一般社団法人 鎌倉同人会

当会は、大正四(1915)年一月に史跡保存や住みよいまちづくりを目指して鎌倉の地に誕生…

一般社団法人 鎌倉同人会

当会は、大正四(1915)年一月に史跡保存や住みよいまちづくりを目指して鎌倉の地に誕生。2015年に創立100年を迎えました。これからも鎌倉の未来のために活動を続けています。https://www.kamakura-doujin.com

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鎌倉同人会からのお知らせ

★第27回鎌倉同人会講座 北条義時とその時代 日時:令和6年7月17(水) 14:00~16:00 会場:鎌倉生涯学習センター 第5集会室 講師:山本みなみ氏(鎌倉歴史文化交流館学芸員) 近世以降、北条義時は「極悪人」として評価されてきましたが,近時の研究成果もあり、その評価は徐々に変わりつつあります。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも描かれていましたように、なぜ地方武士の一人にすぎなかった義時が、時を経て鎌倉幕府の最高権力者になることができたのか、本講座では姉の北条

    • 令和6(2024)年度定時会員総会・懇親会の報告

       令和6(2024)年度の定時会員総会は、6月2日(日)12時30分から、今回は鶴岡八幡宮・直会殿で開催しました。また当日は総会に先立ち、八幡宮の本宮にて理事長以下7名の理事が参加してお祓いを受け鎌倉同人会の発展を祈り正式参拝をしました。  西野大介常務理事の司会で開会し、冒頭、富岡幸一郎理事長から挨拶があり、次いで令和5年度の物故会員(小野克雄、鈴木あけみ、望月照彦の各氏)を紹介し、全員で黙祷、引き続き新入会員(高橋万里子、富野良視、東郷敏宏、斎藤正明の各氏)を紹介し、高

      • 第26回鎌倉同人会講座 大河ドラマ「光る君へ」を楽しく観るために ー『源氏物語』から読み取る紫式部の才能ー

         第26回鎌倉同人会講座は「『源氏物語』から読み取る紫式部の才能」(大河ドラマ「光る君へ」を楽しく見るためにと題して、2024年5月25日に、鎌倉市生涯学習センターで、講師に古典研究家の大澤寛氏をお迎えして開催され、参加者は45名でした。  大澤寛氏は日本文学古典研究家としてご活躍されており、現在も鎌倉婦人子供会館での4つの講座のほか、銀の鈴社主催の「かまくら学府連続講座」を開催しています。  今回の講座は「紫式部と『源氏物語』」というテーマで、2024年NHK大河ドラマ

        • 山田洋次監督作品『こんにちは、母さん』上映〜鎌倉同人会2024春の映画会〜

           かつて大船には昭和から平成当時の娯楽としては最大の映画産業が花開いていたことをご存知ですか? 松竹大船撮影所では名匠、巨匠が名画と云われる作品を次々に世に送り出すとともに、綺羅星のごとく女優や俳優が一世を風靡しており、まさしく映画産業は鎌倉が誇る文化の一端を担っていました。  私たち鎌倉同人会はその誇るべき文化を今に伝え、そして後世に残すべく往時を偲ぶ名画の数々を上映し、それに携わった方々をお招きして直接お話を伺うという企画を平成15(2004)年から始めております。以後1

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        鎌倉同人会からのお知らせ

          第25回鎌倉同人会講座 鎌倉の美しい里山を次世代に〜北鎌倉湧水ネットワークの活動〜報告

           第25回鎌倉同人会講座は「鎌倉の美しい里山を次世代に」(六国見山に刻んだ22年間の記録)と題して、2023年3月19日に、鎌倉市生涯学習センターで、講師に北鎌倉湧水ネットワーク代表野口稔氏を迎えて開催され、参加者は20名でした。  野口稔氏は六国見山の森を水源とするこんこんと湧き出る井戸水を使って地ビール「北鎌倉の恵み」を誕生させるために、2000年10月に北鎌倉湧水ネットワークを立ち上げました。その後、2011年1月からは六国見山の里山再生活動に取り組み始めました。 そ

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          第76回実朝忌俳句大会奉告祭

           鎌倉同人会主催の第76回実朝忌俳句大会は令和6年3月3日(日)に鶴岡八幡宮の白幡神社で、投句された俳句を奉納する奉告祭が実施されました。当日句会はおこないませんでしたが、応募投句は全国から五〇四句ありました。北は北海道から南は九州まで幅広い参加があり、当大会が全国の俳句愛好家に親しまれる行事になっていることがわかります。  4人の選者の先生によるご選の結果(主要入賞句)をご紹介します。   実朝賞    芽起しの雨の光や実朝忌     横浜市  鈴木基之さん   神奈

          第76回実朝忌俳句大会奉告祭

          鎌倉桜(桐ケ谷)植樹事業

          ★植樹の経緯  大正4(1915)年1月に、陸奥廣吉(明治の元勲・陸奥宗光の長男、元外交官、由比ガ浜に居住)らによって創設された鎌倉同人会は、平成27年1月に創立100周年を迎え、2世紀目の活動目標を、鎌倉の文化を再発見し鎌倉の文化を発信することとしました。  100周年記念事業の一環として、現在、鎌倉でほとんど失われた鎌倉ゆかりの桜を市民の誰もが観賞できるようしようと、鎌倉市内に鎌倉桜「桐ケ谷」を増やしてきました。  鎌倉同人会は、大正7(1917)年、鶴岡八幡宮の段葛の

          鎌倉桜(桐ケ谷)植樹事業

          鎌倉桜「桐ケ谷」を鎌倉市内の小学校2校に植樹 今年で合計15か所になります

           鎌倉同人会の創立100周年記念事業で鎌倉の文化発信の一つとして2016年より毎年続けている鎌倉桜「桐ケ谷」の植樹は昨年までで、市内13か所になりました。学校への植樹は、第二中学校、第一中学校、御成小学校に続き、今年も2月19日(月)に、鎌倉同人会の大下一真副理事長他5人のメンバーが立ち合い、市内の小学校2校に植樹しました。  生憎朝から雨模様の寒い日でしたが、事前に瑞泉寺の植木職人二人の手によって、花芽も見える150~180cmほどの丈の桜の苗木が、添え木にする竹と共に養生

          鎌倉桜「桐ケ谷」を鎌倉市内の小学校2校に植樹 今年で合計15か所になります

          令和6(2024)年 新年互礼会

           新年互礼会は、1月28日、由比ヶ浜の「KKRわかみや」に52名の会員が集まり、和やかな互礼会となりました。   互礼会は浜田淑子理事の司会で開演。最初の富岡幸一郎理事長の挨拶では、来年が同人会設立110年であるとともに、奇しくも昭和100年に当たるとの挨拶の後、恒例の新春卓話になりました。  新春卓話は、女優でエッセイストの星野知子さんによる「今、鎌倉の風に吹かれて」を題したもので、ご本人の略歴や鎌倉に住まいを構えた経緯、生誕地である長岡との差違、女優業と比べた著述業の面

          令和6(2024)年 新年互礼会