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「若さ」がなかった日本保守党

選挙はみなさん、ご苦労様でした。

日本保守党、期待してたんだけどねえ。

健闘した、と言う人もいるが、保守党の飯山陽(24264票)は、トップの立憲・酒井なつみ(49476票)に、ダブルスコア開けられている。

もうちょっと行くと思ったんだけどねえ。


投票率の低さが保守党にわざわいした、という人が多い。

たしかに、投票率が低すぎた。これは意外でした。

天気が良すぎたのかねえ。


でも、最近は、若い人(20代、30代)の低投票率が定着している。


補選の年齢別投票率はまだ見ていないけど、今回も、若い人が投票に行かなかった可能性が高い。

ということは、日本保守党は、そこまで若い人に受けていなかったということではないか。

かりに投票率が高くても、トップと差をちぢめられたかはあやしい。


日本保守党の支持者は高齢者ばかり、と、批判者の池内恵や篠田英朗は言っている。


あの飯山陽氏/日本保守党に、2万4264人もの人が投票したというのは、いかに日本に社会に不満を持つ高齢者が沢山いるということがわかっていても、暗澹たる気持ち。今後はさらなるカルト化の懸念もあり、恐ろしい。


本当に高齢者ばかりなのか、これも、出口調査の年齢別各党得票率なんかを出してくれるところがあれば、検証したいけれども。


でもまあ、たしかに、ネットで見てると、日本保守党の街頭演説に出てくるのは、話の長い年寄りばかり、という印象だった。

年寄りが気持ちよさそうに説教してるなあ、という感じを、世間からは持たれたのではないか。「若さ」が足りなかった。

聴衆には若い人もいたと思えたけど、少数派だったのかもしれない。


若い人が選挙に行かないのは、どうせ自分たちの票で政治は変わらないと思っているからだろう。

年寄りの票のほうがどうせ多いのだから。


共産党も年寄りばかり、保守党も年寄りばかり、か。

若い人は、須藤元気とかに投票しているのだろうか。

若い人が「政治を変えられる」と思えるような、若い人の投票率を上げられるような政治家が出ないと、日本の政治は変わらないだろうね。

(ちなみに、平成になって若者の投票率が高かったーーということは全体の投票率も高かったーー国政選挙は、小泉純一郎の「郵政」選挙と、鳩山由紀夫の「政権選択」選挙でした)





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