、Roomba i7が文句を1つも言わず、毎日時間通りに床掃除をしてくれています。 我が家にやっ

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          在宅ワークを快適にするアイテム5選

          夫婦ともに在宅ワークである私たちが、様々なアイテムを試した結果、「これは買ってよかったね!」と口をそろえるアイテム5選をご紹介します。 私たちは、数年前から「夫婦ともに在宅ワーク」という日が週に何日かありました。それがコロナの影響でほとんど毎日が「夫婦ともに在宅ワーク」となっています。夫(K)はコンサルタントとしてオンラインでコンサルティングや講演会や研修プログラムを提供し、妻(A)も外資系企業で人事・組織開発の仕事を週に3,4日は在宅勤務で行っています。 日本全体でも在

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          在宅ワーク夫婦のサラメシ事情

          夫婦ともに在宅ワーク。新しい日常をよく見ると、平日のランチタイム(サラメシ)に大きな変化が起きていることがわかります。「せっかくならおいしいものを食べたい」と考える私たちかみこうじ。60分1本勝負のランチタイムを有意義にするための秘訣をお伝えします。 1.飲食店応援!テイクアウト作戦私たちの住む静岡県三島市はコンパクトな街です。自宅から自転車で5分圏内にたくさんの飲食店があります。最近は、コロナ対策としてランチタイムのテイクアウトを充実させているお店も多く、週1~2回はテイ

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          東京脱出後も、たいせつな人たちとつながる秘訣

          「東京脱出」を検討する人たちが増えています。迷いポイントの代表例のひとつが、今ある良好な人間関係を断ち切ってしまうのではないか、という懸念です。東京都目黒区から静岡県三島市に2016年に移住した私たちは、今でもたいせつな人たちとのつながりを保てています。決して、断ち切る/切れてしまうことはありません。そこには秘訣があるんです。私たちの4年分の工夫をご紹介します。 東京に住んでいた頃、週末は友人との予定でぎっしりでした。同じ建物に住む「お隣さん」とは家を行き来したり、レストラ

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          お母さんはどうしてお箸が上手に使えないの?

          家族でごはんを食べていると、4歳の娘が「お母さん、お箸の持ち方がちがうよ。」と言いました。それまで私(妻A)は、子育てを「私が娘に教えるもの」と思い込んでいたようです。親の私の方が未熟なこともある、とハッとしました。 娘は、何年も前から保育園で毎日正しいお箸の持ち方を訓練してきました。エジソン箸ではなく本当の箸で、食べるわけでもない豆をつまみお皿からお皿に移す練習など、悔しい思いをしながら重ねてきたのです。 保育園で練習する娘(当時2歳1か月) 夫に指摘されたことがあっ

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          仕事で"事故る"のはなぜか?

          時間がなく慌ててメールを送ったところ、相手の名前に「様」を付け忘れてしまった。猛省した結果、翌日は何度も確認して丁寧に仕事を進めるように。すると「仕事が遅すぎる」とフィードバックをもらってしまった。 —― ミスなくスピーディーに仕事を進めたいけれど、この塩梅がうまくできない。多くの人たちの、仕事上の悩みのひとつです。今日はこの点について考えます。 速度とミスはトレードオフ?私(夫K)はこれまでに1万人以上のビジネスパーソンに、働き方に関する助言を提供してきました。「仕事の

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          4歳の娘が考えた「記憶の定着モデル」

          「しょうりょうばった たべるのは ほんのしょうりょう」「あげはちょうに ぷれぜんとを あげまちょう」 これは、4歳の娘が保育園で覚えてきた「虫かるた」の句の一例です。私たちと話をしていると、ふと虫かるたの句が頭に浮かぶようです。平日はもちろんのこと、休日も一緒に過ごしているふとした瞬間に、一句を読みます。 見たことのないアニメのキャラクター。大人たちが使う、概念のような、形のないモノの名称。スポンジのように次々に吸収する娘の頭の中は、いったいどうなっているんだろうと、かね

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          やりたい仕事を引き寄せる方法

          こんなシーンを想像してみてください。どんな気持ちになりますか? 仕事で念願のチームに配属された初日。「これ、20部コピー取っておいて。」という仕事しか頼まれたかった。初日はこんなものかと思ったけれど、2日目もコピーの仕事だった。これが1週間続いた。気が付くと1か月が経ち、3か月経っても、コピーを取る仕事以外に任されることはなかった。 出所:夫Kが新卒研修で紹介するエピソード 多くの人が初日で、辛抱強い人でも1週間もすれば「私はこんなことをするためにここに来たんじゃない」

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