ラノベ公募:長編六作目の執筆ログ
来る5/4、長編第六作目の初稿が完成しました。フリーレンの柳の下の土壌を狙いアフター勇者もののファンタジーです。
備忘のため執筆のタイムラインを整理しておこうと思います。
着手は1/24、完成は5/4で、のべ102日の作業となりました。
合計11万文字、129DPで、5月末のGA文庫大賞に応募予定です。
ちなみに5/6現在、下読みいただける方を募集中です。
ご興味をもたれた方はどしどしご応募ください!
https://twitter.com/kakegawa_kei/status/1786939127621145045
1月 プロット作り
tweetやgitのcommit履歴を見た限り、ガガガで二次落ちしたのに一念発起し、1/24の一日で簡易プロットのver1が完成したようです。その後、1/31までかけてプロットを作成ののち、2/1からト書きに着手しています(その後の修正地獄を、このときの私は知らない…)
一番最初に決めた「記憶喪失の囚人である主人公が実は…」というコンセプトは完成稿まで一貫しており、その点は胸を張りたいと思います
2月 プロット修正 & ト書き初号
この辺りで仲のいいフォロワーさんにプロットを見ていただきつつ、ト書き作成に入ります。
ところがプロットに色々と問題があり、3月4日までかけてト書き作成と並行してプロットの手直しをしています。結局この初号ト書きは後にまるごと廃棄しており、計四万文字の工数ロスとなりました。(ヒエーッ!)
主たる改稿点はエピソード数の削減で、最終的に5エピソードまで減らしています。
新人賞作品は4,5エピソードの作品が多いイメージなので、7エピソードもあった初期構想の無謀さが浮き彫りになります。
3月 ト書き第二号
プロット完成から5日たった3/9から、第二号ト書きに着手。今回の作品は、簡易プロット->詳細プロット->ト書き->清書 の順で作成しています。
各フェーズで文章量を3倍にしていくイメージで、ト書きでは以下のような雑な書き方をしています。漫画で言うネームのつもりです。
ト書きは順調だったようで、3/25に完成しています。
3月下旬~4月上旬 ト書きの改稿
ト書き完成から6日寝かせた3/31から4/4にかけて、改稿を実施しています。この段階であればシーンごと削除しても無駄になる労力が(比較的)少ないためです。
同じ事をやっているシーンを一つにしたり、ラストバトルをまるごと書き直すなどしています。この時点では、128DPで完成する計算でした。
4月 清書
4/4から、ト書きを元に、清書を進めます。
途中こんな血迷ったことを言っていますが(電撃締め切りは4/10)、正気に返って4月末完成をめざし進行しました。
もともと4/28に完成予定でしたが、4月末に仕事が忙しくなり、一時停滞を余儀なくされます。その後、GWで盛り返し、なんとか4/30に完成。
ちなみに今回「一人称ふたり視点」という変なことにチャレンジしており、リーダビリティ確認などのため、一章が完成した段階で下読みをご依頼していました(皆様ありがとうございました)。
おかげさまで大分改善したと思っています。
5月頭 推敲&エピローグ執筆
5/1からピン留めしていた改善点を適用しつつ推敲。この時点で137DPとなっており、GAさんの上限を7DP超過していたため、カット単位の削除を実施しました。
これでも4DPほど超過していたため、「各シーンで5%削除すればギリ収まる」と判断し、校正を兼ねつつ無駄っぽい描写をガリガリ削っていきました。結果129DPまでのシェイプアップに成功し、ギリ応募可能に。
その後メインディッシュであるエピローグを書いて、5/4に完成となりました。(その後5/5にいいタイトルが降ってきたので、タイトルを変更&それに合わせてエピローグを五行ほど加筆しています)
まとめ
3月にト書きに入って以降は大きな手戻りもなく順調だった一方で、2月の迷走がもったいなかった印象です。
先走って書いた初号ト書き四万文字は殆ど破棄しており、結構な工数ロスになっています。
プロット作成をもっと丁寧にやっていれば、あと15日程度は削減できたのではないかなという肌感です。とはいえ本文を書きたくなっちゃう病なので、プロット作成中は他作品の清書をやる、のようにして、モチベコントロールする必要がありかもしれません。
ともあれ102日で長編の初稿完成と言うことで、自分としては結構スピーディーに書けたかなと思っています。しばらく寝かして推敲したら、GAさんに応募の予定です!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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