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呼吸を使って心をコントロールしてみましょう。

呼吸について深く考えた事、ありますか? 生まれたその瞬間から、自分でコントロールしても、しなくても 呼吸はしていますよね。呼吸が止まってしまうと生死につながる動作なのに、これまでその大切さについてフォーカスしてきませんでした。 今回は呼吸と心のつながりを少し考えてみましょう。

呼吸の種類

呼吸にはいくつかパターンがあります。腹式呼吸と胸式呼吸。どちらも酸素を取り入れて二酸化炭素を出すには変わりありませんが、体と心へ影響には大きく左右します。また、誰もが知っている空気の通り道「鼻」と「口」を使い分ける事によって「空気を取り入れる、空気を排出する」以外に、「心」にも作用するのです。

1日に3万回以上は呼吸をしているようですが、意識的に呼吸する習慣はありますか? 私は、緊張している時など深呼吸を意識的にしてる程度で、「呼吸をコントロールする」という意識は全くありませんでした。 Yogaを通して、心と体はつながっている事を学び、呼吸法によって心と体がコントロールできることを学習しました。

そう言われてみれば、心情によって呼吸が変化している事に気が付きました。例えば・・・嬉しい時のはずむ呼吸、疲れた時の「はぁ~」、眠りに入る瞬間の深い「すぅ~~」も、無意識に「吸って・吐いて」をしているようですが、心とは切り離せないのです。

鼻から吸って鼻から出す呼吸で腹式呼吸

呼吸をつかって心をコントロールしてみてはどうでしょう?  リラックスしたい時にオススメなのが、この鼻呼吸を使って腹式呼吸。よく言われるのが「深呼吸して~」って。それがこの腹式呼吸、つまり大きく深く呼吸をするのです。副交感神経に作用するので脳内のリラックススイッチONとなり、頭の回転がゆるくなり、心もゆるみ、最後に体全体の力も抜けていきます。 

鼻から吸って口から出す呼吸で胸式呼吸

運動を始める直前、アクティブになりたい時にオススメなのがこの胸式呼吸です。先ほどの腹式呼吸とは逆に、少し浅めに細かく呼吸をしてみましょう。交感神経に作用するので脳の働きスイッチがONになります。

日常生活で取り入れてみる。

1日、ほんの数分で良いので、どこかのタイミングで自分の呼吸にフォーカスして、コントロールをしてみてください。

例えば、電車を待つホームで。例えば、コーヒーショップで注文したコーヒーが出来上がるまで。例えば、運転中に青信号に変わるまで。例えば、朝 起きてすぐのベットの中で。。。。などなど、特別な時間を設定する必要はありません! 

どこか(例えば携帯電話、手帳の見開き、トイレの中、玄関のドア、洗面台の鏡)にポストイットで「呼吸」って張ってみてください。そして、そのポストイットを見たら、呼吸を深くしてみる。軽く目を閉じて全身に酸素を送り込むかのようなディープなやつ。 数回で効果を実感できるはず!

この、「ふと思い出して呼吸をする」コントロールが出来るようになると、自分で心のリズムをコントロールするファーストステップです。

次回の記事ではYOGAを通して学んだ左右の鼻の穴を使い分ける「呼吸法」をお伝えしたいと思っています。

呼吸から、あなたの1日がいつもの1日より素敵になりますように。。。




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