見出し画像

アレンジ5つのコツ。スティールダーツ歴1年での気づき

スティールダーツを始めると楽しくてしょうがなくなるアレンジ。僕も例外ではなく、YouTubeでPDCプレイヤーたちのスーパーアレンジを見てニヤニヤしています。

キモいけど実話

コツを掴まないとただひたすら計算してばかりだから、計算が苦手な人にとっては苦痛かも。でもコツさえわかってしまえば、よく遭遇する場面で困ることはなくなります。

なので今回は、まだスティールダーツを始めて間もない僕が、1年でも簡単に身につけられた5つのアレンジのコツを紹介します。アレンジができるようになると周りのダーツプレイヤーから頼られること間違いなし!手っ取り早く頼りにされたい方は絶対身につけましょう。笑

僕はダーツでも麻雀でもいつも計算係をやらされてる…楽しいからいいけど笑

(ソフトダーツでも役に立つ内容だけど、一応スティールダーツ想定で書いてます)

8or16,6or10,3or19,7or19で安全にアレンジ

01の終盤、シングルに入れてアレンジする場面は毎ゲームのようにありますよね。とはいえシングルって意外と狭く、アレンジするのに1本や2本ミスすることは珍しくない。そこで覚えておくと便利なのがこの3通りの組み合わせナンバーたち。

8or16,6or10,3or19はいずれも隣り合ったナンバーで偶数または奇数同士。シングルに入れてアレンジする場合、これらのナンバーどちらに入っても綺麗な数字が残るパターンがたくさんあります。


一番よくみるのが48残りでの8or16。8に入れば40残り。16に入れば32残り。



アンダースタッキングさせる人がよく遭遇するのが46残しでの6or10。6に入れば40残り。10に入れば36残り。


続いては3or19。35残りや43残りのときに便利です。35の場合、3に入れば32、19に入れば16と最高な数字が残る。43の場合、40か24のこれまたアンダースタッキングさせるプレイヤー大歓喜な数字が残ります。


そして最後に7or19でアレンジするパターンが47。7なら40残りで19なら28残り。15に入れて32残しする人が多いけど、確実にテンパイしたいならこっちの方が安全だと思う。とはいえ28はそんなに人気のあるナンバーじゃないしお好みでいい感はある。


4カウント以上のスコアも暗記

日本のダーツプレイヤーなら、ほとんどの人がソフトダーツでクリケットを経験済み。だからクリケナンバーのトリプルに入ったときのスコアは頭に入っていると思います。

20Tは60点、19Tは57点、18Tは54点、17Tは51点、16Tは48点、15Tは45点

これに加えて、4カウント以上のスコアも覚えてしまいましょう。特に18~20の4カウント〜7カウントのスコアは絶対!実践で頻繁に使います。

20×4=80、19×4=76、18×4=72
20×5=100、19×5=95、18×5=90
20×6=120、19×6=114、18×6=108
20×7=140、19×7=133、18×7=126

九九と一緒です。何回も反復練習して覚えるしかない!


2本目がシングルに外れても195が残るように

アレンジに慣れてない人がやりがちなのが、171や165など微妙に上がり目のない数字を残してしまうこと。これでは相手にプレッシャーをかけられず、ちょっともったいない感じがしますね。

ではどうすれば上がり目を作れるのか。例を使って説明します。

【例1】
259残りの場合。

20T→20Sと入った後にもう1本20に投げてシングルだった場合、残るのは159。上がり目がなくなってしまいます。だからこの場合は3投目に19。シングルでも160になり上がり目が残ります。

こういう別のナンバーにスイッチするだけで上がり目を残せるパターンは簡単。問題は200点後半からのアレンジです。200点後半からは、知識さえあればトリプル1本だけでテンパイできるパターンがたくさんあります。

例えば273点が残っている場合。自分ならどうアレンジするかな〜と少し考えてみてください。

【例2】
273点残りの場合。

どうでしょう、トリプルが2本必要な気がするんじゃないでしょうか。でも実はこれ、20T→18S→25(アウターブル)で103点削って170残り。トリプル1本でテンパイになります。
ちなみに、2本目の18は当然トリプルに入れるつもりで狙うし、3本目はインナーに入れるつもりで狙います。その上でシングルに外れてもワンチャン残るのがこのアレンジルート。

僕もこのアレンジを知ったのはつい最近なのですが、感動しましたね。

さらにもうひとつ。

【例3】
274点残りの場合。

これも273点残りの場合と同じように考えて、20T→19S→25と削れば170残りでテンパイですね。

例2,3の違いは2本目に狙うナンバー。これを実践でパッと判断するコツとして、僕は2本目をシングルに外しても195が残るようにしています。例2なら213から18削って195だし、例3なら214から19削って195。2本目をどこに打つか迷ったら、195を作るよう意識してみましょう。


ブルからいく

最後にアレンジでブルから狙うパターン。ブルからいくことで、ちょっとだけ得する場面がいくつかあります。

代表的なのが65残りのパターン。25を削れば、1本だけで40残りのテンパイを作れます。

他に有名なのが121残り。20S→17T→DBというルートもあるけど、ブルからいくことで25→20T→18Dと最後にインナートライしなくて済むようになります。でもこれに関してはPDC選手でも20から狙う人も多いんですよね。個人的にはインナートライしたくないからブルからいくルートが好きだけど。


ダーツを投げてないときもアレンジ練習

アレンジの良いところは、ダーツを投げれないときも頭の中で練習できること。普段何気なく過ごしている空間にも、たくさんアレンジ練習に使える数字が溢れています。YouTubeのコメント数、日付、前を走る車のナンバー、スーパーで売られているパンの値段など。そこらじゅうにあります。

そういった数字を見てアレンジを考える癖がつくと、実践で考えることなく「次はあのナンバーに打てばいいな」とすぐに分かる。迷いなく投げれてポンポン入ってくれるとめちゃくちゃ気持ちいいですよ。

アレンジ練習問題の名産地「ガソスタ」

特におすすめなのはガソリンの値段。何度もnoteで書いてますが、ガソリンの値段が一番いい感じの数字なんですよね。しかも通りかかるガソリンスタンドによって少しずつ値段が違う。いろんなパターンを練習させてもらえてありがたい限りです。


まとめ

まとめると僕がアレンジで意識しているのは以下の5点。

・隣り合ったシングル2つを広く使い、余裕を持ってアレンジ
・3カウントだけでなく、4カウント以上のスコアも暗記
・200点後半からのアレンジでの2本目は外しても195になるナンバーへ
・ブルから狙って得する場面を把握しておく
・常日頃からアレンジ練習しておく

特に大事なのは一番最後の「常日頃からアレンジ練習しておく」ということ!上の4つも大事だけど、「へ〜」で終わったら身につかない。実践でも役に立たない。普段から数字を意識して、実践で迷いなく打てるようたくさん練習しないとですね。

長くなってしまいましたがこのへんで終わります。ありがとうございました〜。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?