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記帳がつづく!初めてつける人がおさえておきたい家計簿入門の5カ条。

 家計簿をつけたいけれど、どこから始めたらいいの?と思っている方へ、家計簿入門の5つのコツを紹介します。「家計簿をつけているけれど、つけているだけで役立っていない」と感じている人もぜひ読んでみてください。

其の一 記帳と現金合わせは、その日のうちに

 お金を使ったら、できるだけその日のうちに記帳しましょう。レシートのない現金での支払いはその場ですぐに記帳。ネットショッピングは記帳し忘れやすいので、ポチッとしたら記帳。お財布の現金や電子マネーの残高が家計簿の口座残高とピッタリあうと、スッキリ爽快な気分になれます! 毎日は無理でも「ためても数日以内」をこころがけたいですね。
 家計簿がつづかない理由のひとつに「不明金がでるのがイヤ」があります。でも、不明金がイヤで家計簿記帳をやめてしまったら、家計全部が不明金になってしまいます。不明な金額は「不明金」として記帳し(kakei+で内訳欄に「不明金」と入れると、自動で費目分けします)、後からそのお金の用途を思い出したら記帳しなおせばいいくらいに考えて、家計簿記帳をつづけます。

其の二 記帳しやすく環境を整える

 家計簿記帳を習慣にするコツのひとつが、ルーティーン化です。上手にルーティン化するポイントは、記帳するストレスを減らすこと。すぐに記帳できて、すぐに終われる環境をつくること。
 手書きの家計簿派の方々は「家計簿セット」として、次の①~⑤を箱などに入れ、食卓の近くの棚に置いている方が多いようです。
 ①家計簿
 ②当座帳
 ③電卓
 ④筆記用具(黒のほかに赤鉛筆や色ペンも)
 ⑤レシートや領収書を入れるファイルなど
 羽仁もと子案家計簿から誕生したクラウド家計簿kakei+カケイプラスは、上記①~④はスマホやパソコンに備わっています。だから、いつでも、どこでも記帳できて記帳がつづきやすいのです。
 ⑤が工夫のしどころです。クレジットカードのレシートは引落し明細を確認するまでは保管しておきます。給与明細、水道・電気・ガスの料金のお知らせ、税金や医療費関連なども種類ごとにファイルなど収納先を決めておくといいでしょう。

其の三 使えるお金を知る

 ペーパーレスの時代で給与明細書が電子化されている人も多いですが、面倒でも、明細を確認して給与額、天引きされている税金や社会保険料などを家計簿に書きだしましょう。手取り額だけを見ているとわからないことがあります。給与から税金と社会保険料を差し引いた額が可処分所得と言って、私たちが自由に使えるお金です。使えるお金を知ることは、お金のことを考えるときに一番はじめに行うことです。
 家庭の基礎を築くために、生活準備金を給与3カ月分もつことからはじめて1年分を目標にして貯金にも励みます。

其の四 空白期間ができても、早めに立ち直る

 家計簿に慣れないうちは、突然の来客があったり、子どもが熱を出したり、残業が続いてレシートがたまったりなど、1週間、あるいは1カ月記帳できなくて、空白になることもあるでしょう。ここでくじけてしまっては、せっかくの志も無駄になります。空白のところは、そのまま気にかけないことにして、思い立った日から記帳をはじめます。空白にこだわるより、なるべく早く、つけ始める機会をとらえることが立ち直りに大切です。

其の五 1カ月たったら、集計を確認

 家計簿には、支出したものをとにかく記帳します。kakei+なら自動計算で月集計、グラフがいつでも見られるので、月半ばでも何度でもお金がどのように使われているかを確認します。
 月の終わりには、記帳もれや記帳ミスがないかを確認し、ひと月の集計と年集計を見ます。思っていたより支出があった費目や、反対にそれほどお金がかかっていない費目などがわかるでしょう。収支差引がプラスかマイナスかなど、1カ月、2カ月と記帳し、集計を見ていくことで、お金の流れがつかめるようになっていきます。

まとめ

 いかがでしたでしょうか? 入門の人だけでなく、家計簿記帳が習慣になっている人ももう一度確認したい5カ条でしたね。
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