犬笛吹いてお仲間に「発砲」してもらって溜飲が下がりましたか?

私のAmazonレビューを蹴られた日以来久しぶりに見たら、なぜか採用されていました。
Amazonはどうやら最終的に違反判定しなかったようです。

なぜ「通報しろ」と犬笛を吹くのにそのAmazonレビューやこのnoteのURLを貼らないのでしょう。

それでフォロワーに「発砲」してもらって気が済みましたか?

「過度な意見」ですか?
(根拠無き「誹謗中傷」ではないことはご理解いただけてるようでよかったです)

それで、私のnoteは、レビューは凍結されましたか?
実際に私の意見は的外れな誹謗中傷でしたか?
無根拠の人格攻撃でしたか?
「私、これだけ上手く書けるのよ」と言いたげな作者にそれ相応の妥当な作品の品質を求めるのは不当でしょうか?

若手でももう少し考証や設定をきちんとしてるのにそれ以下であることを指摘するのは不当なことですか?
ご自分の作品が品質が高いと自負されているのであれば、時間がない、ファンタジー、BLという言い訳でのあのやっつけ仕事が正当なんですか?

「誹謗中傷」ならともかく「意見」を封殺するのは言論統制の思想ではありませんか?
「発砲」は許されて個人の「意見」は許されないということになりますね。
「過度」の判断がこれで公平にできるものでしょうか。

「過度」で意見を封殺できるなら
「過度な時代考証無視」
「過度な読者軽視」
「過度に無責任な作品作り」
をしたご自身はいかがでしょうか。

十代の子供ならともかく、アラカン社会人経験者が漫画書く時だけは作品に無責任でも良い、と本気でお思いですか?

そのような「いい加減なやっつけ仕事の作品を『無茶をしてでも発信しなければならない、正当な理由』」とは何でしょうか?
アラカンでタイムリミットが迫ってるから?
タイムアップする前に「どんな自分になるのが『現実的に正当』である」とお考えですか?
無茶をしてでも世間に発信して『万が一の可能性にかけてもしかしたら大ヒットするかも、が正当』ですか?
『いい加減なやっつけ仕事の作品』が?
世間の目を舐めすぎていませんか?
そんなに簡単に世間の目を欺けるなら日本の漫画の全てが世界的大ヒット作品になってないとおかしくありませんか?
それとも鬼滅やキルビルも『いい加減なやっつけ仕事の作品』仲間でしょうか?

今まで大まかな指摘しかせず細かく書くつもりはありませんでしたが、
「人体デッサンも一見のぱっと見ほどには出来てない」
「他人のものからの寄せ集め」
「内面が伴った表情じゃなくて本当に『ガワ』だなぁと見えてしまう」
「私、これだけ上手く書けるのよと言いたげ」
の根拠を「一つだけ」挙げますね。
私の意見が根拠なき個人攻撃ではなく、これがもし自力で直せたら作品の質が上がるという証拠として。

「村の者なら出口がわかるだろう」の若様のコマです。
横顔と斜め顔の中間のカメラワークですが、これをやる人はあまり多くないです。
やってる人もいますがその場合、細部のデッサンも整合性があります。
例えばドラゴンボール1巻178ページの連載2話目の扉絵のブルマちゃんなど。
輪郭線と眼球とまつ毛、鼻筋、唇、口の中など人体デッサンをあの可愛らしい絵柄に落とし込みつつ整合性があり立体感まで感じさせます。

一方若様です。
鼻筋の向こう側の輪郭線、眼球、まつ毛の整合性がありません。
それでも無理にカゲを付けようとしてるので眼球が輪郭線と合わない、人間にはありえない形になりかかってます。
(なりかかってる、で済んでるのはその先をどうしたら良いかがわからなくて投げ出したからと見えます)
それと唇の向こう側と口の中をどう処理したら良いか分からないのか、ぱっと見口の中に白い塊をくわえているように見えます。

総合的な人体デッサンの把握が出来てません。
よその何かを参考にアレンジしたけど、参考元にない箇所はご自分の本来のデッサン力ではカバー出来なかった、と考えられます。
自力では書けない箇所を無理矢理書くより、書ける範囲内でストーリーやエピソードに沿った角度で書けば漫画のストーリー上は済むはずです。
漫画であれば。
「厳密にその角度でなければならない」必然性はありません。
なのになぜ書けもしないご自分で理解もしてない角度で書こうとしたのですか?

「私、これだけ上手く書けるのよと言いたい」からではありませんか?
その角度を書くと「上手いと思われそう」と思っていませんか?
元々書ける人が書くと鳥山明先生のようにその人の絵柄に落とし込みつつ整合性と立体感があります(カゲは最低限しか付けてませんが輪郭線だけで立体が書けてます)

「内面が伴った表情じゃなくて本当に『ガワ』だなぁと見えてしまう」のはその直前のバストショットからこの表情が流れ的に分断されてるからです。
また台詞にエクスクラメーションがないにも関わらず表情だけエクスクラメーション付きの表情(と集中線)にしています。
流れ的にここでこのように目を見開くのは不自然です。
感情が激していく過程が書かれていないからです。
ですから「(よそのどっかから持っにてきた)この表情を書いてやろう」という目論見が先にあってエピソードや台詞を強引にそちらに寄せたように見受けられます。

内面を追ったストーリーではこういった分断は起きません。
また(この角度における)若様の左右の目の焦点が合ってませんし、目の遠近も合ってません。
これも人外に見える原因の一つです。
これは斜め顔の輪郭だけ外部から持ってきたけど、目や開けた口の書き方はご自分で理解してないためと考えられます。
ですからこの斜め顔輪郭は本人のデッサン力から出たものではないと判断しました。

また第4話では急に若様「だけ」細かいまつ毛描写になってます。
これも第3話までと違う「どっかから持ってきた」書き方を導入したと考えられます。
第3話までは隈取様のまつ毛でしたから(もちろん隈取が悪いという話ではなく、絵柄がバラバラという話です)
本来ご自身の絵柄のデフォルメの幅の範囲内であれば第3話までにも細かいまつ毛描写が要所のみであっても存在したはずです。
第4話だけ急に書き方が変わっています。
あとアオリ顔フカン顔が急に増えてますね。
「こんな難しい角度も書ける私という自己主張」の方がストーリーの必然より優先されたわけです。

ですからストーリーが書きたい人の作品には見えません。
「人体デッサンも一見のぱっと見ほどには出来てない」
「他人のものからの寄せ集め」
「内面が伴った表情じゃなくて本当に『ガワ』だなぁと見えてしまう」
「私、これだけ上手く書けるのよと言いたげ」
と指摘したのはこのためです。
もちろん「村の者なら出口がわかるだろう」のコマだけではありませんが、とりあえず「一つだけ」と言いましたので。
第4話にも言及しましたがそれはこのコマと対比した補強材料と関連事項です。

いかがですか?
また犬笛を吹きますか?

私はあなたが創作することを否定しているのではありません。
ただ本人の「つもり」と現実がこれだけかけ離れてる様に見えますが、それで本当に大丈夫ですか?
読者の目を随分侮っている様ですがそれで読者を惹きつける漫画を書けますか?
と質問しているのです。

本当にストーリーが書きたいのですか?
ただ「絵が上手い!」と思って欲しいのですか?
「絵が上手い!」と思って欲しいのであれば他人の絵から持ってきたものと自分の画力の落差は放っておいて大丈夫ですか?

朝ドラ画もやられておられるようなので参考画像があれば書けることは間違いないのでしょうけど。
参考画像がないと明らかに書けない部分があり、本当には習得出来ていないリアルデッサンタイプのキャラを、無理にでも書くのはなぜなのか。
一人のキャラだけリアルデッサンタイプで気合い入れて書く書き方を不思議に思いましたけど。
(他のキャラとの落差が激しすぎるので)
もしかして、「私、その辺の絵師より書ける」の根拠が「リアルデッサンタイプの絵柄が書ける」ことだと思ってますか?

逆に言いましょうか。
「漫画デフォルメキャラしか書かない絵師を下に見てませんか?」
それだけ穴だらけのデッサン力でも「世界に打って出られる!」とお思いなのは「ご自分が(参考画像があれば)リアルデッサンタイプのキャラを書けるから」ではありませんか?

でも、鳥山明先生のブルマちゃんの斜め顔の例の通り、鳥山明先生はデフォルメ絵柄で細部まで、さりげないけどきっちり書いてます。
鳥山明先生の絵柄が可愛い漫画の絵柄だからあなたより画力が下、と思いますか?
リアルデッサンタイプの絵柄がそんなに偉いのでしょうか?

破綻したリアルデッサン風キャラだけで読者を惹きつけることができるとお思いですか?

本当にやりたいことって、それなんですか?

本当にやりたいことは、何ですか?
本当に叶えたい夢は何ですか?
その夢は今までのやり方で叶うと本気でお思いですか?
タイムリミットを気にするのなら今までのやり方はかえって不味いのでは?

どうぞ、お好きなだけ通報してください。
それが読者への誠意だと思えるのであれば。

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