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ポイント管理がラクになりました!

 スーパーなどでの買い物でポイントがつくのが当たり前となった現在。どの買い物をするにも、ポイント付与がチラつきます。
 昔に比べて、ポイントの価値がどんどんお金と同じようになっていき、多くの機会でポイントが付与されるので、気がついたら、数千円、数万円分……になっていた! なんてこともあります。そのポイントを家計に充当すれば助かるけれど、管理するのは大変……ポイント付与にはいろいろな種類や使い方がありますが、みなさんはどのように管理されていますか? 
 Aさんのやり方をひとつの例として、ぜひ参考にしてください!

ポイント収入は年10万円にもなるAさんの場合

 2人の大学生と夫の単身赴任で、今が家計支出のピークのAさん(50代・4人家族)。知人の手伝いで得る臨時収入も家計の助けですが、ポイントも収入源の1つとして大切だといいます。
 「ポイントで買ったものがどのくらいあるのか把握したいと、家計簿に記帳してみると、2018年は年間約5万6000円、19年は約6万5000円。20年は、消費税率引き上げで還元されたポイントもあり約9万8000円でした。この額は決して小さくありません。水道・電気代などのほか、塾の講習料の支払いも高額なため、ポイントのつく方法に。そして、ポイントで購入したものは支出として記帳します。ポイントでの購入分を記帳しないと、家計の全体を把握できなくなるからです。
 2021 年に手書きの家計簿からクラウド家計簿kakei+カケイプラスに変え、ポイントを口座機能で管理することにしました。ポイントで購入したものは、出金元をポイントの口座にします(備考欄に使ったポイントの名称をいれるとあとで振り返りやすい)。月末に支出分を、まとめて雑収入で入金します」とAさん。
 Aさんは、ポイントでの買い物は、お米や子どもたちが好む飲料などにしているそうです。

使った分だけを収入として管理

 ポイントのありなしに振りまわされないために、最初にルールを決めておくことをおすすめします。「今ならポイント5倍」とあっても必要でないものは買わない、大きなポイントが得られるとしても、クレジットカードは増やさない、などと決めておくとよいでしょう。
「保有しているポイントをすべて把握しようと試したことがありますが、管理しにくかったので、使ったポイントだけを把握することにしました。また、ポイントが1円単位で順次、現金化されるタイプのものは管理しにくいと感じ、私は使用をやめました。自分がややこしいと思うタイプのものは、使わない。煩雑と思ったら、止めるというのも、管理のコツです」と、Aさん。

まとめ:自分ルールを持って管理しよう!

 いかがでしたでしょうか。ポイントが家計の助けにもなっているAさんの管理方法は、取得したポイントを家計簿ですべて把握するのではなく、ポイント専用の口座を1つ作り、使ったポイントは支出として記帳。月末には、使ったポイント分を「雑収入」として記帳して、支出分を相殺する仕組みです。
 ポイントの取り扱いは、種類も多く、買い物の度に付与されるため、管理はとても難しいのが現状です。もちろん、無理やりポイントを家計簿につける必要はありません。ちょっとしたボーナス、ちょっとしたおこづかいと考えて、家計簿とは別と考えてもOKです。それでも、ポイントを利用する機会が多くなればなるほど、家計との結びつきが濃くなっていき、管理したいなと思う方も増えるでしょう。
 だからこそ、気になる方は「自分にとって、わかりやすい」つけ方が一番です。Aさんのように、無理のない自分ルールを持って、ポイントを無駄なく使っていきたいですね。

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