「快適な日常の送り方」体と心を緩めて生きる

日々の生活をできるだけ快適に送ることはとても大切だ。いろいろなことが起こる人生、正直余裕のないときもたくさんあるけれど、せっかくの一度きりのMy Life、できる限り心身を縛らずに生きていきたいと思っている。今回は、私の日常を快適にしてくれているアイテムをカテゴリー別に紹介したい。

体を冷えから守るバスソルト

 昔から冷え性気味な私。それでも10代の頃は真冬でも足を出すようなファッションをあえて好んでいたが、それこそ冬はマイナス32度まで下がるカナダの地にいる今、そんなことも言っていられない。言うまでも無く、冷えは体の大敵だ。ラッキーなことに、今住んでいるホームステイ先には私専用のバスルームがあり、この機会にバスソルトデビューをしてみた。そしてこれが、驚くほど体が温まるのだ。良い香りがするお風呂でリラックスして、出た後は全身がポカポカになる、なんと一石二鳥なアイテムだろう。今回私がおすすめするバスソルトはこの2つ!


 爽やかなジンジャーとユーカリの香り漂う、冬におすすめなバスソルト。販売元のハウスオブローゼは、ナチュラル素材にこだわったコスメやスキンケア・ヘアケアプロダクトも販売しており、敏感肌な人や体の調子が優れない人にもおすすめ。店員さんも皆さんとても知識豊富で親切なので、自分のコンディションを相談しながらお買い物ができる私のお気に入りのお店!


 こちらはカナダで展開されているエッセンシャルオイル専門店Saje Natural Wellnessが販売するバスソルト。ラベンダー・オレンジ・カモミールのブレンドで、体が温まるだけでなく、不眠やストレスリリースにも効果的。体の痛みを緩和するオイルや、自分のニーズに応じて心身のバランスを整えるさまざまなロールオンタイプのオイルもあり、カナダにいる方におすすめ!

自分に合ったワークアウトで体を動かす

 継続的に体を動かすというのも、良い体調をキープする上で大切なことだと思う。頭痛・肩こり・生理痛・ストレス…。このような症状の対処法をググると、だいたい「日光にあたる」「栄養の取れた食事」「十分な睡眠」「適度な運動」と書かれている。最初の三つはどうにかなるが、適度な運動と言うのが私には一番ハードルが高かった。
 そこで始めたのがApple Watchのワークアウト。一日の消費カロリー・運動時間・立っている時間の目標を設定し、友達と競争したりメッセージを送り合えたりもできる優れもの。このApple Watchを手に入れたことにより、意識的に体を動かす時間が確実に増えた。何せ、Apple Watchはインドアな人にもとても優しいのだ。オンラインで友達とおしゃべりしながら部屋の中をグルグル歩き回れる「インドアウォーク」、音楽を聴きながらできる「階段昇降」、映画を見ながらできる「柔軟体操」。他にも、自由気ままにダンスをしたり、YouTubeの動画を聞きながらヨガをしたり、自分のライフスタイルに合ったワークアウトを楽しめるカテゴリーがたくさん設定されている。しかも友達とアクティビティーをシェアできたりするのでモチベーションも上がって楽しい。なんてヘルシーな遊びだろう。学校の体育が嫌いでも、外で体を動かすのが難しくても、自分のペースで楽しめるワークアウトは結構たくさんあった。最近私がよく参考にさせてもらっているヨガの動画はこちら!


 アクセシブルなヨガの動画はいくつか出されているので、自分の体力に一番マッチするものを見つけてトライするのもおすすめ!

ポジティブに生理と向き合う

 ここまで書いてきた、冷えから体を守り、補足長く体を動かすことを習慣化して一番変わったと思うのは、生理痛がすごく楽になったこと。生理のトピックはとても大切なことだが、どうしてもタブー視されがちなことも多い。ただ最近、YouTuber等のインフルエンサーが生理の話題をポップに取り上げ、当事者や周りの人への理解促進に大きく寄与してくださっている。最近の私のお気に入り動画はこちら!


 この動画を作ってくれたフォーエイトのチームのように、生理の話題がもっと話しやすくなればいいなと思う。そして、これまでタブー視されてきた分、「私はつらくても頑張って来たんだからあなたも頑張りなさい」という圧力に苦しんでいる人も多いかもしれない。その呪縛から早く皆が解き放たれて、痛みを我慢しない生理とポジティブに向き合えれば、もっと生活が快適になる人が増えるのではないか。

自己分析で苦手を知る

 少しメンタル面の話もしたい。人間関係が絶えない人生、生きている上で苦手な人、怖い人、どう対応していいかわからない人というのはいるだろう。本当は関わりたくないけど、そうはできないのが現実だったりもする。そんなとき、私は自分の性格を分析することで、自分は何が苦手かということを理解し、苦手な人に出会った時にただ翻弄されるのではなく、一歩引いたところから自分が苦手とするその人の性質と付き合うことが出来るようになった。私がシックリきた性格診断はこの2つ!


 エニアグラムもHSPもあくまで指標の1つだが、掘り下げると本当に奥深くて面白い。人間関係に悩んでいる時、感情を持て余すことが多い時、一度このような診断ツールを使って自分を客観的に分析してみるのもいいかもしれない。

元気の出る本をいくつかピックアップ

 昔、スターバックスでバイトしていた知り合いから「スタバはお客様のサードプレースになることを目指している」と聞いて、すごく素敵なコンセプトだと思った。家でも職場・学校でもない第三の居場所。どれだけ自分が安心できる居場所があるかで、日常の快適さは大きく変わってくると思う。私の夢は、来てくれた人が安心して休める場所を作ること。慌ただしい日々、刺激が多すぎる毎日、嫌なことからひととき離脱し、リフレッシュしてまた歩いていけるエネルギーを充電できる場所。そんな、私が理想としている場所を描いたシリーズものの小説をいくつか紹介したい。

小湊悠貴『ゆきうさぎのお品書き』全10巻。

おいしいは、幸せ。小料理屋が舞台のあったかほっこり物語。ある事情から、極端に食が細くなってしまった大学生の碧。とうとう貧血で倒れたところを、「ゆきうさぎ」という小料理屋を営む青年、大樹に助けられた。彼の作るおいしい料理に惹かれた碧は、バイトとして雇ってもらうことになり……?
集英社オレンジ文庫ホームページより

古内一絵『マカン・マラン』全4巻。

元エリートサラリーマンにして、今はド派手なドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。そこで提供される料理には、優しさが溶け込んでいて――。早期退職者候補になった、仕事一筋の40代キャリア女性へは「春のキャセロール」を。手料理を食べなくなった中学生男子には「金のお米パン」。仕事に夢を見られない、20代のライターには「世界で一番女王なサラダ」。そして、病を抱え、倒れてしまったシャールへ、彼女に助けられた人々が素材を持ち込み、想いを煮込めた「大晦日のアドベントスープ」。じんわりほっくり、心があたたかくなる至極の4作品を召し上がれ!
Amazon商品紹介ページより

成田名璃子『東京すみっこごはん』全5巻。

商店街の脇道に佇む古ぼけた一軒屋は、年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる“共同台所”だった。イジメに悩む女子高生、婚活に励むOL、人生を見失ったタイ人、妻への秘密を抱えたアラ還。ワケありの人々が巻き起こすドラマを通して明らかになる“すみっこごはん”の秘密とは!?美味しい家庭料理と人々の温かな交流が心をときほぐす連作小説!
Amazon商品紹介ページより

竹岡葉月『谷中びんづめカフェ竹善』現在4巻目。

谷中に住む女子大生の紬は、故郷の母親が送ってくる大量の野菜に困惑していた。思いあまって捨てようとしたところ、謎の英国人男性にとがめられ、彼の営む“びんづめ専門カフェ”に連行される。そこで紬は、野菜たちが保存食として生まれかわっていくのに感動し!? コミュ障女子大生紬と英国人セドリック、彼の義理の息子武流が織りなす、おいしい下町人情物語
集英社オレンジ文庫ホームページより

 食事は心身の調子を示す、とてもわかりやすいバロメーターだと思う。大学のある授業でYou are what you eatと聞いてすごく納得した。安心して美味しい食事を取る。そんな場所が日常の中に1つあればいいなと思う。

最後に私のお気に入りの一曲を

 どんなに楽しくて快適な日常を送っていても、やっぱり弱ったり元気がなかったりする時はある。そんな時、私がよく聞いているのはゆずのReason.メロディーもかっこいいし、とにかく歌詞がいい、難というか、心が救われる気がする。高校生の時にライブで聞いて以来、寄り添って背中を押してくれる大好きな一曲になった。


 できるだけ、体と心の力を抜いて穏やかに柔らかく生きる。これが私の「快適な日常の送り方」だと思う。私のお気に入りアイテムが、誰かがリフレッシュできる一要素になれば嬉しい。

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