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福祉用具の仕事ってビジネス的に甘々な気がしてモヤっている…という話

今日は特に明確な私自身の答えがあるわけでもなく、頭の中でモヤモヤ引っかかっていることを垂れ流してみようと思います。


●福祉用具の仕事はビジネス的に中途半端??

私の仕事は福祉用具のレンタルと販売。
特に介護保険制度に定められているサービス「福祉用具貸与」「特定福祉用具販売」の保険の補助に頼りながら、体が不自由になったお年寄りの生活を補完する為に、必要な福祉用具を提供しています。

福祉用具の仕事もビジネスとしてノルマや目標があります。特に、福祉用具の事業所はほとんどが営利企業。一方で、施設サービスや訪問サービスは医療法人・社会福祉法人が多く、介護保険サービスの中でも福祉用具の事業所は他の介護保険サービス事業所に比べてビジネス色は強いです。

・・・しかしながら正直なところ、福祉用具の仕事は他の一般の会社に比べて、ビジネスとしては中途半端さを実は感じていたりします。


●介護保険の補助に依存して成り立っている仕事ってどうなんだろう

福祉用具の仕事はビジネスとして中途半端なのでは?
・・・そう思ってしまうのは、売上の7〜9割を介護保険の補助で助けてもらっている、という理由からです。
昔は、「それが当たり前!」と思っていましたが、最近では、国の補助金などに頼らない他の業種に比べて、何だか甘い汁を吸いながら仕事をしてしまっている感覚が心のどこかに引っかかっていて、なんだかモヤっとしてしまう部分があったりします。
また、他業種からうちの会社に転職してきた人と話した際に思ったのが、前職で補助金に頼らない仕事で揉まれてきた人の強さでした。何が何でも自分で成果を掴み取るんだという強い意思がヒシヒシと伝わってきて、自分自身、まだまだだなあ、と気を引き締めた覚えがあります。


●「福祉」と名の付く仕事にビジネス要素は馴染みづらい??

特に福祉用具の事業は、「福祉」というワードが入っていることからも、社会貢献要素が非常に強く感じられる仕事です。「社会貢献」・・・、ものすごく大事なことであり、社会貢献を果たすこと自体は何も間違ってないのですが、一方でビジネスとしては、「福祉」というワードに逃げ込んで、「成果が出なくてもまあいいや」という甘い考えについて許容されがちな面もあるように思います。
いくら福祉の名の付く仕事であっても、それはボランティアではない、という認識がまず大事であり、仕事である以上きちんと成果を出す!成果を掴み取るために頑張る!その目標に向けて頑張ることがやりがいだったりするのですが、いざ成果が出たとしても、売上の大部分は介護保険の補助に頼っている・・・なんか手放しで成果に対して喜んでいいのだろうか?なんて考えてしまったり。(考えすぎでしょうか???)

特に結論のない話ですが、今の私のモヤモヤ感はざっとこんな感じです。


ではでは。

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