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2020→2021 振り返りと抱負

あけましておめでとうございます。
年も明けたので、2020年の振り返りとともに今年もやっていきたいことを書いていきたいと思います!

デザインスクールに通った

ミームデザイン学校に通い始めました。1年間のカリキュラムで、週に1回授業があるスタイル。
グラフィックデザイン系のテーマがメインだが、単純な小手先の技術ではなく、デザインという視点や思考を扱う授業が多いので、何かをアウトプットするというより、その授業を通してどういう思考を発見するか、という学びのほうが大きい。

しかも、しっかり歴史的な流れから教えてくれることも多いので、新しい技術ばかりのデジタルの世界に身を置く立場としては、今までにない考え方を学べた。
未来を考え新しいものを創出するためには過去からも学ばなければならない、と身を持って感じた。

また、中垣信夫さんというレジェンド級(東京オリンピックがデザイナーとして2回目らしい)の方が代表をしており、ひとつひとつの言葉の深さがそんじゃそこらの経験値とはレベルが違いすぎて、これを聞けるだけで通っている意味があるなあ、と思っている。まさに”ミーム"という名に相応しい。

これは”重心を探る”という課題で写真を撮ってZINEにしたもの。
写真を撮るところから印刷、簡易製本まで自分でやったが楽しく作れたのでけっこう気に入っている。

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2月までは授業があるので、最後まで気を抜かずがんばりたい。

Designship 2020をオンライン開催

今年はブランドチームのリーダーに就任させていただき、ノベルティに軸足置きつつ、いろんなチームでの動きを見ていたりしました。
オンライン開催ということもあり、あらゆるものが去年とは違うやり方をしなければならない難易度高めな状況だったが、運営メンバーそれぞれの圧倒的当事者意識によって、どれもクオリティ高いものになったと思う。

ノベルティも郵送で手元に届けるということで、開けるところからワクワクしてほしい!という気持ちを込めて、ラッピングからもしっかりこだわりました。

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個人的には直前で発注したペーパータグを銀刷りにしたのが、ラッピングの演出に高級感を足していてとても気に入っている。

それ以外にも2020年用のCI作ったり、オープニングムービーもオンラインならではの手法でやったり、勢いで配信用のライブサイト作ったり、、、絶対に他にはないオンラインカンファレンスを作るぞ、という気持ちのもとにそれぞれが描く最高のクオリティに向かって(しっちゃかめっちゃかになりながらも)みんなで邁進していったと思う。

(↓詳しい舞台裏は、統括をしてくれたむとあつくんが記事にまとめてくれています)

当日も雑用したり、トークセッションの司会したりしてました
ステージを実際に見たときは感動したなあ。。。

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Designshipは様々なエネルギーの集合体で、毎年毎年新しい刺激や感動をもらっている
そして、2021年に向けて色々仕込んでいるので早くお披露目できるようにがんばろう。

デッサン教室に通い始めた

21_21 DESIGN SIGHTでやっていたマル秘展に行った影響でデッサンをやりたくなり、通い始めました。
一応デザイン系の学科は出ているけれど、ちゃんとデッサンを学んだことはなかったので、表現力というより観察力をつけることを目的として学んでいます。

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全然まだまだなので、2021年も引き続きやっていきたい。工業製品のデッサンをちゃんとやりたい。

ちなみに、同期に紹介してもらったデッサン教室に通っているんだけど、COVID-19の影響でオンラインにも対応してくれている。これが意外と分かりやすいし、場所に行く手間も省けるので、自分にはけっこうハマったスタイルだなと思った。

過去の事象にフォーカスした本を読んだ

歴史の授業で年表を覚えるのが大嫌いだったこともあり「歴史?ナニソレおいしいの?」という感じだったのに、ミームデザイン学校に通った影響もあり、しっかりと先人たちの知恵を学ぼうと思い、過去にフォーカスを当てた本を読み漁った。

良かった本を何冊か紹介

・配色の教科書

色の調和をテーマに科学者による研究的な切り口、芸術家による感性的な切り口の双方から説明されているので体系的に知ることができる1冊、しかも図や写真も多くて分かりやすいので何度も読み返したくなる。
よく見る色相環ってどうやって作られたの?っていうのを知りたいと思ったひとに薦めたい。

ふつうをつくる 暮らしのデザイナー 桑澤洋子の物語

桑沢デザイン研究所を設立した桑澤洋子の伝記、戦前戦後の日本のデザイン業界の一端を垣間見ることができる。女性の生き方としても強く惹かれるものがあり、ガツンと揺さぶられた1冊でした

サピエンス全史

人間ってなぜこんな生活しているんだろう?という疑問からサピエンスの誕生にまで遡っていた時期がありまして、サピエンスへの興味について周りに語ると基本的にはドン引きされるんですが(笑)、サピエンス全史はほんとに面白くて体系だった良い1冊なのでオススメ。
UXデザインって遡るとこういうとろこまでいくと思うんだよね。

人間ってどうして狩りじゃなくて農耕するようになったの?どうやって国家をつくったの?なぜ宗教は誕生したの?みたいなことって気になりません??
気になったそこのアナタ、サピエンス全史を読みましょう。

担当しているプロダクトがGoogle Play ベストオブ2020を受賞した

本業のほうも色々語れることはあるけれど、書くと長くなりそうなので大きなトピックスをひとつ。

あとはかなり個人的なことだと、リモートワークがメインになり健康に気を使い常温の水を飲むようになったり、3回沖縄に行ったり、あつ森にハマったり、虹プロにハマった影響で更にK-POPにハマったりしました。

2021年やりたいこと

2020年は良くも悪くも広いインプットや準備期間が長かった。でも、自分の軸みたいなものが見えてきたような気もする。
2021年は目的を持ってインプットしたりスキルをつけつつ、世の中にどんどん発信していく年にしていきたい。

・やりたいことをやりたいようにやってみる
・文字を書いて発信する癖をつける
・デザインリサーチのスキルを深めて仮説検証の質を上げる
・Designshipで仕込んでいるやつをどうにか世に出して成功させる
・イベントも登壇だけではなくトークセッションを回せるようになる
・引き続きデッサンは続ける
・資産運用などお金の勉強をする
・引っ越しする(リモートワークメイン二人暮らしが1LDKはキツイ)

2021年もどうぞよろしくお願いします!!

読んでいただきありがとうございます。Twitterは @tajima_kaho でやってます。