カゲロウノヨル

趣味で、バンド活動をしながら、小説も書いてます。

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    「俵屋宗達」を歴史小説に仕上げるまでの苦闘の日々をドキュメント!

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    52枚の人間スケッチ。男女の葛藤は、果てしなく続く旅路。 簡単に、どっちが悪くて、どっちが可哀想なんて、言えそうにない。 あなたは、幸せになれそうですか。

  • 能登

    能登の歴史の中から、思白いものを探して紹介します。

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固定された記事

ジャーナリスト、ジョン・ガンサー

 私は、55歳まで週刊誌の取材記者をしておりました。雇用形態は“契約取材記者”です。年間の…

298

Myお茶碗から紐解く、茶道の濃茶と落涙ストーリー

 浅田次郎先生の「蒼穹の昴」を読み返している。というのも本来、濃茶のお稽古が本格化して、…

十六代目、樂吉左衛門、篤人のお茶碗

 お点前もさることながら、お茶碗についても先生の言葉を借りれば、 「普段使いには、丁度い…

白居易の「酒に対する」に、お茶碗の銘にいいのがあった

 先日の李方子作のお茶碗には、お茶室に居合わせたみなさんに、幸せを少し分けていただきまし…

25

お点前には、叫びたいほど感動する時がある……

「変わった建水ですね」 「素敵ですよね。槍の鞘(さや)と言うんです」 「槍の鞘、ですか」 …

20

李方子作の井戸茶碗に陶淵明の詩から銘を付けた……お茶室のみんなが幸せになった

 前回の茶道のお稽古の時、 「私、李方子の井戸茶碗を持ってます」  と迂闊にも先生に話して…

30

陶淵明の漢詩・采菊東籬下と後水尾天皇の二条城御幸から見えるもの……

 中国の詩人、陶淵明の詩に「飲酒」という漢詩がある。その後編の詩に興味深い場面が冒頭に描…

26

女三人、茶の湯体験は、かまびすしい…

 最近、私よりちょっと年下の女性に、お茶会に行きましょうよ、と誘ってみた。前回のように先…

19

杜甫の「絶句」から、お茶杓の銘をとる

江碧鳥逾白 江碧にして 鳥いよいよ白く 山青花欲然 山青くして 花もえんと欲す 今春看又過…

24

お茶杓の銘は「古今無二路 達者共同道」の禅語から

 私の薄茶のお点前を見ていた先生から、 「カゲロウさん。濃茶のお点前をしましょうか」  と…

25

「茶道って、奥深いんですね」 いえいえ、泥沼です……

 連休後半の土曜日。銀座のお茶室は普段の土曜日の混雑が嘘のように、静まり返っていた。 「…

27

季語は「月草」、お茶杓の銘は「うつし心」で、どうでしょう

 いで人は ことのみぞよき 月草の     うつしこころは 色ことにして         …

24

お茶杓の銘と、お点前の清浄な空気感の話

 先日は、午前11時頃から銀座のお茶室で茶道のお稽古に行ってきました。裏千家では、お点前の…

23

月やあらぬ 春は昔の 春ならず わが身一つは……

 月に二度ある茶道のお稽古の日が近づいて来た。披露する次のお茶杓の銘のための一句を、通勤…

20

少女の所作に、不覚にも落涙

 茶人が剣豪に剣を習いに行った時の話しを以前、書いたことがある。剣豪は茶人が着ていた羽織…

28

和歌で楽しさ倍増、お茶室のお稽古

 茶道のお稽古でのこと。  この一年あまり、主人と客の問答の時のお茶杓の銘を、古今集の和…

24

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