開運小天@文学作品の音声化

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開運小天@文学作品の音声化

こんにちは。開運小天(かいうんしょうてん)と申します。九星気学が好きで、自分の吉方位へ神社参りして開運しよう!という活動をとりあえず自分だけでしています。2019年から音声配信開始。最近は毎週約20分の朗読系のラジオ番組で文学作品を読んでいます。

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    読書感想文のコーナー。

  • 開運小天の著作権フリー朗読音源

    開運小天が自分の声だけで、パブリックドメイン・著作権フリーの文章を音声化(朗読)した音源は、開運小天への申請無しに、各種媒体にて良識の範囲内で自由に聞いて頂くことができます。リンクを印刷して配布する等もOKです。CDなどにして販売したり、Youtubeなどで収益を得たりした場合はカンパしてくれると嬉しいです。

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    開運小天の好きな映画、見た映画について。

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    開運小天の好きな音楽を集めています。

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70歳で世代交代論。経済成長の為に。

また突拍子もない事を書き出したぞ、というお声が聞こえて来そうな今日このごろ。 もちろん大きな反論もありましょう、 私は政治にも経済にも社会にも疎く、本当に勝手気ままに書いておりますので、間違いも失礼も有ると思うのですが、言論の自由ということであまり責めないで頂きたく思っています。 平均寿命が長くなったのは勿論喜ばしいことです。 しかし問題は、人間の脳は時代や環境が変わったからと言って、考え方も常にリニューアルされるという訳ではないというところです。 もちろん人によっては、

    • 「役者は一日にしてならず」蟹江敬三編

      春日太一さんの著書「役者は一日にしてならず」の読書感想文を書いています。 そう。この世界は実行あるのみ。やりたいと思った事はその熱が冷めないうちにやらないと。この本を読破する。必ず。そして、その次の本の扉を開ける。 この本の中の、1944年生まれシリーズ。 前田吟、平泉成、杉良太郎、そして蟹江敬三。 あーこの顔ぶれが同い年なんだ〜と知れたのも、この本の感慨深いところだ。同じ芸能界で働いていても、四人ともまったく違った歩み方をしていて面白い。 蟹江敬三へのインタビューの冒

      • 基本的に時間は足りてない。

        先日1週間ほど読書感想文を書いていて、翌週はラジオ音源の台本作りと編集が重なって。今週は友達との約束があり。今日は今日で滑舌練習と小作品を2作品音読。 たった10分程度の作品でも、声に出して読んでみると一度では済まない。我が家はステジオではないので、録音中に防災無線が入る、タンクローリーが通る、隣の犬が吠えたてる。しばらく中断することもしばしば。 あっという間にお昼になってしまった。 それでも2本読めたのは良かった。夜、また時間が作れそうだ。これを編集しよう。 長々と言い

        • グリム兄弟「六羽の白鳥」朗読 読み聞かせ 著作権フリー 開運小天

          パフリックドメイン(著作権フリー)の作品をBGM無し、声だけで読んでいる音源は著作権フリー。それ自体を販売することはご遠慮いただいていますが、通常のご使用でしたら無料でお使いいただけます。 「六羽の白鳥」 継母(ままはは)のイジワルや、姑のイジワルは外国でも普通にあるということなんでしょうか。 ひーちゃま(どうやら、この作品を楠山正雄氏が翻訳していた時代には、お姫様のことは、「ひーさま」とか「ひーちゃま」とか呼ぶ常識があったようです。 かなりの苦労が続いたと容易に想像できる物語ですので、最後に魔法が解けて大団円になるのが嬉しい作品です。 TEXT https://www.aozora.gr.jp/cards/001091/files/46167_47814.html お楽しみください。 開運小天

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        記事

          豊島与志雄「キンショキショキ」FULL 朗読開運小天

          子供さんと一緒に詠みたい素敵な童話です。 タイトルのキンショキショキとは一体何なのか、おたのしみに。 TEXT https://www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42630_23012.html

          豊島与志雄「キンショキショキ」FULL 朗読開運小天

          豊島与志雄「キンショキショキ」FULL 朗読開運小天

          太宰治「駈込み訴え」FULL 朗読開運小天

          リクエスト頂いていた、太宰治の有名な作品「駈込み訴え(かけこみうったえ)」を読ませていただきました。 誰が誰のことを訴えているのか、予備知識のない人には難しいのですが、これは聖書のなかのエピソードを題材に太宰治が創作した作品です。 キリスト教をこよなく愛する方にはなかなか心情的に微妙な内容かもしれません。こちらの作品は、文学作品ですのでなにとぞ穏便にご了承ください。 TEXT https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/277_33098.html

          太宰治「駈込み訴え」FULL 朗読開運小天

          太宰治「駈込み訴え」FULL 朗読開運小天

          「役者は一日にしてならず」杉良太郎編

          杉様ですよ。 私にとっても、大スターの杉様です。 私の一番印象に強いのは「新五捕物帳」。 エンディングテーマの「明日の詩(あしたのうた)」を聴きながらしみじみ涙を拭うほど、子供だった私には刺さる番組でした。 この歌を自分で歌ってみようとして、特にサビの部分 『明日の詩を歌おう』の『歌おう』が、なかなか上手く歌えない。 『う〜た おぉ〜ぉ〜』 なんとも滑らかな歌い方!!! 強すぎず弱すぎず情け深く優しく。 新五親分のお人柄をしのばせるような最高のエンディング曲です。 そも

          「役者は一日にしてならず」杉良太郎編

          「役者は1日にしてならず」平泉成編

          昭和の中期では、年功序列は当たり前でしたし、学歴によって選別され職場に配置されるということも当たり前だったような気がします。平泉成は高校卒業後すぐに就職した職場で、半年程度しか働かないで辞職してしまいました。なぜならここでは大学をでていなければ出世はできまい、と気付いたからだった。 似たようなことを思った経験がありました。 私も高卒です。 就職して2年経過したのちに同い年の短大卒の後輩が入社。4年経過したのちに同い年の大学卒の後輩が入社して来ました。当時は夏・冬のボーナスが

          「役者は1日にしてならず」平泉成編

          「役者は一日にしてならず」前田吟編

          春日太一さんの著書「役者は一日にしてならず」の読書感想文を書いております。 「中1の時に、親も兄弟も一切いない独りぼっちになっちゃいましてね」 冒頭からこんな書き出しを目にしただけでグッ…!と来てしまって。 前田吟さんと言えば、寅さんの妹さくらの夫であるヒロシさん。渡る世間は鬼ばかりでは長女弥生の旦那さん。大家族のなかで、振り回されているような、黙々と仕事しているのになんだか妙に報われていないような印象が私にはあって、13歳で天涯孤独になっただなんて、思ってもみなかったと

          「役者は一日にしてならず」前田吟編

          「役者は一日にしてならず」松方弘樹編

          春日太一さんの著書「役者は一日にしてならず」の読書感想文を書いています。 私の知っている松方弘樹さんは天才たけしの元気が出るテレビで笑いながらハンカチで涙を拭いている松方弘樹さんだったため、このインタビューを読み始めて初めて、時代劇の松方弘樹を知りました。 そもそも、《日本一のチャンバラ役者》と讃えられた近衛十四郎の息子という出自があることも存じ上げず、そこからググることになりました。 そして余談ですが、この本は生年月日順にインタビュー記事が配列されているのが素晴らしく

          「役者は一日にしてならず」松方弘樹編

          「役者は一日にしてならず」近藤正臣編

          春日太一さんの著書「役者は一日にしてならず」の読書感想文を書いています。 前出の林与一と、誕生日は一日違い。 かたや関西歌舞伎のお家柄で育ち、15歳から舞台を踏んで素晴らしい一流スターに芸を習って、着々と超有名大物女優の相方として、脇役の頂点を変わらずに走り続けている林与一に比べ、 近藤正臣はそういう下地は特になく、京都の小料理屋の息子。店を継ぐために大阪の有名店へ丁稚奉公するも、板前の修行は3ヶ月で辛抱の限界だった。そんなとき、文化祭で演劇をやった時の記憶が蘇って、演劇

          「役者は一日にしてならず」近藤正臣編

          「役者は一日にしてならず」林与一編

          春日太一さんの著書「役者は一日にしてならず」の読者感想文を書いています。 林与一さんの演技、出演作を私はあまりしっかり拝見したことがなく、ただもちろん存じ上げてはいましたが、今回このインタビューを読んで、林与一さんのことだけでなく師匠の長谷川一夫さんのことも書かれていて、芸能の世界や、演技をするということについて、これほどまでに「お客様の観たいものを演る」という意識の強さや、そのための稽古や勉強にどれほど時間を費やしているのかということが顕になっていて、冒頭からとんでもない

          「役者は一日にしてならず」林与一編

          「役者は一日にしてならず」中村敦夫編

          春日太一さんの著作「役者は一日にしてならず」の読書感想文を書いています。 中村敦夫さんのイメージは、私にはニュースキャスターの姿しか思い浮かばないのですが、今回このインタビュー記事を読んでみて、非常に面白いと思いました。 私が、この一つ前に書いた夏八木勲さんのインタビューと時代が重なっている部分が幾つかあったのも興味深く思いました。生年月日的には夏八木さんの方が2ヶ月ほど先輩ですが、俳優座養成所では中村さんの方が6年も先輩です。 そして、中村さんもまた、養成所のカリキュラ

          「役者は一日にしてならず」中村敦夫編

          「役者は一日にしてならず」夏八木勲編

          春日太一さんの著書「役者は一日にしてならず」を読んだ感想を書いています。 私の中での夏八木勲さんは、シブいおっちゃん、怒らせたら怖そう、というイメージで、真っ先に思い浮かんだのは刑事役。どこで見たのか、刑事さんだった気がします。こうして書くとなんだか印象薄そうですけど、とんでもない、夏八木勲と聞いてすぐ顔が目に浮かぶ。 インタビュー記事の冒頭を読み進めてゆくと、将来の確固たる目的もないままに、親友の奥さんから強く勧められて文学座研究所のオーディションを受けたら合格。 しか

          「役者は一日にしてならず」夏八木勲編

          「役者は一日にしてならず」千葉真一編

          春日太一さんの著書、「役者は一日にしてならず」の読書感想文を書いております。 体操競技でオリンピックを目指していたけれど叶わず、東映に入社。家計を助けるために、 「芸能界なら大金が入る」 それが始まりだったと。 芸能界なら大金が入る…? 私にはまったくそういう発想がありませんでした。今もありません。 千葉真一さんの周りで、芸能界へ入って大金を得た人が実際にいたのかもしれないですね。 私は幼い頃から、いつか大金を手に入れたいとずっと思っているにも関わらず、ついぞ大金を手に

          「役者は一日にしてならず」千葉真一編

          「役者は一日にしてならず」平幹二朗編

          「自分の言葉で自分を語る事が怖いんです」 いやもう、この言葉だけでズシーーーンと心に響くものがありました。 自分の言葉で自分を語る事が怖い。 あぁわかるなぁ、そういう気持ちあるなぁ、と思いました。 内気な子供だったという平幹二朗さん、 俳優ではなく、映画監督になりたかったそうで。 でも映画監督を目指して入った養成所で活動するうちに舞台経験が増えて。 「どんな役でも一生懸命やらなければならないのはよく分かっているのですが、つまらない役はやっぱりつまらないですよね。」 な

          「役者は一日にしてならず」平幹二朗編