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5月

2022/05/02
小学校から仲のいい3人で大阪旅行をした。みんな大人になってしまった。去年会った時は来年には結婚したい!と言っていた1人がフリーになってしょぼくれていた。わたしは結婚考えてないと言っていた1人は相変わらず彼氏と仲良さそうだった。わたしはどうか。

2022/05/03
実家に帰って断捨離をした。捨てることは気持ちがいい。ダンボール7箱くらいは捨てた。
帰るたび母の老いスピードにドキドキしているが、家も年を取るんだな。剥がれた壁紙と14年過ごした部屋で思う。

2022/05/04
高校時代の友達の、わたしの知らないところで少しずつ変わっていくかんじが寂しくていつのまにか居なくなっちゃう気がして懐古して自分がキモい。

2022/05/06
やっぱり今日も有給にすればよかったな。
すっかり暑くなった。会社を辞めてフリーになる友達、雇用形態を変えて夢を追いかけてる友達。わたしもそろそろ動き出さなくてはいけないなと思っている。ほんとだよ。
ゴールデンウィークの楽しかった貯金を1日で使い果たしてしまった感じがする。私の中には溢れる言葉も思いもない、ただ成り行きのままに生きている。そういう瞬間がないとやっていけなくなってきている。2週間前に転んだ小学生みたいなカサブタが全然治らない。そういう年になってきている。

2022/05/07
中目黒行きの始発でいえに帰ってきた。顔が整いすぎたひとが眠っていた。こういうところでいつも何かのドラマが始まらないかなと期待してしまう癖、そろそろ直します。

2022/05/08
オタクに憧れるんだよね、と言う話を数々のオタクをしてきた友達にしたら、「あんたは自分のオタクじゃん。」と言われた。腑に落ちすぎて怖くなった。
自分のために時間を使って、自分のために生きてる。私は一生、何かのオタクにはなれない、自分のオタクでい続けるしかないのか。それも悪くないか。

2022/05/10
人生はモチベーション次第で思い通りになる、というビジネス書の広告を見ている。その通りかもしれない、ただ、自分のモチベーションをコントロールすることモチベーションすらない時はどうしたらいいのだ。
ニーズ喚起されたところでこちらは動けないのだ、そちらから歩めよってくるような、一つ目の扉を開けて見せてくれるような広告を望む。

2022/05/11
ほとんどの物事にはグラデーションがあって、頑張れる〜頑張れないのグラデーションや、好き〜嫌いにもグラデーションがあると思う。
それは言語化できない程度の時ももちろんある。ちょっと好き、だったり、今はまだ頑張れないから待って欲しい、だったり。
でも、白と黒の間のどちらともつかない色をしているときにも、
「それはどちらかっていうと黒?」
「俺から見たらお前は完全に白なんだから」
「わかったなら早く白にして」
っていう風に、どうしてもどちらかに括られてしまう場面がある。しかも多い。仕事や人間関係然り、そういうのにとてつもなく息苦しさを感じる。グラデーションの途中で自分の色がまだ見えてきていない時にも「どちらだ」と問いただされては、咄嗟に答えてしまった方にだんだん染まっていくような感覚になる。
仕事での進行の可否に関してなど、okか否か白黒言われるのはよく理解できるけれど、人の気持ちやモチベに関しては、もっと別のアプローチをする優しさを持った人間でありたい。
あは、こんなのは甘えだということもわかっているから愚痴ってもいいでしょ、

2022/05/12
タバコはやめていたけど、誘われて吸うタバコや飲み屋で抜け出して誰かと吸うタバコの時間が、やめられない。
学生時代から私はずっと、他人をモチベーティブできる、人を動かすことのできる人間になりたかったことを思い出した。物に落とし込む表現や作品以外で誰かに影響を与えることなど、いくらでも実践できたのに、全然忘れていた。言葉一つ瞬きひとつでその人をいい方向に変えちゃうような致命傷を与えることができたのに。そういった振る舞いになんのアンテナを向けることもなくここまでやってきてしまった。
インターン時代のメンターも、確実にモラハラに近かったけれど彼女の言葉が眼差しがものすごく刺さって私に変化を与えてくれた。こんな人と仕事をしたいと心底思ったけど、彼女は私がその会社の内定を寝る前に辞めてしまった。
今、タバコを吸いながら、一瞬で私を変えてしまえるこの人に、報いたい。
感受性を取り戻すスイッチをくれた。

2022/05/13
フィンランドのワーキングホリデー協定国追加がニュースになった。2年待った。
フィンランド語を勉強しようと思って語学交流のアプリを始めたけど、出会い系でしかなかった。マッチングしていないのに絡まれる感じがして不快だった。

2022/05/14
中目黒の夜風はものすごく気持ちがよかった。ずっとこの街にいたいな、という気持ちと、行ったことのないフィンランドへの想いがぶつかっていた。

2022/05/15
この間、歯科衛生士をしているマブが「最近の趣味は患者のカルテを見ること。」と言っていた。
会社にそういう裏の面白いポイントを見つける努力を、私もすべきだな。

2022/05/16
GホイホイにGが捕まっているのだが怖くて捕獲できない。

2022/05/17
感受性にブーストがかかっていた日。
0:00の携帯のディスプレイを見て怖くなった。

2022/05/18
18時以降食べないと痩せるらしい、と聞いたのでがんばろうと思ったが
この生活習慣では20時からご飯の予定が入ることもあり、絶対に無理だということを悟った、

2022/05/19
私には思いっきりわがままを言える相手がいるだろうか。

2022/05/20
朝まで飲んだ。喋りすぎた。これが嫌いでこれが好きだ。

2022/05/21
ものすごく独占したくなった、駄目だ、全然スマートに生きていけない。

2022/05/22
「シングル でいることは1人上手になるための時間だ。でも1人でいることが心地良すぎて、すてきな人との出会いを逃しているかもしれない」
映画のセリフがど刺さっちゃって落ち込んだ。

2022/05/23
エンタメを仕事にしたいとずっと思っているけど、自分がエンタメを美味しく食べるためには日常では別の畑にいる必要がある気がしてきて悶々としている

2022/05/24
自分に自信なんてないから、自分のスキルに自信を持つ、という上司の言葉が離れない。
責任があれば、頑張れるのかな。

2022/05/25
髪の毛をクレンジングしてもらって15センチ近く切ったら本当にフワフワ、別人の髪の毛を触っているみたい。羊のようなの母親の髪の毛を触った時みたいだった。やはり親子か。ところで、フワフワ、の文字の見た目のインパクトについて。フワフワ。

2022/05/26
久しぶりにモンスターを飲んだら鬱になった。信頼されたくて泣いた。ダサい。

2022/05/28
静岡おでんの最高の店を見つけた。生海苔の酢の物が美味しすぎて毎日食べたいレベルだった。
酒は何を飲むかではなく誰と飲むかである。

2022/05/29
念願だった文学フリマに行った。多くの人の創作意欲のひしめく中で、やられた。
人生の中で致命傷を負うような出来事や、誰も知らないびっくり体験などなくとも、誰にだってエンタメは作れると思いたい。道の真ん中だけを歩いてきたような人が作るものは面白くないと思いたい。
エンタメを美味しく味わうためにはエンタメの畑で生きてはいけない気がしていたけれど、多分それは違う。私の覚悟が足りないだけだ。自由律をここ4年ほど作りためているのに結局歌集を出してない。被写体3年目になって何かまとめた写真集には残せていない。フィンランドの記録文学を作りたくて、何も動いていない。
チャンスの神様には前髪しかない。チャンスは準備された心にしか宿らない。

2022/05/30
酔ってもいないのに渋谷のリンツカフェで真っ昼間から猥談をした。最高だ。最高の時間だった。

2022/05/31
面談が2件も入っていた。帰り道、渋谷が明るすぎて驚いた。疲労困憊だった。ホルモンバランスが死んでいる時期に頑張るべきじゃなかった。今日は寝落ちしないでちゃんとお風呂に入って寝る。それだけは最後に頑張る。
“初心“が鋭く刺さって血が出ている。
2weeksのコンタクトを何日使ったかわからないがコンタクトが乾涸びてずっと泣きそうだった。自分の不甲斐なさと悔しさでも。

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