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Bureau Atlas Genesis / スタジオ世界 - プロジェクトヨコヤマその2

 ヨコヤマによるゲーム/映画制作スタジオ。さまざまな世界を提供し、人間やその他の生き方に関してクリエイションします。インターフェースとしてのゲームと映画のあり方を追求し、最高の「建築」としての世界を創造します。
 まだスタジオとしては準備中。


目指すもの - 世界の創造

 ヨコヤマの全ての行動は「世界の創造」のためにある。自分はこのためだけに生きていると言っても過言ではない。これがヨコヤマのライフワークである。
 世界の創造のための媒体と手段には一切の制約はない。幼い頃はその媒体がレゴでありMinecraftであり、大学に入ってからはスケッチや建築提案、最近では映画と移り変わり最前線はゲームである。手段としては自分の脳みそ/手や友人先生の脳みそ/手からコンピュータやデジタルファブリケーションへ、さらに拡張してAIも用いる。

映画 - 究極の建築プレゼンテーション

 以前から言っているように映画は究極の建築プレゼンテーションである。建築指向性の5次元に基けば、「1.映画(空間/人間/時間/ストーリー/音楽(音))、2.Algorithm/System/Strategy、3.ストーリー/シナリオ、4.シーン/人間、5.空間/オブジェクト」であり、最も次元が高くなおかつ包括的な概念が映画である。また映画を構成する5要素「空間、人間、ストーリー、時間、音楽(音)」はまさに建築そのものである。それが一つの有限の作品としてパッケージされている映画は究極の建築プレゼンテーションなのである。
 これとは独立した話でヨコヤマはもともと映画が大好きである。どのジャンルでも見るが最も好きなのはSFやパラダイムシフティングなテーマのものである。そのような作品は新しい世界を提供してくれる。一つ一つの作品は今思えば抽象概念としての建築のプレゼンテーション作品であるとも捉えられる。
 簡単に言えば映画が好きすぎてつくりたくなってしまったのである。それは絵や建築でそうであったように。たぶん音楽もそのうちつくりたくなるのだろう。
 スタジオ世界の創作の一つの手段がまずは「映画」なのである。

ゲーム - 究極の建築

 ヨコヤマの制作するゲームは現実とは異なる設定や背景、世界の仕組みを持つ世界のオープンワールドゲームである。そこではプレーヤーが世界を楽しみながら独自の営みを行う。時には悲しみや現実では耐えがたい辛い経験もすることがあるだろう。そうした物語をそれぞれが紡ぎ、世界という大きな物語をつくり上げるのが目標である。
 インターフェースとしてのゲームの側面も強調する。建築の究極形たる所以はその仮想性とインターフェースにある。現実の建築物では実現できないような空間構成、現実世界ではあり得ないシステムやアルゴリズム、経験しがたいストーリーや営みなどをつくり出す。またそれをより多くの人に届けられる。ゲームとしてのインターフェースは建築物よりもインタラクティブであり、コントローラーとしての制限もある。建築とは異なるインターフェースを持ちながらもその仮想性が体験を豊かにしてくれる。
 スタジオ世界の2つ目の創作のあり方が「ゲーム」なのである。

けんちく学園とスタジオ世界

 けんちく学園はスタジオ世界を母体とする学校になる。裏目的というか、本来の目的はスタジオ世界で創作に携われる「けんちくエリート」を育成することにあり、ヨコヤマのライフワークが世界の創造だからである。クリエイションのスタンダードを共にしながら、各々が個性を伸ばしてきたけんちくエリートたちとつくりあげる世界は他のクリエイションよりも高クオリティで奥が深いものになるだろう。
 また、映画やゲーム自体もけんちく学園のフィールドとなりうるだろう。いわゆる「学校」とは異なるインターフェースを持つ映画とゲームは独自の学びや体験を提供できるだろう。

「世界」という建築をつくり続ける

 この「Bureau Atlas Genesis(スタジオ世界)」は完全なるヨコヤマのエゴによる機関である。しかし社会に何らかの価値を提供できると信じている。けんちく学園とはまた違ったアプローチで現実世界や人々と関わることのできるインターフェースとしてこのスタジオ世界を運用していこうと思う。
 ヨコヤマは現実に建築物をつくる建築家ではなくなってしまうかもしれない。しかし建築物とは連続していながらも少しズレた次元で「世界」という建築を作り続けていこうと思う。
 この記事を執筆している現在、1作目の「Sonys」という作品の世界をつくっている真っ最中である。これが映画になるのかゲームになるのか、小説や絵本になるのかは自分にもまだわかっていない。しかし早いうちに産み落としてあげたいものだ。この作品のリリースにも乞うご期待ということで本記事を締めさせていただく。

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