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【中上級韓国語】日韓の「立春」を韓国語で説明しよう

●「立春」を韓国語で!

안녕하세요.
まだまだ寒い日は続きますが、今日、2月3日は「立春」と、暦上は春の始まりですね。

ところで「立春」になると、神社やお寺のお札で『立春大吉』という札を見たことがないでしょうか。

立春の前日である節分の日に豆まきをして一年間の厄を払い、
新しい一年の始まりである立春の日に厄が来ませんように」
という願いを込めて 『立春大吉 』のお札を貼るのです。

日本の『立春大吉』のお札

一方、韓国でも、立春というまったく同じ概念があり、『입춘』といいます。『입춘』の時には、これも同様に日本と同じ言葉を貼り付けます。
『입춘대길(立春大吉)』
  
(의미: 입춘이 됐으니 크게 길(吉)한 일이 집안에 가득 하라)
と、伝統的な家屋の門に입춘첩(立春のお札)がよく貼られています。
ソウルの한옥마을や민속촌に行ったことがある方は、見かけたことがあるのではないでしょうか。

"입춘의 개념은 일본과 한국이 거의 똑 같습니다. 게다가 입춘말도 '입춘대길'이라고 해서 같은 말을 사용합니다.  입춘대길의 의미는 '입춘이 됐으니 크게 길(吉)한 일이 집안에 가득하라'라는 뜻입니다. " 
こんなふうに、日韓の立春を説明してみるのはどうでしょうか?

한국의 입춘첩『입춘대길(立春大吉)』


●【参考】中国とベトナムの『立春大吉』


参考まで、中国、ベトナムにも、立春の日の言葉として、『立春大吉』はあるそうです。

中国の『迎春大吉』

中国では、実は少し漢字が違って、『迎春大吉』
ベトナムでは、『Lập xuân đại cát 』(Lập xuân:立春、đại cát:大吉)
と立春のための言葉が同じようにあるとのことです。

同じ漢字文化圏だった名残が、まだ多くの国に残っていますね。

いずれにしても、現在のオミクロン株拡大で日本も、韓国も、大変なことになっていますが、今年一年、何とか『입춘대길』であって欲しいものです。
 


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