知って得するTableauテクニック#1_凡例の順序のみ並び替える
皆様こんにちは。
本日もカホエンタープライズのnoteをご覧いただきありがとうございます。
今回は「知って得するTableauテクニック」の第1回をお届けいたします!
「Tableauって何?」という方のために簡単にご説明すると、Tableauとは「ビジュアル分析プラットフォーム」と呼ばれる、データを可視化、分析するためのツールです。
あらゆるデータを簡単に可視化することで、数値の読み取りや集計作業にかかっていた手間を大きく削減し、ビジネスの効率化と意思決定のスピードアップ・正確化を実現します。
カホエンタープライズのnoteでは、これからTableauのテクニックに関する紹介記事を投稿していきますので、操作面でお困りの方はぜひチェックして下さい!
第1回目の今回は、グラフの凡例に関するTipsです。
Tableauで棒グラフを作った時に工夫を加えて、グラフを見やすくする方法をご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください!
Tableauの凡例について
Tableauで下記のような横棒グラフを作成したとします。
この時、グラフの右側に表示されるのが「凡例」と呼ばれ、グラフの内訳の項目を表示している部分になります。
このような横棒グラフですと、左から右に項目を見ていくことが多いかと思います。また、縦に並んだ凡例の項目は、上から順に追っていく人が多いのでは無いでしょうか。
(実際、人間の視線は左から右、上から下に向かって動きやすいと言われています。)
しかし、このグラフをよく見てみると、グラフ上の各項目は、左から順に「緑→赤→オレンジ→青」の順に並んでいますが、画面右側の凡例では、上から順に「青→オレンジ→赤→緑」となっています。人間の視線の動きとマッチしていないので、ちょっと見づらくなっていますよね。
そこで、グラフ内の表示順はそのままに、凡例の順序だけ並べ替える方法をご紹介します。
凡例の順序のみ並べ替える方法
対処法を紹介する前に、まずは、よくありがちな上手くいかない事例をご紹介します。
×失敗例
・グラフ右横の「マーク」欄から「年(オーダー日)」(色)を右クリック。
⇩
・「並び替え」のメニューから「昇順/降順」を切り替える。
こちらの手順で編集すると、横棒グラフだけでなく凡例の順序も全部入れ替わってしまいます。
今回は、グラフの中身はそのままに、凡例の順序のみを入れ替えたいところです。それでは、先程の失敗例のようにならないための手順をご紹介します。
◎成功例
・通常のシートで作業をせずに、ダッシュボード上にシートを配置します。
⇩
・凡例の横にある▼(その他のオプション)を右クリックします。
⇩
・「アイテムの配置」→「逆の順序」と選択していきます。
そうすると、凡例のみ順序が入れ替わりました!
これでイメージ通りの見やすいグラフにできました。
先ほどお伝えしたように、この操作はTableauのダッシュボード上のみで可能となります。シート上ではできませんので、ご注意頂ければと思います。
棒グラフを見やすくするひと手間として、ぜひ活用してみてください!
カホエンタープライズについて
当社はホームセンター「グッデイ」におけるDX化の経験をもとに、データ活用に関する実績及び様々な支援メニューを用意しております。
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