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127-31 そもそもかすうどんというものは

 関西住み(今は大阪ではないが長年大阪に住んでいた)の感覚からするとそれほどかすうどんが注目されているものとは思えないのだが。

 今から十数年前頃からちらほらとかすうどんを扱う店が出始めて、それ以前はごく一部の地域を除いて知る人はいなかった。ちょっと調べてみますと1995年大阪府藤井寺市に「加寿屋(KASUYA)」という店がオープンしてその加寿屋がチェーン展開して広まったという。筆者はその加寿屋という店は知らないが、そのチェーンの成功に乗って他のチェーン店がやり始めて広まったのだろう。また「串カツ田中」でかすうどんを出したことにより全国展開していった。

 とはいえそんなにしょっちゅう食べる人ってさほどいないし、かすうどんそのものがそんなに旨いか言われると微妙だ。所詮はホルモンなので獣の臭みが強く、淡泊なうどんだしには合わないのだ。あぶらかすはむしろお好み焼きや焼きそばみたいにソースを多く使う料理に合う物だと思う。
 
 もっとも国産牛肉から取ったあぶらかすを使えばまぁまぁ合う。獣の臭みが少ないからだ。ただそういう店を見つけるのは至難だ。我こそはと思う人は探してみてくださいな。

(一度途切れてようやくまた31日連続執筆となった。1ヶ月続けることができたが2ヶ月3ヶ月連続執筆となると難しいな)

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