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卓球の水谷選手の本からダーツに活かせる内容を学ぶ

最近、ダーツのためにいろんなスポーツの本を読んでいます。その中でも昨日読んだ「打ち返す力」という本で興味深い内容が書かれていました。今回はその中でも特に印象的だった部分について書き残しておこうと思います。

ちなみにこの本は卓球の水谷選手が書かれた本ですね。興味がある方のためにAmazonのURLを貼っておきます。


全力を出し切らない

「全力を出し切らない」とは、水谷選手がドイツ留学中に指導されていた練習と、日本で指導されていた練習を比較して表現した言葉です。水谷選手が2カ国での練習で感じた差は以下の通り。

日本→監督が絶対で選手が力尽きるまで練習させる。練習時間8時間
ドイツ→選手主体で、監督に要望を伝えて練習する。練習時間4時間

練習時間に注目すると、ドイツでの練習時間は日本の半分だとわかります。これなら日本の方がレベルが高くなると思いきや、水谷選手はドイツの方がレベルが高いと感じたそうです。

日本で練習していたときは監督の目を盗んでサボったり、手を抜いて練習したりしたそうです。トータルの練習時間こそ日本の方が長いものの、実質の練習時間は変わらない。これは普段自分がダーツの練習をするときにも活かせそうですね。

僕はよく「ハットトリックを100回出してから帰ろう」と目標を立てることがあります。そしてラスト10回くらいはヘトヘトで1時間以上かかったりします。こんな練習をしていてはダメですね。


「勝利した自分」に戻ろうとするな

水谷選手が見てきた他の選手は、常に次のステップを目指す人は勝ち残っていたようです。一方で過去にうまくいっていたときの感じに戻ろうとする選手は、どんどん転がり落ちていく。水谷選手自身も国内で優勝したとしても、海外の格上選手に勝つため次のステップを目指し続けたとのことです。

このような話は、ダーツの浅田斉吾さんも自身のYouTubeチャンネルで話されていました。ダーツと卓球それぞれのトップ選手が同じ内容を話されているということは、相当大切な考え方なのかなと思います。

僕はグリップイップスになった経験があり、治すために色々なことを試しました。その中で過去うまくいっていたときの方法を試したことがあるのですが、なかなかうまくいきません。結局、新しい投げ方に変えてみることでまた調子が戻ってきました。


今回水谷選手の「打ち返す力」の中から印象的だった2項目について僕の考えや感じたことを絡めながら書いてみました。本書にはこのほかにまだ28項目書かれているので、気になる方はぜひ購入して読んでみてくださいね。


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