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マーケティングの変化【MUPカレッジ】  

みなさんこんにちは!
いつも記事を読んでいただきありがとうございます!

前回は「自分で考えても時間の無駄だった?」というテーマでフレームワークを使うことで思考が整理され結果効率のいい行動につながるということを説明しました。

今回は「マーケティングの変化」というテーマでアウトプットしていこうと思います!

皆さんはマーケティングと聞くとどのようなイメージを持ちますでしょうか?
私がマーケティングを勉強する前は、インテリ系の人がパソコンでデータをみながら分析しているみたいなイメージでした。

これはある意味イメージどおりでした。
実はマーケティングは心理学に深くつながりがあり、そして心理学は人々の統計に基づく学問だからです。

つまり、マーケティングとは統計学の一面もあるのです。

このnoteではマーケティングにかなり増えていく予定でして、その前にこれまでの歴史でどのようなマーケティングが行われてきたのかを振り返ってみようと思います。

みなさんが「ビジネスフレームワーク」と検索すると様々なビジネスフレームワークが出てくると思いますが、これらは昔のマーケティングから進化してきた物です。

つまり、その根本を知ることで、よりビジネスフレームワークの意味や使い方の理解が深まると思います。

それでは学習していきましょう!

自己紹介

私は大阪でフリーランスエンジニアとして主にホームページ制作をしています。未経験からこの業界に飛び込み2年ほどになります
noteではこれからフリーランスになりたい方に向けて行動の指針になればいいと思い知識や経験のアウトプットの場として情報を発信しています。

マーケティングの歴史

そもそも「マーケティングとは何か」について定義しておきたいのですが、実は明確な定義はなく著書や会社によって定義にはばらつきがあります。

ポイントとなるのは、「顧客のための企業活動」「売らなくても売れる仕組み」ということです。

マーケティングは顧客に価値を提供するための企業による様々な施策であり、それにより企業から売り込まなくても顧客が手に取ってくれる仕組みというイメージです。

1900年代のマーケティング

それではマーケティングはいつから意識され始めたのでしょうか。
まずはこの写真を見てください。

Wikipediaより

この乗り物を見たことはありますか?
おそらくアニメであったり古い時代をテーマにした洋画によく登場する乗り物です。

これはフォード・モデルT(Ford Model T)といいアメリカのフォード・モーター社が開発・製造した自動車です。

実はこの乗り物の誕生こそマーケティングの誕生と言われています。
今でこそ誰でも乗れるようになった自動車ですが昔は高級品の一つで庶民が手を出せる代物ではありませんでした。
(今でも高級車は庶民が手を出せまんが笑)

そんな自動車を庶民でも乗れるように安価に開発したのがフォード・モデルTでした。

それでフォード・モーター社がどのようにして販売したかというと、現代のようなベルトコンベア製造法で価格を下げ販売していました。

つまり、1900年代のマーケティングは「価格を下げる」という手法でした。

1960年代のマーケティング

1900年代のマーケティングでは「価格を下げる」がマーケティングの鉄則でした。

しかし覆る時が来ます。
それは確かに価格を下げれば数が売れていたのですが、その後のデータとして少し値段をあげても販売数に大きな変化がないことがわかりました。

そこでこの時代に提唱されたのが4Pというフレームワークです。
4P分析とは、マーケティング施策を考える際に使用するフレームワークの一つで、1960年にマーケティング学者のエドモンド・ジェローム・マッカーシーが提唱しました。

4Pとは、Product(製品・サービス)、Price(価格)、Place(販売場所・提供方法)、Promotion(販促活動)の頭文字を取ったものです。

フォード・モデルTが販売されていた時代は商品と価格、つまり2Pがマーケティングの主流でした。

そこにPlaceとPromotionという要素が追加されたわけです。

4P分析はビジネスフレームワークとして今でも使われる基本的なフレームワークなので詳しく見ておきましょう!

Product(製品・サービス)
Productはその名前の通りどうやって商品やサービスを提供するという分析項目で、どのような強みや魅力があるのかを分析します。
ブランド名、パッケージ、デザイン、保証なども含めて分析します。

Price(価格)
Priceではその製品・サービスによって顧客が得られる価値と、そのために支払う対価のバランスが適正かどうかを分析します。

Place(販売場所・提供方法)
Placeでは自社の商品やサービスによって価値提供の方法も様々ですので、商品の特性やターゲットに合わせた「流通」を分析します。

Promotion(販促活動)
Promotion(販促活動)自社の商品やサービスをターゲットに対してどのように伝えるかを分析します。SNS、広告、新聞など様々あります。

2Pから4Pへの時代の流れは、大量生産時代では商品と価格で差別化することが難しくなりどこで売るかであったりどうやって売るかということが重要になってきているということです。

そして有名なフレームワークの一つとしてSTP分析という物があります。
STP分析はフィリップ・コトラーが提唱したマーケティング戦略のフレームワークです。フィリップ・コトラーはアメリカの経済学者です。

STP分析はSegmentation(セグメンテーション)、Targeting(ターゲティング)、Positioning(ポジショニング)という3つの視点に分けて新規事業を展開していくうえで自社およびその製品の市場における立ち位置を明確化しておくフレームワークです。

このSTP分析も4P分析と同じ頃にでてきたビジネスフレームワークです。

2000年代のマーケティング

2000年代になると20代の方も大体どんな時代だったか覚えている方もいるのではないでしょうか。

この時代は物が溢れ、物の差別化から「印象の差別化」へと時代は変化します。
この時期に出てきたのが「3i(アイ)」というフレームワークです。

これは「i」で始まる3つのイニシャルをとったもので、
「image」「identity」「integrity」
の3つです。

「image」
ブランド・イメージとは、消費者の心をしっかりつかむこと

「identity」
ブランド・アイデンティティとは、ブランドを消費者のマインド内にポジショニングすること

「integrity」
ブランド・インテグリティとは、ユニークなポジショニングを差別化によって支え、ブランドの主張を実現すること

この3つを分析し、ブランドの「印象」で差別化を目指します。

2010年代のマーケティング

さあ、ここまできたら最近の話ですね笑
2010年代はそのようなマーケティングが行われていたのでしょう。

この時代はSNSが当たり前の時代となり、5Aというフレームワークが登場しました。

5Aはフィリップ・コトラー教授の著書「マーケティング4.0」において、SNS時代の消費行動プロセスとして登場したフレームワークです。

5Aは
「認知(Aware)」
「訴求(Appeal)」
「調査(Ask)」
「行動(Act)」
「推奨(Advocate)」
の頭文字をとったフレームワークで一番最後の推奨が重要になります。

その理由は、SNS時代では他人と情報をシェアする時代なので、その商品・サービスを利用したお客様自身が広告になる時代と言えるからです。
つまり、購入後のプロセスも考慮する時代というわけです。

2020年のマーケティング

ここからは本当に「今」という感じですが、フレームワークどうこうよりも結果を出している企業やインフルエンサーがどのような活動を行なっているかをみると見えてくる物があります。

皆さんも感じていると思いますが、今は個人の時代ですよね。
個人が企業以上に影響力を持ち、個人に企業がお金を払って広告をする時代です。
そんな中で顧客は個人を応援する時代ともいえ、個人が個人を応援する流れにあります。
クラウドファンディングが流行っているのも頷けます。

つまり、2020年以降のマーケティングは「個人の力」がテーマになりそうです。

今回はここまでです😊

最後に

今回は「マーケティングの変化」と言うことで昔から現在までのマーケティングの流れについてアウトプットしましたが理解できましたでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございました😊
私はこういったビジネスに関する情報やスキルをUR-Uで学んでいます。

UR-Uには他にも経営者に求められる思考やその実行方法などがUR-Uの講義は100本以上の動画でまとめられています。
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ここまで読んでいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!
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