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波の上でぼーっとしたい。

転職後によくある話

あるきっかけで、20年近く勤務していた環境とは異なる所での勤務がスタートして2か月近くになります。完全に「転職」って状況。 今の状況を残しておきたいと思い、NOTEに綴る事にしました。 もし、転職直後で、波にのまれ、負のスパイラルに入って苦しんでいる方に読んでいただけるのなら、「そんな状況になるのはあなた一人ではないよ」とお伝えしたいです。

転職は大波だぁ

まず、この転職って波は、私が想像していた以上に大きく、冷たく、そして静まらない事を知りました。 社会人歴も20年となれば、山あり谷ありの試練を乗り越えてきて来たと自負していたのですが…そんな事は通用しません。 いや、もしかすると、これまでのキャリアが活かすことが出来るレベルまで自分が戻ってくれば、大切な人生の財産として活かすことが出来ると思います。 しかし、今現在の状況で言うと、正直なところ20年の実績とか経験とか、そんな物は忘れてゼロベースで始めるのが良いと思っています。

7つの波。

転職を経験した事がある方は手に取るように理解していただけると思いますが、とても基本的な事、簡単だと思っていた事、これまでに困った事がないが故に大きな波にのまれるように感じてるのが下記の7つの例。
これは一部であって、書き出したら無限にありそうです。
①仕事の進め方がわからない
②基本的な考え方、判断基準が一緒ではない
③自分のスケジュールすら管理できない
④誰に訪ねてよいかわからない
⑤誰のアドバイスが適切か判断できない
⑥過緊張により、労働パフォーマンスが最悪な状態
⑦主で使用しているPCツールやプログラムが異なるから慣れるまでの違和感

呼吸を忘れてる?

全部の波が同時に襲ってくる、いや、もしかすると若干の時差があるのかもしれないけれど、いつも苦しんでるから私には大波が同時に来ているように感じてます。オフィスでは、常に片方だけの鼻の穴で呼吸をしている感じ。酸欠状態で一生懸命に走り切ろうとしている。 そう、苦しいけど手は抜いてないのです。これが更に追い打ちをかけるように心にプレッシャーをかけているのもよくわかる。 「できない自分」を俯瞰で見て、許容できればきっと深呼吸も出来るようになるはずなんだけど。
そんな酸欠状態なもんで、小さなミスが重なっていく と言う、まさに「負のスパイラル」なわけです。

自分のペースを保てるようになりたい。これ、日々の祈り。

親切半分、仕事の進捗が悪いのが半分で、お手伝いと言うか、隣から手を出し口を出してサポート(?)しようとしてくれる方もいるのですが。お願い、私のボードは私に操作させて!と、毎日願ってます。背中をグイグイ押されても、波には乗れないよ。とはいえ、「押さないで」とも言いにくい。
転職って、空気読むのも重要だと思っているから、そんな発言すらできない。 

まとめ

転職を経験したほとんどの方が、苦しい日々の経験があると思っています。なので、自分だけだと思わず、お昼休みにでも、ぼーっとして肩の力を抜ける場所を探してください。私は近くの公園に逃げ込んでます。この冬の時期でも、晴れてる日なら快適。空をみて、深呼吸、頭のスイッチをオフにして過ごす30分ぐらいがとても快適。 それだけでも、かなり違います。あなたもその時間を見つけてみてください。

最後に…今更ながらに反省している事もあります。これまで、他社から転職してきた同僚達へあたたかい言葉や態度をできてなかった。こんなに苦しんでいるとは想像してなかった。私ほどではなかったにせよ、緊張感の中で毎日必死に頑張っていたのだろうと思う。この経験を通して、転職者の視点で物を見れたこと、これは私の人生の財産の1つになりました。


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