見出し画像

Googleの画像検索は、頼もしい最後の砦

 2年前に懲りたはずのマッチング•アプリに再び手を出した。前回は対象年齢を広くしたこともあって、投資勧誘目的の20代、30代の中国、韓国系の美人とのマッチングがあとを絶たなかった。そのため不快な思いをさせられる事も多かった。それに懲りて、今回は範囲をぐっと狭めてトライした。その分、なかなかマッチングしない。やっとマッチングと思ったら、いつの間にか在日中国人の女性ばかりになっていた。
 そんな中でも59歳バツイチ写真なしの女性とマッチングした。帰って来たメッセージの文章は、これまでとは違った雰囲気を醸し出していた。まさに「洗練された知性」を感じさせる文章だった。そのことを書き添えて「写真」を要求したら、早々に返信。さっそく写真をGoogleの画像検索にかけた。ヒットしなかった。つまり、オリジナルである。以前なら広告や何かのコピペである事が何度もあった。
 今回は、その後のメッセージのやり取りもこれまでに感じていた「物足りなさ」を感じない。それどころか、中国語を教えてもらう絶好のチャンスかも、と良からぬ発想に。
 日本の古典の和歌によく登場する「世の中」とは男女の恋愛を意味しているそうだ。また、新しい「世の中」と出会えるかも知れない。
 自分でも「懲りない奴」と反省しながらも、新たな一歩を踏み出してしまった。


創作活動が円滑になるように、取材費をサポートしていただければ、幸いです。