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朝夷奈切通しからの鎌倉観光①

 朝夷奈切通しハイキングコースがあっさり終わったので、お蕎麦の後、せっかくなので鎌倉駅へ向かいつつ観光することにしました。

 まずは、国道204号沿いにあった『一条恵観山荘』へ。

●一条恵観山荘
 後陽成天皇の第九皇子であり、摂政・関白を二度務めた一条恵観(兼遐・昭良)によって建てられた
京都にあった皇族の「茶屋」で、昭和34年、鎌倉の地に移築されたそうです。

 受付にある花手水のお花がとても綺麗です。

 お庭を散策しながら受付で買える水占いをやりに、茅葺きの御幸門をくぐって向かいます。

 透き通った水におみくじを浸すと文字が浮かび上がります。

 結果は中吉でした。水にぬらしすぎると結ぶのが難しくなるので、ご注意を。

 お庭の新緑がとても綺麗です。晴れた日の清々しさは、本当に贅沢ですね。

 茶室「時雨」の円窓が、逆さ富士ならぬ逆さ円窓となっていて、素敵です。

 お庭の自然も美しいのですが、手水に浮かべられたお花もともに美しいです。

 ぐるっと一周して、ベンチで休憩しつつ、深呼吸すると気持ちが洗われる気がしました。

 上のかふぇ楊梅亭やまももていでお茶をすることも可能です。

 苔もまた、よく育っていて、とても綺麗です。苔をお庭に取り入れる日本人の感性が素敵だなぁと思います。

 立ち入り禁止の場所には、留め石が置かれています。

 この時期の2週間だけ見られるという、金蘭キンランが咲いていました。絶滅危惧種のお花だそうで、もちろん初めて見ました。

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