【あまり言われない】新入社員への3つのアドバイス
たいして出世しなかったが、生涯クビにもならなかった老人の、あまり言われない新入社員への3つのアドバイス。
1 「気持ち」で人を動かそうとするやつ
よく「大事なときは直筆の手紙を書け」という古い上司がいるけど、古いうえに、逆効果になることもあるから気をつけな。
そういうのは、「気持ち」で人が動くと思っている。恋愛とかで「気持ち」で人を動かせた成功体験をもつ人は、ビジネスでもそれをやろうとする。
でも、ビジネスでは、カネや条件で人を動かそう。「気持ち」で動かそうとするやつは「うっとうしい」「仕事ができない」と思われることがある。
2 「忙しい」ふりをするやつ
「忙しいやつに仕事を頼め」といわれる。
忙しいふりをしていると、不思議に仕事が入って来るのは事実。
ただし、それが効くのは、社外の人に対してだけだ。
社内で、上司に「忙しいふり」をしても、すぐばれる。
パソコンに向かって何かやってるふりをしても、「ああ、こいつは無能だから仕事をしてるふりをしている」と思われる。
どうしてもヒマなときは、社外に出て、忙しいふりをする方がよい。
3 ニコニコ首を切られるやつ
最近は、部下を怒鳴ったりするとパワハラといわれる。
がみがみ言う上司は減っただろう。
でも、上司があなたにやたら優しい場合は、要注意。
「こいつは出世しない」「もうすぐ契約を切る」と上層部に思われている部下には、上司は優しくふるまう。
そういう部下は、いずれいなくなる「お客」だから、指導する必要はなく、ただトラブルのないよう、丁寧にあつかうものだからだ。
「ラッキー! 上司が優しくて最高」と思っていたら、ある日突然クビ(か左遷)を言い渡されるから、気をつけな。
入社おめでとう。
<参考>
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