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ダーツにテニスのメンタル安定法が使えるかもしれない

先日、「テニスメンタル強化メソッド」という本を読みました。

「テニス」とタイトルについていますが、別に僕はテニスをしてるわけではありません。この本を読んだのは、ダーツのメンタル安定に役立つ情報が得られるかもしれないと思ったからです。

実際に、役立ちそうな内容はたくさん書かれていました。それらをメモしておくためにも、ピックアップした内容をこのnoteに書いて紹介したいと思います。今回は5つ紹介しますね。


本番で緊張したら練習の意識を思い出す

練習では思った通りのプレーができるのに、本番だとできない。このような体験をしたことがあると思います。僕も何度も経験しました。

そのようなときには、本番でプレッシャーや緊張を感じていることが多いのではないでしょうか。

そこで、練習での意識を思い出すのが効果的だと筆者は書いています。練習での意識というのは例えば「腕を伸ばし切る」とか「リズムよく投げる」といったこと。その意識を本番でも持てば、練習のときのようにリラックスしてプレイできそうですね。

練習はテーマを決めて短時間で

練習は長時間ダラダラやるより、短期間集中できた方が効果的なようです。そのために重要なのが、テーマを持って練習すること。ちょっとした練習でも、目標があるのとないのとでは全然違います。

僕は一人でダーツを投げることがほとんどですが、翌日に格上のプレイヤーと投げる予定がある場合などは集中しやすいです。

「クリケのこの場面はこう攻められそうだな」など、実際にかけられそうなプレッシャーをイメージしながら練習するからでしょうか。

僕は一人で投げるときに「100回ハット出してから帰ろう」などと決めて、最後の10回はヘトヘトで1時間以上かかったりします。こんな練習になっていない練習をするプレイヤーにならないよう気をつけましょう。

ヘトヘトの体で投げても、変な癖がついたり怪我をしたりするだけだと思うのでマジでおすすめしません。


小さな進歩を探す

上達すれば上達するほど、大きく成長する要素は減っていきます。そんな中で楽しく競技を続けるには、小さな進歩を探すことが大切なようです。

これは格ゲーのウメハラさんも話されていた内容ですね。以下の動画で「成長したかしたかどうかの目盛りを細かくする」と話されています。面白い動画なのでぜひみてみてください。

ダーツでも成長が実感できないと「今日の練習はダメだったな…」なんて考えてしまうこともあります。しかし「自分はこういう場面でミスしやすいな」などといった細かい気づきも、成長としてポジティブに捉えられれば楽しめるかもしれませんね。


近くにあるものを見る

集中力を高めるために、「近くにあるものを見る」という方法が有効なようです。確かにテニスの試合を観戦してみると、コートチェンジなどの際に頭にタオルをかぶって足元をじっと見つめているシーンを見かけます。また、プレーの合間にガットを見て直す作業もこれに当てはまるようですね。

僕はまだ数回しか試していないのですが、ダーツで集中できてないなと感じたときにフライトの傷を観察するようにしています。実際にやってみた感覚は、確かに集中力が少しだけ高まったような感じがしました。(プラセボ効果かもしれませんが)


イライラしてるときや勝ち急ぎたいときほど間を置く

イライラしたときや価値がほぼ確定している場面では、いつもより早いテンポで雑に投げてしまうことがありませんか?僕は結構あります。こういうときこそ、間を置いてゆっくり動くことを意識すると良いそうです。

タイトルを忘れてしまったのですが、他の本でも「怒りは表に出さなければ数秒で消える」という内容が書かれていました。イラっとすることを言われたときに言い返してしまうとヒートアップします。しかしグッと堪えて「どうしてこう言われたんだろう」などと考えていると落ち着いたという経験があなたにもあるかもしれません。

ダーツでもミスしたときにイライラや落胆を表に出すとその感情を引きずってしまい、それからのプレーに影響することがありますよね。そこでも感情を出さずに次のプレーに向けて集中していれば、落ち着いてプレーを続けられるかもしれませんね。


今回紹介した本「テニスメンタル強化メソッド」は、ダーツに活かせそうな内容がたくさん書かれていました。僕のnoteはいつも1000文字くらいを意識して書いているのですが、今回は2000文字近くなってしまいましたね。

それだけこの本には、ダーツにも活かせそうな内容がたくさん書かれています。気になった方はぜひ購入して読んでみてくださいね。


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