環境汚染から地球を救うかもしれない小さなヒーロー・イワムシとは?
「飼育し始めてすぐは結構警戒心が強くて、人の気配があるとすっと隠れたのですけど、慣れてくると構わずに出てきます。乾燥ワカメ、あげてみますか?」と見せてくださったのは、研究対象にしている生物・イワムシでした。
今回のかがやくサイエンスは、東邦大学理学部 生命圏環境科学科 環境分析化学研究室の齋藤 敦子先生をゲストにお迎えしました。齋藤先生は、干潟に住む細長い生物・イワムシを調べています。イワムシは、干潟の底に含まれる高濃度の環境汚染物質を取り込み、常識をくつがえす速さで分解も