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【転職を検討の方必見!】介護関係でおすすめの資格

「介護の仕事が気になる」とお思いのあなた、未経験、無資格でも働ける介護の現場も存在しますが、ぜひ資格を取得したり、資格取得を目指しながら介護の現場を目指しませんか?この記事では、介護関係におすすめの資格をご紹介していきます。

介護の仕事で感じる魅力って何?

介護現場で勤務経験のある筆者が、現場の介護職関係者に、介護職について魅力だと感じるポイントを聞いてみたところ、次の様な声が聞かれました。現場で働く介護職員の声と一緒に、その魅力を検証してみます。

仕事に困ることがない
⇒ここ数年続くコロナ禍の状況でも、介護系求人は転職や就職しやすいと言われています。その証拠に、有効求人倍率3.63倍と(*1)引く手あまたとも言える状況です。よって、介護職は仕事に困ることがないと言うことができそうです。
 
キャリアアップが望める
⇒介護関係職は、未経験から働くこともできる現場があります。働きながら資格をつみあげたりとキャリアアップが望めるので、自分の目指すゴールに向け働くことができます。国家資格~民間資格までその範囲は幅広いものです。

望む働き方により、職場を選ぶことができる
⇒仕事と生活を両立させることができる「ワイフワークバランス」のとれた働き方がしやすいのも介護職の魅力です。
夜しっかりと働き、昼間は趣味に時間を割きたい、子育てをしながらも無理のない範囲で少しずつ働きたいなど、現場にはさまざまな、プライベートをもちながら、男女問わず幅広い年代の方が働いています。
そのため、望む働き方ができる方が多いと言われています。

感謝の言葉が嬉しい、やりがいがある
⇒助けを必要とする方のサポ―トができる、介護職。
「ありがとう」「助かったわ」など、利用者様から感謝の言葉を頂く場面や、人から頼られることでやりがいがあると感じられる方も。
せっかく働くのであれば、やりがいを感じながら仕事をしたいと、誰しもが思うのではないでしょうか。
 
経験や知識が、私生活にも活かせる可能性がある
⇒介護の現場で働くことにより得られる知識や経験は、自身の家族や親の看護・介護を行う際に役立つ可能性があります。
実際に、自身でケアを行わなかったとしても、身内に看護・介護が必要となった場合、ある程度状況を想定することができるのは経験があってこそです。

魅力一杯!介護の仕事に関係する資格を取ろう!

介護職の魅力を知って頂いたところで、介護職に携わるにあたり、おすすめの資格について次にご紹介いたします。

介護職の入門はココから

介護職員初任者研修
介護職員初任研修は、「身体介護」と呼ばれる、入浴や排泄の介助、食事介助といった「身体介護」ケアについての基礎知識・スキルを学ぶことができます。
主に開講されているのは、介護学校や通信教育などの自宅での学習に加え、9科目130時間の研修を受けます。その後、選択式の筆記試験(1時間)があり、70点以上で合格しています。年齢を問われることもなく、再試験が可能です。従来の「ホームヘルパー2級」に変わって設置された資格です。

介護職員実務者研修
介護のベースとなる基本の知識や技術を学ぶための研修です。年齢や学歴、介護の経験を問うことがないため、無資格・介護職が未経験でも受講できるのがよいところです。介護職員実務者研修の資格取得には、介護学校または通信講座にて、20科目450時間の受講科目を修了する必要があります。

実務経験を元に、目指すならこの資格!

介護福祉士
介護の現場において、実働540日以上・3年以上勤務を行い、「実務者研修」という講座を修了をすることで、介護福祉士の受験資格を取得できます。
この実働は、正社員のみならず、パートやアルバイト、派遣で働いていた場合においても、経験として、認めてもらうことができます。
介護福祉士は、社会福祉士及び介護福祉士法に定められた、国家資格です。
無資格・未経験からスタートし、介護のスペシャリストの第一歩に繋がる魅力的な資格。資格を持つことで、給与のアップにも繋がりますし、なにより大きなアピールポイントになることは間違いありません。
実務経験を積まず、養成施設での卒業を得て、国家試験受験資格を得るルートなど(*2)もあります。

番外編

利用者様に喜びを与え、素敵な笑顔に出会える!こんな民間資格もあります

介護食士
高齢者の中でも、食事を楽しみにする方は多いもの。そんな介護の食事について、利用者様が食事を食べやすいよう、食材を刻んだり、すりつぶすと言った調理を行い、食事の介助を行うための資格です。内閣総理大臣が許可した公益社団法人全国調理職業訓練協会によって認定されています。専門学校などで開講され、計72時間の講習会に出席すれば資格を取得することができ、介護資格の有無は問われません。

笑い療法士
笑いは、人が幸せに生きることの源、また病気の予防にもつながるとも言われています。そうした笑いをひきだすのが「笑い療法士」の役目です。介護で手を差し伸べるだけでなく、笑いによって、その人の生きる力を引き出すことができるチャンスを得られるかもしれません。書類審査、講習、スクーリング、論文提出~審査を受け、資格の取得となります。

レクリエーション介護士
介護には、レクリエーションが欠かせません。利用者様の生活に、活力や楽しみを与えることができる、大切な時間です。ただレクリエーションの企画や計画について学ぶだけでなく、高齢者とのコミュニケーションや身体の変化などについても学ぶことができます。テキスト、DVDを使って在宅で学べ、課題をクリアし、在宅による試験に合格すれば、晴れて資格を取得となります。

まとめ

介護職は、求人が多く、ライフワークバランスが望め、キャリアアップが可能など魅力がたくさんつまった魅力一杯な業界であるとの声が、現役の介護職員より聞かれました。
このキャリアアップのためにも、介護職未経験でも可能な「介護職員初任者研修」や「介護職員実務者研修」といった資格を取得し、働くことをおすすめします。
もちろんこれらの資格は、働きながらでも、可能なため、いずれ資格を取得することを目標とし、働き始めることもできます。

(*1)有効求人倍率⇒求職者1人に対して、求人が何件あるかを示す指標のこと。当記事で紹介しているものは、2021年9月の数値です。
厚生労働省「一般職業紹介状況」
(*2)福祉系の高校を卒業するコース、養成施設を卒業するコースなどいくつか、介護福祉士の国家試験受験資格を得られるルートが存在します。
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター






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