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新規事業を考えるポイント:「らしさ」の延長線上?


カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中大介です。

新規事業を成功させるためのポイントについて整理したいと思います。

中小企業診断士として500社以上の経営革新計画策定に携わる中で、実感している成功のポイントは何か。
それはずばり「らしさ」です。
その会社やお店の「らしさ」が活きる方向性で新規事業が考えられているか。

「らしさ」を紐解いていきたいと思います。
「らしさ」とはベクトルのようなものだと考えています。
企業それぞれに固有の方向性があります。
では、その方向性は何で決まるのか。

私は、下記の3つで決まると考えています。

(1)「やるべきこと=使命」
(2)「やりたいこと=ビジョン」
(3)「やれること=リソース」

それぞれ、下記のように説明できます。

(1)やるべきこと=どんな価値観でビジネスをやっているのか
(2)やりたいこと=今後、どんな貢献をしていきたいのか
(3)やれること=培ってきた強みは何か

これらが3つの座標軸となり、ベクトルの方向性=「らしさ」が決まります。
新規事業を成功させるためには、「らしさ」が活きる方向で考えることが大切です。
そのために、上記の3つをまずは整理し、言語化することが大切です。

価値観に沿った取り組みであるか?
会社やお店としてやっていきたい「貢献」の軸となれる取り組みであるか?
培ってきた強みが活きる取り組みであるか?

「らしさ」のベクトルの延長線上にある新規事業であれば、独自の価値を生み出し、競合に対して差別化ができ、成功に近づくと考えています。

新規事業の成功のポイントは「らしさ」です。是非、「らしさ」を見つめ直してみてください。

伝わるカタチをつくる。
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