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海外マンガRADIO 2024年3月第2週

2024年3月第2週は3月12日(火)に海外マンガRADIO第92回、3月14日(木)に海外マンガRADIO第93回を更新しました。2024年2月末~3月頭のトピックや記事を中心に取り上げています。


海外マンガRADIO第92回

海外マンガRADIO第92回
2024年3月12日(火)配信

◆身近な海外マンガニュース

「邦訳海外マンガの作り方#2」2024年3月5日(火)開催

◆取り上げたニュース

海外マンガ情報誌「モリマチ。」Web版 海外マンガTOPICS―2024年2月

2024年2月の注目トピック8つと、海外マンガの書評・レビュー6つ、さらにはイベント予定も紹介されています。2月の海外マンガの振り返りにぜひご覧ください。

2024年2月新刊邦訳海外マンガリスト

2024年2月には紙・電子含め、73点の海外マンガが刊行されました。1月が38点だったので倍近い邦訳海外マンガが刊行されたことになります。多いのはやはりアジアのマンガで、特に韓国のマンガが58点も刊行されています。海外マンガRADIOの中では、書肆喫茶moriの森﨑さんが特にオススメという作品をいくつか紹介しています。


海外マンガRADIO第93回

海外マンガRADIO第93回
2024年3月14日(木)配信

◆身近な海外マンガニュース

SHONEN『超級装備で無双して、異世界王に俺はなる!~OUTLAW PLAYERS~』第5巻(原正人訳、講談社、2024年3月8日発売)

◆取り上げたニュース

ボローニャ・ラガッツィ賞2024年受賞作品決定/BOLOGNARAGAZZI AWARDS - ALL THE 2024 WINNERS

ボローニャ・ラガッツィ賞は、1963年からイタリア・ボローニャで毎年開催されている、児童書を対象としたボローニャ・ブックフェアの賞。主要4部門は「フィクション」、「ノンフィクション」、「オペラプリマ(デビュー作)」、「マンガ」で、それとは別に、特に革新的な作品に「ニューホライズン賞」が授けられます。2024年は香港の作家Pen Soのマンガ『回憶見 (See You in Memories)』がニューホライズン賞を受賞しました。その他、「マンガ」部門で受賞した3作品も紹介しています。

マンガでわかる「病」の捉え方――「医療マンガ」の社会機能とマンガ表現の可能性4/16(火)開催

専修大学文学部教授で、一般社団法人日本グラフィック・メディスン協会代表、日本マンガ学会海外マンガ交流部会代表でもある中垣恒太郎さんの講演が、4月16日(火)19時から日比谷図書文化館で行われます。中垣さんはグラフィック・メディスンの代表作MKサーウィック『テイキング・ターンズ―― HIV/エイズケア371病棟の物語』(共訳、サウザンブックス社、2022年)の翻訳者でもあります。

一般社団法人日本グラフィック・メディスン協会編『日本の医療マンガ50年史 マンガの力で日本の医療をわかりやすくする』(SCICUS、2021年)

MK・サーウィック『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』(中垣恒太郎、濱田真紀訳、サウザンブックス社、2022年)

【海外マンガの本棚】第35回『テイキング・ターンズ』

クリエイターに過度な負担が…「韓国の縦読み漫画業界」で起きている「意外な現状」

「新文化」の「深掘り! 韓国漫画の世界」という連載でもおなじみの飯田一史さんによる、韓国ウェブトゥーン作家の労働事情に迫る記事です。

台湾の漫画作品、仏文学賞受賞 作者の游さん「世界に知らせたい」

日本でも評価の高い台湾のマンガ、游珮芸、周見信『台湾の少年』(全4巻、倉本知明訳、岩波書店、2022~2023年)が、フランスでギメ東洋美術館が主催する「エミール・ギメ アジア文学賞」の、新設されたグラフィックノベル部門を受賞しました。

第7回エミール・ギメ・アジア文学賞/Le 7e Prix Émile Guimet de littérature asiatique

【海外マンガの本棚】第1回『台湾の少年』


今回の海外マンガRADIOで取り上げなかった海外マンガ関連記事

北米

フランス

イタリア

韓国

日本

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00447.html


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