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ラランド・ニシダさんの入試/浪人コンテンツたちを見て思ったこと(経験談に基づく私の考え)

なんか最近ラランドのニシダさんが浪人についての動画をたて続きに出してて、そのコメント欄での論争とか自分語りさんとかが個人的にめっちゃ興味深いという意味でおもしろすぎる笑
てのも、わたしもかつては浪人生でしたので!
わたしにもあったよ〜、二度目の大学入試にむけて勉強するためだけの1年。

ということでわたしもニシダさんと同じく浪人を経験してみた上で、大学入試や浪人についてどう思っているかを今回語りたいと思う。
※【⚠️めっちゃ大切な注意事項】わたしは浪人といっても私立文系浪人やったので、参考にしよう〜て読む人はところどころ注意。やし、ニシダさんの話す経験談は基本私立文系の人にしか参考にならん。理系や国公立目指す受験生は気にせんでええ。もちろん部分的には参考なるとこあると思うけど。そこんとこ念頭においてよろしくおねがいします。


私と大学入試

関関同立の文系学部を卒業しとる私。いわゆる私立文系。
正直「偏差値あんまな大学に1浪してまで入って草」といったところだが、
私にとって入ったそこは何よりやりたいことが叶えられて自分の理想の環境が揃った大学学部やと思い、第一志望やった。入学してから「思ってたのと違う」とかいろいろ思うことはあったけど、少なくとも目標のそこへ入れて卒業できたことには良かったと思っている。

大学受験の戦歴

・現役
卒業大学/卒業学部 不合格
卒業大学/文学部 不合格
同志社女子大学/学芸学部 不合格

・浪人
卒業大学/卒業学部 合格
近畿大学/国際学部 合格

自分がやりたくないことを絶対したない性格で、学歴欲しさだけに大学選び*も絶対にしたくなかったので、ご覧の通り攻めた出願の仕方をした。笑
(*例「慶應生になりたい!専攻どうでもええしとにかくそこの学生になれんかな〜。」とかいう系のやつ、まじで理解できひんかった)
わたしは第一志望の卒業大学卒業学部以外、通うつもりなかった。もちろん現役合格のつもりでやってたけど、一方で現実的に厳しいことをわかってたからあらかじめ浪人を視野にいれてなくはなかった。ほんまにそこの学部でやりたいことがあった。
ちなみに浪人失敗したら、NSC入って芸人目指す予定やったよ☺️
現役に受けた文学部と同志社女子大はどうせ受からんやろって思いながら友達に着いて行った受験で、近畿大は親を安心させるために受けた(受けさせられた)。

なぜ私は浪人をしたのか

わたしの高校時代は色んな意味でひどかった。
このひどすぎる自分の状況を打破するには、やりたいことだけでも極める努力をせなあかん。そのためにはまず第一志望の大学へ行かねば!!といった感じで、いわゆる使命感と目標を諦めれんかったから浪人することにした、て感じ。なりたい人物像とやりたいことが明確にあり、それに基づいた行動をとった。
あと合格するために必要な勉強方法と勉強量を現役時にすでに完全に把握できていたので、次受けたら絶対に受かると確信していたから。実際、確信通り翌年予備校も行かずに合格できたよYO!

(余談エピソード)
現役時に大学受からなかったのは単純に試験に勉強が間に合わんかった。笑
スタート時点からすでに終わっていた。というのも、高校1年生時から勉強やる意味を見出せず、授業時間は基本スマホ(TL監視)か睡眠にあて、定期テストは全教科中8割が赤点。赤点やなくても100点満点中50点以下しか獲得できた記憶しかないし、そもそもテスト勉強すらしんかった。課題もださん。進研模試で0点を獲得した教科あり。
3年生の1学期は不登校気味になり、登校しても早退や逃亡を繰り返し、出席日数が危うくなっていたほど。

浪人はしたほうがいいのか問題

ニシダさん、これについてうんこチャンネルで「浪人否定派ですどちらかというと」て言ってましたね。

私も同意です。特に私立文系が第一志望の人は。よほど強い意志がない限り、私立文系の浪人はしなくていいと思います。

学歴欲しさだけなら、私立文系浪人はやめよ〜

言うてしまえば、私立文系なんて難関入試試験突破しなくても入れるからね!
それでみーーーんな学歴一緒になるんよ!!
やから、学歴が欲しいだけの理由でどこもそんな一般入試を二度以上するとか苦労してまで入るとことちゃうと思う。私立文系なんて!

私立文系浪人生て、プライドが高い学歴厨が大半やと思う。

そもそもそんなに私立文系での学歴ってそこまですごいもんなんかな。個人的にそこらへんの学歴だけで威張っている人見ると尚更「所詮私立文系やん。笑」て思っちゃう。普通にしている人に対してはもちろん思わんけどね。

ニシダさんのコメ欄には「何も取り得がなくて凡人やからこそ学歴くらいは手に入れておきたい」てな感じなのあったけど、私はそこには同意できん。それやったら、はじめから受験教科数少ない私立文系目指さんともっと勉強して難関の旧帝大とかめざしい〜て思う。
だって、みんなの欲しい学歴ってめっちゃ勉強できて優秀ですっていう証明やいわゆる自分の肩書やろ。長い受験勉強期間を経て、プレッシャーにとか色々ある中、難関試験突破して入学したんやもん。
でも、私立って全員がそうやって入学してるんじゃないんやで。
家がお金持ちで、親の意思で附属小学校を受験&通わせてもらえてて、エスカレーターで上がって大学まできましたとか、高校に運良く縁あって推薦でやってきましたとかいうやつわんさかおるで。私立って。
そういった附属校上がりとかの同級生らを、苦しい一般入試を受験して入学して、ましてや浪人までして入った君たちはどうおもうか。
実際問題、いわゆる一般入試勢で内部生や推薦組らをバカにしている人はほんまに多い笑気持ちわかるけど「ほんまに学歴が欲しくて大学選びました」勢ほど内部生らに厳しいよな。だって一般入試の一連の苦しみを知らんと自分と同じ学歴を手に入れとるやつなんてプライド的に許せませんといったところで。
そこをフェアと思わんのなら、みんな共通受けて国公立大行っとけや〜て思っちゃう。

浪人期間中モチベ保つの難しい

よほど第一志望への意志が強くないと、
高卒したての18-19歳には、1年間常に勉強せなていう義務感?強迫観念?の中、また人によっては次も落ちたらどうしようていう気持ちの中過ごしていくことの辛さ大変さはすごいもんやで。1年後に再チャンスをつくるってのは聞こえがいいけど、まじ気力体力保つの難しいて基本的に思っといたほうがいい。
同時にかつての仲良かった同級生たちは、地元出て1人暮らししてたり、新しい友達や恋人できてたり、バイト・サークルをエンジョイしとるんやで。自分と全然違って、もうすでに大人の世界に踏み入れとる。友達失った気持ちになるし、孤独感もすごい。ララチューンにて公開されたラランド短編映画「点」にも色濃くここらへんの描写あったね。(ニシダさん脚本)

(サーヤさん、ニシダさんの演技好きです…!)

浪人をするべき人

しかし、ニシダさんも言ってたけど明確に志がある人は絶対に浪人したほうがいいと思う。のちのち後悔するの嫌やん。当時の私もこのタイプやったので迷わず浪人を選択した。
単純に第一志望合格というぶれへん目標に対して引き続き頑張って取り組める自信確信が私みたいにあるんやったら、挑戦すべきやと思う。

偏差値高い大学じゃないと就活が心配て思うあなたへ

私立文系ならまじで心配いらん。いい意味でも悪い意味でも所詮私立文系なので^^
私立文系はどこの大学生ですなんかより、学生時代なにをやりのけたのかとかの経験と実績をつけろ。そういうやってきた経験を基に、会社側は自分に対して、会社に役に立ちそうやなとか一緒に働きたいなて思ってくれるから!!!
てかそもそもなんでもいいけどとにかく大手の会社員になりたいってあらかじめ思いながら大学なんか通うな。ナンセンス。
あなたの価値観的に高学歴・大手企業絶対論が本当に大切でその世界で生き続けたいのなら、どうぞそうして〜といったところ。

まとめ

学歴コンプ捨てよ〜。そもそも私文そんなよくないよ〜笑。でも自分が後悔しない選択を。

結論:私立文系において、プライド的に学歴コンプとか偏差値だけを理由にする人はほんまに浪人せんでいい。
ニシダさんも言ってた。

またニシダさんは動画内で、
たしかに、大学のネームバリューで見られることはあるけど、浪人という1年間を犠牲にしてネームバリューを得るにはそこまで価値高くないと思う。
て言ってた。
これ私立文系の場合はほんまにそうやと思う。理由は先述したいろんな観点より。
それに浪人したからっていうて必ず第一志望に合格できるとは限らへん。そういう意味でリスクもある。浪人したけど、現役で受かったところにしか受からんくてそこに結局通うとか、現役で受かったところよりも満足いかない結果の大学に通うとかいう人だって存在するんやから。
予備校通うならお金の問題もあるし周りに迷惑かかるとかもあるし浪人て自分が一番辛いしただでさえ普通に大変なんすよ。やからこそ志がない人ほどより浪人の辛さに耐えられへんし、うまいように結果がだせへんケースが多いように思う。
ニシダさんタイプの早稲田も上智も受かったけど、浪人しなくてもよかったんじゃないて言う人もおるほどやから、もし私立文系浪人の選択肢が眩んだときは落ち着いて本当にそれは必要なことなのかを考えるべきやと思う。

でも!
高みを目指して頑張ることは良いことやし、目標設定したことを成し遂げれたことって人生にとって良い経験やし自分にとって大きな自信になるのはたしか。

結局いろいろ言うたけど、自分の思うように頑張ればいいだけ。自分が後悔せず自分が納得いく道が一番良いに決まっている。
決して学歴コンプをはじめとする世間や親や他人のものさしで、自分の進路を決めないで。この地球上の世界や価値観てまじ広いから。逆に学歴基準でいろいろ考える人ほんま世界狭い。


極論:
人生は生きとる限り軌道修正はなんぼでもできる。例え、ちゃうな〜て思ってからやり直してもきっと遅くないYO。受験に限らず全てにおいてね。

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