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山口外郎探訪③ 山口外郎の元祖を引き継ぐ『御堀堂』


古くからある山口の外郎の味を受け継いでいるのが『御堀堂』。
山口の外郎の発祥は『福田屋』。跡取りが戦時中に亡くなったため店じまいをすることに。
職人として働いていた1代目が開業したのが『御堀堂』です。

今は3代目の娘さんの旦那様である田中真樹さんが4代目となっています。

定番の3種類の御堀堂の外郎

御堀堂の定番といえば、この3種類。
白外郎から始まり、黒外郎、抹茶外郎が代替わりごとに増えています。

御堀堂の黒外郎

他の外郎店では夏みかん味やよもぎ味なども出していますが、御堀堂は吟味を重ねて出したこの3種類です。

個人的には特に抹茶が好きで、コクが口の中に広がり、食べた後も抹茶の旨味が残ります。

山口駅前にある御堀堂本店
2月3日はチョコレート外郎

とはいえ、毎月3日には様々な試みをされていて、1月に訪れた時は2月3日はバレンタイン前なのでチョコレート外郎を出されるというボードがありました。

改良中のチョコレート外郎

食べた方の感想だと、チョコの香りや味がしつつ甘すぎず美味しかったとのことです。
商品化、ぜひしていただきたい!

3日の賞味期限の生外郎が食べ切りサイズですしオススメですが大きいサイズの真空パックもあります。真空パックでしたら、1週間ぐらいと長持ちします。

大きめサイズの御堀堂の外郎

余談ですが、3代目の米吉さんは現代彫刻家として活躍もされていました。

周南の御堀堂にある3代目の画


丸は外郎を作る時の釜で
四角は外郎

本社がある山口市から周南に飛び出したから
丸の中から四角が出て繁栄しますようにと想いが込められているそうです。

【過去の山口外郎に関する記事はこちらから💁‍♀️】

読んでいただき、ありがとうございます😊 ぶちうれしいです。山口の記事を引き続き書いていき、山口好きを増やしていきたいと思います✨