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義母

11月5日の義父の命日に、義母にまた来るねってお墓参りしてきました。
11月10日は、義母の一周忌で再びお墓に行くと、お花とお線香の灰が増えてました。
義父は、8人兄弟の2番目。
6人の兄弟は、健在です。
義母は、6人兄弟の3番目。
妹と弟が、健在です。

一周忌も、みなさん高齢ということもあり、内々で行いました。
誰となく、墓前で手をあわせてくださる親戚。
義父と義母の人生の証なんだろうなって思います。

富士山

11月10日の富士山

アップにすると、電線が😣
日本の風景の、痛いところです。
風が強いせいか、山頂部分の雪が飛ばされてる感じで、煙っぽく見えます。

富士山の雪化粧は、東側からの方が雪がたっぷり見えます。
御殿場側の富士山とは、また違います。
向かって右側にボコ
宝永火口です。

11月7日、御殿場から撮影
左側の黒く丸く見えるのが、宝永火口。雪も多いです。

富士山は、寒いほど雪がない。
何故なら、風で飛ばされるから。
暖冬だと、雪が解けて凍るから、雪化粧する。

そして、富士山から飛んできた雪
お天気雪とも言われる現象が、風花

最初は、理解に苦しみました。
雪?と言ったら、
義母が
風花って言うだよ。
静岡は、滅多に雪降らないよ。
だから、みかん🍊ができるしょ。
納得したような‥…🙄です

昨年の11月9日、義母は、看取りという選択をしました。

施設に入所して、2年5ヶ月でした。

看取り

昨年、11月10日で派遣契約を打ち切ることにしたため、有給消化中でした。11月7日に、親不知を抜歯。
8日に高熱で寝込みました。
この時期の発熱は、嫌な感じでした。
理由がハッキリしてたので、解熱鎮痛剤を服用、9日やっと起きて夫も代休でしたので、お粥食べてほっとしたところに、義妹から連絡でした。
夫と私が家に居るのが、わかっていたかのような、そんな義母の思いを受け取ったようにも思えました。

8月に、脳梗塞で施設から連絡が入り、発見までに4時間経過していたこともあり、麻痺の懸念もありました。
この連絡、義妹に電話したけど繋がらず。夫は仕事で繋がらず。私が介護施設での仕事を終えて、帰宅したと同時に入ってきた連絡でした。
夫の会社に連絡して、迎えに行って病院に向かいました。
義妹も、やっと連絡がとれ病院で合流。面会までの道のりが長かった😱
検温やら書類やら、どんどん時間が過ぎて行く💦
先生とお話出来たのは、病院着いて1時間半過ぎてました。
点滴で落ち着き、1週間入院して退院。麻痺もひどくなく今まで通り施設で生活していました。 

橋本病(甲状腺機能低下症)という、難病疾患があったことで、のどのコブが大きくなり、食道を圧迫し始めていることから、流動食で対応してきたものの、やはり小さくなっていく義母。

高齢だったため、コブの検査はしなかったこともありますが、悪性だったとしても、手術するリスクや抗癌剤のリスクを考えるなら、共存出来て痛い苦しいがないようにとの選択の結果でしたから、看取りは覚悟のうえでした。

義妹と施設で合流し面会。
うがい、手洗い、マスク、フェイスシールド、スリッパに履き替えて部屋に行くと眠る義母でした。

施設の方に託して、義妹と夕飯を食べながら、今後の話をしました。

11月12日未明に息を引き取ったと連絡でした。
翌朝、医師が死亡確認をしてから移動となることで、セレモニーへ連絡して段取りをしました。

お通夜の晩

セレモニーホールに到着すると、ファミリー葬は、我が家のみと聞いていたものの車が多い。

親戚の方たちに、駐車場がいっぱいでって声もあって不思議でした。
受付前を横切り、化粧室に向かう方、幼児が手を繋いで階段上がったり、ロビーを走りまわったり。

係の方に、化粧室は2階だけなんですか?と、聞いたら

はい、ホールがここだけで、1階が霊安室なんです。今日、霊安室でお通夜の方がいて、申し訳ありません。

霊安室ですか?

経っての希望なんです。お香典のこともありますので、ご気分悪いですよね。受付前を通らないと、化粧室も行けないので‥…。

申し訳なさそうに、係の方がお話してくださいました。

係の方に、

義母は保育園で調理師してました。子どもが大好きで、きっと義母が呼んでるのかもしれません。
小さいお子さんの声が、嬉しいのかも。それこそ、保育園児の年頃のお子さんが、何度となく顔見せてくれてますよね。

係の方は、
そうだったんですね。
そうおっしゃって頂いて、ありがとうございます。

なんだか、そう感じて言葉にしたものの、ありがとうございますなんて言われると思っていませんでした。

告別式に、娘と息子
二人の孫が、手紙を読んで棺に入れました。
娘は、義母に管理栄養士として保育に携わっていることを報告。
息子は、一緒に旅行に行った思い出を語りかける。

義母が、施設の七夕の短冊に書いた言葉

海が見たい
薩埵峠に行きたい

夫との、最後のドライブ
薩埵峠から見る富士山と海とみかんの木。

施設から通院で少しドライブした時の思い出は、息子との時間。

夫は短冊を見て、連れてって良かった
母さんの短冊は、あの時の風景なんだろうな‥…

みかん農家に育った義母
仏前には、みかんをたくさん供えました。保育園では、義母の作るドーナツが大人気だったそうです。

久しぶりに、ドーナツでも作ろうかなって思います。

あっと言う間の1年でした。

一昨年は、父の認知症から介護の道に飛び込んだ私です。 

父は、アルツハイマーとレビー小体型の合併型
義母は、アルツハイマー

母は健在ですが、アルツハイマーと、診断されてます。

忘れられてしまうかもしれない
そんなことから、病気としてまるごと受け止めたい!そう思ってのことでした。
トリプルワーク、ハチャメチャな働き方でしたが、得たものは大きかった。
食事、口腔ケア、入浴介助、レクレーション、排泄介助。
看取りも経験させて頂いたことは、父の看取りで役立ちました。
チアノーゼ、自発呼吸についても現場での経験があったからこそ、冷静になれた。
そして、父を見送り、8月の契約満了で退職。
それでもダブルワークだった私。
義母のことから、
11月10日で派遣契約満了で終了する予定だったのですが、義母は、お見通しのように逝ってしまった。

ゆっくりしなさい

そう言われているようでした。

義母の命日
11月12日
義父の命日と1週間違い。
あっちで、お義父さんと仲良く、
見守ってくれてるよね。
11月は、ありがとうがいっぱいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました💕幸せな忙しさで、実生活走りまわってます。
そして、先程‥…うさ友さんから訃報😥大事なうさ娘さんが、今朝、お月様に😭
昨年、寄り添ってくれた彼女のところに、行ってきます。
コメントしたいけど、時間が足りない😱
まとめて読みに行きます!




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