亀おばちゃん

本とか映画とかドラマとか。おぼえられないから書いておく。 日々、亀と犬と猫の世話をしな…

亀おばちゃん

本とか映画とかドラマとか。おぼえられないから書いておく。 日々、亀と犬と猫の世話をしながら過ごすおばちゃんの感想文。 おばちゃん視点でござい。 備忘録のためにフィーリングで書いてるから参考にはしないでね。

最近の記事

本 「50歳からのごきげんひとり旅」

山脇りこ著。 オーディオブックにて。 久しぶりに読んだな。エッセイ。 しかも同年代の人の リアルライフ的な。 そうよ、アラフィフの旅エッセイ。 え?!興味ないって?! ふふ。でしょうね。・ 同年代以外、興味ないでしょう。こんな本(笑) あ、でも40代の人が読んでもいいかも。 わたくし、おばちゃんも 上の世代の方のエッセイ読んで 「こんなばあちゃんになりたいぞ」と 思ったりするからね。 山脇りこさん。 お料理の先生らしい。 その方の旅エッセイ。 最初の方の章に 「私、一

    • 本「祖母姫、ロンドンへ行く!」

      椹野 道流著。 オーディオブックにて。 最後の晩ごはんシリーズの椹野 道流さんのエッセイ。 あー、おもろかった。 椹野 道流さんが、昔 おばあちゃんと行ったロンドン旅行記。 ファーストクラスで行って すこぶる良いホテルでの滞在。 美食、お買い物。 おばあちゃんがロンドンでお姫様のように過ごす旅行。 いいなー 幸せなおばあちゃん。 もちろん資産家さんなんだろうけど それを支援してくれた子供達。 母親のことを大切に想っていたんだよね。 なかなか実現しないよ、こんな旅。

      • 本「大富豪同心 8 刺客三人」

        幡 大介著。 オーディオブックにて。 楽しみしていた1冊! 5/17にオーディブルの聴き放題プランで聞けるようになったー 今回も、もちろん面白かったわ〜 でも、なんか主役の八巻卯之吉の影が薄い作品だったような・・・ まあ、おなじみのメンバーが活躍して 楽しく聴いたけど。 安定の面白さ、って感じ! しかし、女盗賊の残党であり 刺客でもある お峰ちゃん。 引っ張るねー。 まだ宇之吉の命を狙う?! よくも飽きないもんだ。 あ、そういや 女の恨みは怖い、って言ってたな。 私

        • 本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 8 赤札始末」

          坂岡 真著。 オーディオブックにて。 あー、聴き終わっちゃった。 シリーズ8作。 新作は6月ごろ発売予定らしい。 もうね、大満足ですよ。 今回は、火札の話や(放火してやるっていう脅迫状) 娘たちの拐かし(かどわかし)。 最後の大きな船に、拐かされた娘たちが 大樽に入れられて密航って物語。 スケールは大きいし 展開がダイナミック! でも、最後にはラクダを連れた一座が 喝采を受けながら江戸の町を歩いていく。 いいねー。 読んだ後の読み心地が最高。 ナレーションの方も 本

        本 「50歳からのごきげんひとり旅」

          本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 7 為せば成る」

          坂岡 真著。 オーディオブックにて。 鶴さんと亀さんが知り合った。 (人。与力の母上どの) その鶴さんと亀さんが代書の内職を。 何という因果か、事件と結びついていた。 この物語には、江戸時代の 「責苦」のことが出てくるんだけど ほんっとに怖いわ。 要するに罪人に自白を促すための拷問の方法なんだけど 半端ない。 石抱き、吊るし責め、海老責・・・ 誰よ、こんなの考えたの!!! 自白させることぐらいしかできなかったんだろうね、この時代。 証拠って言っても、時代が時代だから なかな

          本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 7 為せば成る」

          本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 6 理不尽なり」

          坂岡 真著。 オーディオブックにて。 今回は理不尽な物語ばかりが出てくる。 油の買い占め。 大奥の権力者による土地の買い占め。嫌がらせ。 武家の放蕩息子が盗賊に加担してやりたい放題。そのせいで 罪のない料理人がはりつけの刑に処せられる。 江戸時代ってさ、 武士と町民では大きな違いがあったのよね。 武士なら罪にならないことも 町民だったら罪になってしまう。 ひどいじゃないか!! あぁ、辛いなぁ。 身分に大きな違いがあるってさ。 もちろん今作も面白かったわけだけど わた

          本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 6 理不尽なり」

          本「はぐれ又兵衛例繰控 : 5 死してなお」

          坂岡 真著。 オーディオブックにて。 今回も面白かったなぁ。 又兵衛の義父が持っていた名刀が どこぞへ消えた? いや、消えたわけではなくて 又兵衛のお父さんが 元部下にあげてしまっていた。 その名刀を取り戻す。 そして元部下を助ける。 そんなミッション。 それぞれに事情があって なかなかうまくいかなくて すれ違って うぅ、人生って大変。 切ない。 そんな風に思わせられたけど でも温かい想いに支えられることもある。 しかし、年をとってボケが始まっている義父。 でも

          本「はぐれ又兵衛例繰控 : 5 死してなお」

          本「はぐれ又兵衛例繰控 4 密命にあらず」

          坂岡 真著。 オーディオブックにて。 もうシリーズ4作目。 楽しい。 毎日、又兵衛!(主人公の名前ね) このキャラ設定がいいのよね。 与力。でも内勤。 (内勤の与力が主役って本当に斬新) 暗記力、記憶力がすこぶる良い上に 剣の腕が素晴らしい。 でもあまりそれは知られていない。 出世には興味ないし 他の人のことも興味ない。 でも、そんな又兵衛くんが 奥さんを迎え 義父母と暮らすようになって だいぶ変わってきたのよね。 無関心だった他人のことも 関わるようになってきて。

          本「はぐれ又兵衛例繰控 4 密命にあらず」

          本「はぐれ又兵衛例繰控 : 3 目白鮫」

          坂岡 真著。 オーディオブックにて。 今回も聴きごたえあったなぁ。 魂を削って虎を描く、凄腕絵師の物語。 そして同居している内縁の妻、しずかさんの家出の話。 又兵衛さんよ、 あなたはすっかり しずかさんの家族のことが大好きになってたのね。 一人が気楽、って言うのは正しいけど やっぱり家族の温かみを知ると 違うものだよね。 しかし、しずかさんの 前の旦那はひどいやつだ!! 全くもって憤慨だわ。 まあ、逆のこともあるけどね。 奥さんがひどい場合とかさ。 結婚って、結婚

          本「はぐれ又兵衛例繰控 : 3 目白鮫」

          本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 2 鯖断ち」

          坂岡 真著。 オーディオブックにて。 うーん。 面白い。 一気に最後まで聴いちゃった。 1冊にぎゅぎゅと色々な物語が収められていて とっても読み応え(聞き応え)あり! 最初の物語、「赦免船」も よかったー そこに、まさかの小堀遠州の茶碗が登場!! わたくし、おばちゃんは 茶道のお稽古してまして 小堀遠州の名前にロマンを感じるわけですよー わー、出たー!! と嬉しくなっちゃったわ。 茶碗を修復してくれた職人さん。 「あの茶碗を修復させてもらえたなんて光栄だ」と 言ってた

          本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 2 鯖断ち」

          本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 1 駆込み女」

          坂岡 真著。 オーディオブックにて。 はぐれ又兵 衛例繰控。 何?「れいくり」って? っていうのが第一印象だった。 オーディオブックだと サウンドだけで判断するから 初めて聞く言葉が一体どんなものか分からないのよね。 そこだけ不便!! 要するに、与力とは言っても 罪人を捕まえる与力ではなくて 内勤の人!(事務職) 知らなかったー 時代小説を長く読んできたけど 内勤の人が主人公って小説は初めてなのよね。 だからこそ面白いんだけど。 レビューではナレーションも聴きやす

          本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 1 駆込み女」

          本 「立つ鳥の舞 くらまし屋稼業」

          今村 翔吾著。 オーディオブックにて。 あぁ、聴き終わっちゃった(泣) あっという間だった。 今回は、くらまし屋の赤也の物語。 どうして世を捨てくらまし屋の一人になったのか。 そして、捨てた「芸の道」へ再び。 でもそれはかつての仲間や義弟を救うため。 わたくし、おばちゃんは 子供の頃から日本舞踊をしてきた人だから 物語に出てくる「娘道成寺」は 大好きだし、一度は舞台で踊ってみたい、と密かに憧れていた。 主役ね。主役。小坊主と坊さん役では、3度も舞台に立ってるわ!! どん

          本 「立つ鳥の舞 くらまし屋稼業」

          本 「花唄の頃へ くらまし屋稼業」

          今村 翔吾著。 オーディオブックにて。 人にはそれぞれ掟がある。 その掟に沿って生きている。 かっこいいわぁ〜。 掟、って言葉。 かつて凄腕の殺し屋だったおじいちゃん。 可愛い孫の、おあやちゃんのために・・・ 切ないわぁ。 子供とおじいちゃん出すの反則でしょ! 泣ける。 元々、わたくしおばちゃんは 殺し屋ものが好きなのよねー。 レオンとか。イコライザーとかさ。 剣客商売も好き。 おじいちゃん剣士よね。 守りたいものがある。 その守りたいもののために 立ち上がる!!

          本 「花唄の頃へ くらまし屋稼業」

          本 「冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業」

          今村 翔吾著。 オーディオブックにて。 えらくなった幕府の重鎮。 若い頃の恋しい人が 実は娘を産んでいた。 しかも自分の子供らしい。 そしてその娘が嫁に行く。 花嫁衣装を一目見たい。 そんなロマン? 身勝手なロマン?なストーリー。 ん? えっとー 前作も、「初恋もの」じゃなかったっけ?(笑) 著者の好みなのかね。 純愛ものっていうか 初恋は忘れられないっていうか・・・ あー、でもねー。 著者、男性だもんね。 男性って女性より よっぽどロマンがあると思うのよね。 初

          本 「冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業」

          本 「秋暮の五人 くらまし屋稼業」

          今村 翔吾著。 オーディオブックにて。 この作家さん、天才だな。 この作品。もう本人の目の前でスタンディンオベーションしたい。 このシリーズを聴き始めて 4日ぐらい? 昼夜問わず、聴き続けている。 シリーズ物って最初はまだ エンジンかかり始めだし 聴いている方も登場人物に慣れていく段階。 だからまだ感情移入できないけど 4作目にもなると かなり登場人物のことも分かってきて (だんだん友達や親戚みたいな気持ちになってくる) 面白くなるんだよねー この体験って不思議だけど

          本 「秋暮の五人 くらまし屋稼業」

          本 「夏の戻り船 くらまし屋稼業」

          今村 翔吾著。 オーディオブックにて。 シリーズ第3作目。 いいですなぁー。 誠にいいですなぁー。 今回は、故郷にどうしても どうしても帰りたいおじいさんのお話。 単なるおじいさんではなくて、薬草の権威。 あまりにも権威でこの方の持っている情報が外に漏れると大変らしい。 でも、おじいさんは帰郷したい。 幕府に監禁されているおじいさんを くらまし屋がなんとか救出して願いを叶える、っていう展開。 おじいさん、 そうかー。 そんな理由で帰りたかったのか・・・ いいねー。

          本 「夏の戻り船 くらまし屋稼業」