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MBAで学ぶチームワーク:世渡り上手になるために

一般的に、仕事はほとんどが「チーム」で進められます。「チームの一員」や「チームのリーダー」として、正しくチームをマネジメントすることは、良い仕事をすることや自身の評価を高めることにつながります。

私が学ぶビジネススクールでは、ほとんどの授業において複数人のチームで課題に取り組みます。私自身、海外経験がほとんどない、いわゆる「純ドメ」として米国のビジネススクールに飛び込み、様々なバックグラウンドを持つ海外の同年代の学生(20代後半から30代前半がボリュームゾーン)と協働してきました。日本国内では経験してこなかった様々なイシューに日々頭を悩ませながら、失敗を繰り返し、それでも何とかサバイブしてきました。そうした経験の中で、私が学んだことを紹介します。
有料版の部分では、具体的な私の経験を多く挙げ(小話も多く含むと思います)、失敗談や成功談、そこからの学びを説明します。MBA留学を予定している方のみならず、仕事をされている方においても役に立つnoteかと思います。

チームワークのゴールと課題

私が考えるチームワークのゴールは以下となります。こうしたゴールを念頭に置いてグループワークを進める必要があります。
①よい成果
これが間違いなく最重要です。アカデミックにおいては「質の高い成果物を出せたか」、仕事においては「プロジェクトが成功したか」というところです。
私は成果物の質を高めるために、個人的には以下のNoteに記載していることを実行しました。こちらも参考いただけると幸いです。

②チームの結びつきの深化
カジュアルな言葉でいえば、「チームが仲良くなれたか」ということです。せっかくチームで協働するのですから、課題やプロジェクトを通じてチームの結びつきを深めることも重要です。

③個人評価の上昇
さらに、チームの中で「自身が貢献した」とチームメンバーから評価されることも重要です。私のビジネススクールにおいては同学年が200人程度のため、友人からの評価はすぐに他の人に広まり、「あいつはできる」「あいつはできない」という評判が漂います。皆が優れたメンバーとチームを組みたいため、「できる」と評価された人にはチームを組む際に人気が集まります。
仕事においても「プロジェクト一回きり」の関係はあまりないと思います。一回のプロジェクトで育んだ関係や評判が次の仕事につながることは大いにあります。

一方で、よいチームワークを妨げる課題は以下となります。
・悪いチームの仕組み
・個人の能力の欠如
・フリーライダー(何もやらない人)の出現
・期限を守らないメンバー
・人間性の違い

などなど

これに続く有料版の部分では、こうした課題に頭を悩ませた、私の失敗談や実体験を紹介しながら、よいチームワークにつながる学びを述べたいと思います(全7話+番外編、及びまとめ)。間接的には、MBAでの生活を理解する一助にもなると思います。タイトルは以下の通りとなります。一応、時系列になっています。

第1話:「でしゃばりすぎだ」とチームメンバーに怒られた話
第2話:無駄なミーティングを日々繰り返した話
番外編:キャラ付けされることって重要だよね、という話
第3話:チームクラッシャーをいなした話
第4話:チームメンバーがフリーライダーだった話
第5話:気を遣いすぎて失敗した話
第6話:どうしてもよい成績が欲しい授業でチームをリードした話
第7話:メンバーのミスをフォローする話

Key Take Away

これから紹介するエピソードを通じて私が学んだことは、

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