カケハシスカイの人材コラム

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カケハシスカイの人材コラム

採用・育成・定着を支援する様々なソリューションをワンストップで提供する株式会社カケハシ スカイソリューションズの公式noteです。採用・組織教育分野のコンサルタントたちによるコラムをアップしていきます。

最近の記事

Z世代は承認欲求が強いってホント?承認欲求の裏に秘められた真意とは

◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ ここ数年人事担当者の方からよくお聞きする「Z世代の承認欲求の高さ」。 最近は「Z世代とひとくくりに見てほしくない!」という若手社員側の声も多分にありますが、それでも多くの企業様から「最近の新入社員は承認欲求ばかり強くて困る」「褒めてほしいと言われるけどあまり甘やかしたくない」といった育成のお悩みをいただきます。 ここで改めて問いたいのは、本当にZ世代は承認欲求が強いのでしょうか? 強いとしたら、なぜこの世代が特筆してそのよ

    • 売り手市場下における採用成功に向けた取り組み

      ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ コロナ禍が明けて、超売り手市場が戻ってきました。 マイナビ社が発表した3月末時点での25卒の内々定率は47.4%(24卒では同時期30.0%)。 就職活動を終了すると回答した学生は全体の21.9%(24卒では同時期9.0%)にも達しています。 (参考:マイナビ「2025年卒大学生活動実態調査」) 24卒と25卒のエントリーデータの比較資料では、昨対89%と一見大きな影響がないように見えます。 しかし、早期から動きだして広報

      • オヤカク?オヤオリ?内定辞退を防ぐためにやるべきこと

        ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 2025年度採用も3月にナビサイトの本解禁を迎えました。 3月1日時点の大学生の就職内定率は40.3%と、昨年よりも+10ポイント増加し、採用活動の早期化の影響が反映された数値となっています。 2025年度採用では学生の内定取得企業数の平均は1.96社(前年1.59社)。 2社以上内定を取得した学生の割合は48.2%となり、学生の内定辞退に頭を抱えている採用担当者様も多いのではないでしょうか。 (参考:株式会社リクルート『

        • 令和の採用ブランディング

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 「採用ブランディングを実施したい」 こういった問い合わせをいただくことが増えてきました。 近年の新卒採用の競争激化に伴い、自社の採用力を高めたいからでしょうか。 ただ、お話を聞いていると、求めている採用ブランディングの方向性が、果たしてそれでいいのかと思うことがよくあります。 多くの場合、採用ブランディング=「学生の認知を広げること」になっているのです。 今の時代、認知が広がっただけでは採用成功にはつながりません。 実際

        Z世代は承認欲求が強いってホント?承認欲求の裏に秘められた真意とは

          「正直これはやりすぎだ。」自社の新サービスについてクリエイターが物申す

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 「このままでは、コピーライターやデザイナーの仕事がなくなるのでは?!」 それが、私の最初の感想でした。 満を持してリリースされた採用サイト生成サービス『TRACE(トレース)』。 もうチェックしていただきましたでしょうか?TRACEは私の所属するクリエイティブ事業部のメンバーが深く関わり立ち上げた新サービス。 手前味噌ですが、TRACEは大変便利なサービスで、正直なところ、これが普及したら仕事が減ってしまうのではないか

          「正直これはやりすぎだ。」自社の新サービスについてクリエイターが物申す

          若者の早期離職…果たして「Z世代」だからなのか?

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 多くの企業は今、労働力の確保に苦心しています。 労働力人口の減少というマクロ要因に起因するのはもちろんのこと、いわゆる「Z世代」の早期離職が多いと嘆く声も聞かれます。 内定後のフォローアップに労力をかけ、入社後も新入社員研修でしっかり教育を施しているにもかかわらず、早期で離職するという負のサイクルに多くの企業が苦しんでいるようです。 団塊ジュニア世代の私が新社会人になったころは、「石の上にも三年」と、まずはどんな境遇であろ

          若者の早期離職…果たして「Z世代」だからなのか?

          面接で志望動機を聞くのはもう時代遅れだ

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 「志望動機を教えてください。」「求めているのは、やる気です。」 若手のキャリア採用で、未だに面接でそんなことを言っているとしたら、貴社が採用を失敗する原因はそこにあるかもしれません。 まずは面接で経歴を一通り話してもらい、離職歴があれば離職理由を聞く。 ブランク期間があれば、その理由を突っ込んで聞いてみる。 志望動機を聞いて、うちの会社に入社したら一体何ができるか、アピールポイントを聞く。 今あげた面接の流れは、一般的な

          面接で志望動機を聞くのはもう時代遅れだ

          焼肉は誰が焼く?嫌われたくない先輩たちの葛藤

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ “あいつ「焼肉」焼かないんですよ!” 私が講師を務めた研修の1コマで、28歳OJTトレーナーがクラスを沸かせた発言です。 “あいつ”とは、そのOJTトレーナーが面倒を見ているトレーニー(新入社員)のことで、仕事後に2人で一緒に行った焼肉店での出来事をお話しされていました。 続けて、“そういう時ってどうしたらいいですかね?”と、質問をいただいたことをきっかけに、20代から50代という幅広い年齢層の受講者(OJTトレーナー)

          焼肉は誰が焼く?嫌われたくない先輩たちの葛藤

          タテ・ヨコ+ナナメ、で新入社員の成長を加速させる

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 吉野源三郎原作の「君たちはどう生きるか」 昨年、宮崎駿監督作品として映画化され話題にもなりましたが、 遅ればせながら、年末年始の休暇中にこの漫画版を読みました。 小学生の主人公が学校での出来事を通して、クラスメイトや友人から、時にはいじめっ子の上級生から、そして母親や叔父から、様々なことを学び成長をしていくというストーリーは、 自身の生き方を再度考えさせられると共に、教育という面でも非常に興味深い1冊であると感じました。

          タテ・ヨコ+ナナメ、で新入社員の成長を加速させる

          人手不足問題に挑む

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 明けましておめでとうございます。今年もカケハシ スカイソリューションズならびにKAKEHASHI SKY NEWSを、よろしくお願いします。 元日の能登半島地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。 少しでも早く余震が収まり、平穏な日常を取り戻せること、全ての被災地域の一日も早い復興をお祈りすると共に、私どもにできること、すべきことに全力を尽くし、復旧を支援できるよう努めたいと思います。 さて、2024年人材業

          キャリア採用に力を入れているのにキャリア採用サイトが無いのはなぁぜなぁぜ?

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ なぜなんだろう?ずっと疑問に思っていることがあった。 新卒者向け採用サイトは充実しているのに、キャリア向け採用サイトはほとんどない。 誰もが知っている大手企業で新卒採用サイトがある企業50社中、求人票だけを掲載したサイトを除くとキャリア採用サイトがある企業は20社程度にとどまる。 キャリア採用の需要は高まっているにも関わらず、なぜキャリア採用サイトはほとんどないのだろうか。 実際にコロナ禍以降、キャリア採用の有効求人倍

          キャリア採用に力を入れているのにキャリア採用サイトが無いのはなぁぜなぁぜ?

          コロナ後のカンボジア進出

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 最近、カンボジアへの視察に関する問い合わせが増えてきています。カンボジアの町中でも日本人の団体を多く見かけるようになりました。日本の連休には、銀行口座を開設するために、わざわざ日本から訪れる団体客も増えています。主な目的は高金利で人気の米ドル建て定期預金や海外資産運用に必要な口座の開設であり、日本人スタッフが駐在している銀行は安心感があるのか特に人気があります。 日本人が多く住む地域には、日系レストランの出店が増えてきてい

          コロナ後のカンボジア進出

          「トレーナーに頼り切り」のOJTから、卒業しませんか。

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 「なかなか若手社員が定着しない」「育成体制を見直したい」といったご相談を最近よくいただきます。若手社員が定着する環境づくりとして、計画的なOn-the-Job Training(OJT)の実施方法を見直しているという声は多く、厚生労働省より公表されている「能力開発基本調査(令和3年度)」によると、「正社員または正社員以外に対して計画的なOJTを実施した」と回答した事業所は61.8%にのぼり、およそ半数以上の企業でこのような動

          「トレーナーに頼り切り」のOJTから、卒業しませんか。

          施策が飽和したこの時代、メタバース採用で先行者利益を。

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 今回紹介するのは、メタバースを採用活動に取り入れることで、他社との差別化を図り、先行者利益を享受し、採用を成功させるという考え方です。 採用メディアの多様化により、マイナビやリクナビといった大手ナビ媒体だけでなく、OfferBoxやキミスカ、ONE CAREERなど別の母集団形成施策を採用活動に取り入れる動きが加速しました。また、インターンシップのルール緩和により、早期から動き出す企業も急増。情報が取りやすくなった現代、ど

          施策が飽和したこの時代、メタバース採用で先行者利益を。

          【Z世代攻略】差別化を図るための3つの採用コンテンツ

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 2024年度採用の内定式を終え、長かった採用活動にひと段落する間もないまま、2025年度採用の対応に追われている企業様も多いのではないでしょうか。 2024年度採用では、多くの企業様が早期からの母集団形成強化に向けてインターンシップを実施したことにより、早期化に拍車がかかりました。また、内定承諾に踏み切れない学生が増加したことで採用期間が長期化する等、コロナ禍前と比較し採用難易度が上昇しています。 当コラムでは、そんな厳し

          【Z世代攻略】差別化を図るための3つの採用コンテンツ

          管理職失格かも。部下の「ライフプラン」を把握していないとしたら。

          ◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□ 私事ですが、実はもうすぐ第一子が誕生します。以前のコラムで、宮崎県に移住してきたという話を書かせていただきましたが、ここ1、2年で人生が劇的に変化しました。10年ほど前から「将来は子どもと田舎暮らしを楽しみたいな」、「キャンプ場まで車で30分以内の距離に住めたら最高だな」とぼんやりと考えていたのですが、まさに今、理想とする生き方が実現できている。この働き方を認めてくれた会社に本当に感謝ですね。 私がカケハシで働き続ける理由

          管理職失格かも。部下の「ライフプラン」を把握していないとしたら。